人工知能についてさまざまな分野で活用方法が検討されていますが、どんな分野でどういう風に活用されているのかイマイチよく理解していなかったため、人工知能の活用事例についてメモしておきたいと思います。
★[ガリバーインターナショナル]
(http://keieimatome.jp/tag/%E4%BA%BA%E5%B7%A5%E7%9F%A5%E8%83%BD/)
人工知能を活用した店舗解析プラットフォームである「ABEJA DASHBOARD」を活用して、販売比率を1割アップさせた事例。
来店者情報をディープラーニング技術でリアルタイム解析し、人間に理解しやすい情報に可視化することで、「ABEJA DASHBOARD」をアップさせたとのことでです。
販売店舗を保有している企業では有効活用できそうなので、ファッションとか家具などの産業にも活かせるかもしれません。
こちらも「ABEJA DASHBOARD」を利用してリテールアナリティクスを実施し、スーパーでの人工知能技術活用により売上が1.6倍となったそうです。
大阪・和歌山を中心に店舗展開を行うスーパーマーケットとのことですが、地方スーパーでの人工知能活用が今後加速していきそうな効果を上げています。
★タカノメ
ポイ捨て調査・分析を人工知能画像解析技術を用いて行うシステムが「タカノメ」です。
現状のゴミ状況をデータ化することで、清掃活動計画を立てたり、美化清掃活動範囲の決定など、さまざまな環境活動に役立てることができそうですね。
ゴミの分布状況をマップに可視化することで、清掃意識が高まる効果もありそうです。
ルンバの中に内蔵されているのが「AWARE(アウェア)」と呼ばれる人工知能です。
部屋の大きさや形状などをセンサーで認識して情報を収集し、即時に情報結果を掃除方法に反映されるようになっています。
「かしこく」「くまなく」「ていねいに」をテーマに掃除をしてくれるので、同じ場所は平均4回ほど掃除走行するようになっています。
人工知能を活用したバーチャルオペレータが「AmiAgent(アミエージェント)」です。
カーナビ・家電・ロボットなどさまざまな機器にカスタムして搭載でき、従来人間が行っていた、問い合わせ対応・プロモーション・ビッグデータ収集などに活用できます。
発話者の音声を認識する「音声認識エンジン(AmiVoice)」と音声合成エンジンを連携させて対話できるとのこと。
今後受付業務等が人工知能に置き換わっていきそうですね。
金融の分野でも「株取引のノウハウ」を人工知能に学習させ、初心者でも独自取引アルゴリズムを用いて株取引ができるサービス。
「Financial Innovation Business Conference」で大賞を獲得した実績を持ち、CPU+GPUのクラウドクラスタ上で動作するとのこと。
金融・投資分野の取引で人工知能が活躍する場がさらに拡大していくのかもしれません。
人間の行動から「機微」を理解して「オススメ情報」などを提供してくれる人工知能が「KIBIT(キビット)」です。
暗黙知を少ないデータから導き出し、マーケティング活動に活かすなど、実業務で有用なサービスを展開するとのこと。
マーケティングに特化した人工知能開発を得意としている企業が開発をしているため、あらゆる企業で活用可能性がありそうです。
【その他参考サイト】
◆理論抜きでザックリ「人工知能」を理解したい!「人工知能」で使われる理論とは?
◆[ベンチャーや中小企業にも大チャンスとなる「人工知能」ビジネス]
(https://www.programming-fun.net/article/article_19.html)
◆AIセレクション
◆人工知能 (AI) はどこまで進歩しているのか – 4つの知能レベルと実商品例 –
◆人工知能で人事の手間を軽減。「OfferBox」会いたい学生を自動検索するシステムを拡充