- 製造業出身のデータサイエンティストがお送りする記事
- 今回はメモとして、Dockerでビルドキャッシュを削除する方法を残しておきます。
発生した事象
Dockerfileをbuildしていて、急に今まで問題なかったのにエラーが出たため、ストレージ容量を確認したらビルドキャッシュの容量が多く、削除したら問題が解決したのでメモとして残しておきます。
ストレージ容量の確認方法
下記コマンドで確認できます。
docker system df
実際に出力された結果は下記です。
Build Cacheが異常に大きいです。
TYPE TOTAL ACTIVE SIZE RECLAIMABLE
Images 2 2 5.142GB 0B (0%)
Containers 2 0 1.688MB 1.688MB (100%)
Local Volumes 0 0 0B 0B
Build Cache 88 0 21.07GB 21.07GB
ビルドキャッシュを削除する
下記コマンドで実行できます。
docker builder prune
その後、ストレージ容量を確認した結果は下記です。
Build Cacheが小さくなっております。
TYPE TOTAL ACTIVE SIZE RECLAIMABLE
Images 2 2 5.142GB 0B (0%)
Containers 2 0 1.688MB 1.688MB (100%)
Local Volumes 0 0 0B 0B
Build Cache 20 0 0B 0B
無事に解決して良かったです。
- 参考文献:docker builder prune