はじめに
こんにちは!高校生でプログラミング勉強中のCureSabaです。
最近phpで開発することが増えてきたので、お気に入りエディタのPhpStormを用いてリモートサーバー上のSFTPとSQLで開発できる開発環境のセットアップ手順を解説します。
前提
- PhpStorm(2023.3以降推奨)がインストールされている
- SFTPで接続可能なリモートLinuxサーバーが用意されている
- リモートサーバーにMySQLまたはMariaDBが稼働している
- サーバーのSFTP/SQL接続情報(ホスト名、ユーザー名、パスワード or SSH鍵)が分かる
1. SSHサーバーの登録
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PhpStormを起動し、対象プロジェクトを開きます。
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メニューバーから「ファイル」→「設定」→「ツール」→「SSH構成」を選択。
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「+」ボタンで新しいサーバー設定を追加
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以下の情報を入力します:
- HOST名: サーバーアドレス
- ポート: 通常は22(サーバー設定に従う)
- ユーザー名/認証タイプ: サーバーのユーザー名・パスワード、またはSSH鍵認証を設定
2. SFTPによるリモートファイル編集の設定
2-1. SFTPサーバーの追加
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PhpStormを起動し、対象プロジェクトを開きます。
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メニューバーから「ファイル」→「設定」→「ビルド、実行、デプロイ」→「デプロイ」を選択。
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「+」ボタンで新しいサーバー設定を追加、Typeは「SFTP」を選びます。
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以下の情報を入力します:
- 名前: 任意(例:remote-dev)
- SSH構成: 登録したSSHサーバー
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ルートパス:
/home/ユーザー名/public_html
など(構成選択後接続のテスト
を押すとフォルダマークから選択できるようになります) - サーバーURL: 公開されているサーバーのアドレス
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「接続のテスト」で接続確認し、「OK」で保存。
2-2. マッピング設定
- ローカルパス: 同期したいローカルディレクトリ
- デプロイパス: ルートパスからの相対ディレクトリ
- Webパス: サーバーURLからの相対パス
- 適用で保存
2-3. 自動同期設定
- 「ビルド、実行、デプロイ」→「デプロイ」→「オプション」を選択。
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変更されたファイルのデフォルトサーバーへの自動アップロード
を「常時」を有効にすると、ローカル編集時に自動でリモートへアップロードされます - 外部変更をスキップを入れるとサーバーで変更した変更が上書きされなくなります
- 適用で保存
3. リモートSQLデータベースへの接続
3-1. Databaseツールウィンドウの利用
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画面右側の「データーベース」タブをクリック(表示されていない場合は「表示」→「ツールウィンドウ」→「データーベース」)。
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「接続のテスト」で接続確認し、「OK」で保存。
3-2. SQLエディタの活用
- 接続ができると、PhpStorm内でSQLクエリの実行やテーブル閲覧、データの編集が可能です
- これにより、CLIへ移動せずに一元的に開発作業ができます
終わりに
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それでは、良いプログラミングライフを!