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PhpStormでリモートSFTP&SQL開発環境を構築する方法

Last updated at Posted at 2025-06-18

はじめに

こんにちは!高校生でプログラミング勉強中のCureSabaです。
最近phpで開発することが増えてきたので、お気に入りエディタのPhpStormを用いてリモートサーバー上のSFTPとSQLで開発できる開発環境のセットアップ手順を解説します。

前提

  • PhpStorm(2023.3以降推奨)がインストールされている
  • SFTPで接続可能なリモートLinuxサーバーが用意されている
  • リモートサーバーにMySQLまたはMariaDBが稼働している
  • サーバーのSFTP/SQL接続情報(ホスト名、ユーザー名、パスワード or SSH鍵)が分かる

1. SSHサーバーの登録

  1. PhpStormを起動し、対象プロジェクトを開きます。

  2. メニューバーから「ファイル」→「設定」→「ツール」→「SSH構成」を選択。

  3. 「+」ボタンで新しいサーバー設定を追加

  4. 以下の情報を入力します:

    • HOST名: サーバーアドレス
    • ポート: 通常は22(サーバー設定に従う)
    • ユーザー名/認証タイプ: サーバーのユーザー名・パスワード、またはSSH鍵認証を設定
  5. 「接続のテスト」で接続確認し、「適用」で保存。
    image.png

2. SFTPによるリモートファイル編集の設定

2-1. SFTPサーバーの追加

  1. PhpStormを起動し、対象プロジェクトを開きます。

  2. メニューバーから「ファイル」→「設定」→「ビルド、実行、デプロイ」→「デプロイ」を選択。

  3. 「+」ボタンで新しいサーバー設定を追加、Typeは「SFTP」を選びます。

  4. 以下の情報を入力します:

    • 名前: 任意(例:remote-dev)
    • SSH構成: 登録したSSHサーバー
    • ルートパス: /home/ユーザー名/public_html など(構成選択後接続のテストを押すとフォルダマークから選択できるようになります)
    • サーバーURL: 公開されているサーバーのアドレス
  5. 「接続のテスト」で接続確認し、「OK」で保存。

image.png

2-2. マッピング設定

  1. 「デプロイ」設定内の「マッピング」タブを開く
    image.png
  2. 下の情報を入力してください
  • ローカルパス: 同期したいローカルディレクトリ
  • デプロイパス: ルートパスからの相対ディレクトリ
  • Webパス: サーバーURLからの相対パス
  1. 適用で保存

2-3. 自動同期設定

  1. 「ビルド、実行、デプロイ」→「デプロイ」→「オプション」を選択。
  2. 変更されたファイルのデフォルトサーバーへの自動アップロードを「常時」を有効にすると、ローカル編集時に自動でリモートへアップロードされます
  3. 外部変更をスキップを入れるとサーバーで変更した変更が上書きされなくなります
  4. 適用で保存

image.png

3. リモートSQLデータベースへの接続

3-1. Databaseツールウィンドウの利用

  1. 画面右側の「データーベース」タブをクリック(表示されていない場合は「表示」→「ツールウィンドウ」→「データーベース」)。

  2. 「+」→「Data Source」→「MySQL」または「MariaDB」を選択。
    image.png

  3. 接続情報(Host, Port, Database, User, Password)を入力します。
    image.png

  4. SSHトンネル経由で接続する場合は「SSH/SSL」タブで設定したSSH情報を選択
    image.png

  5. 「接続のテスト」で接続確認し、「OK」で保存。

3-2. SQLエディタの活用

  • 接続ができると、PhpStorm内でSQLクエリの実行やテーブル閲覧、データの編集が可能です
  • これにより、CLIへ移動せずに一元的に開発作業ができます

終わりに

もし、この記事が役に立ったと思ったら、ぜひコメントやシェアをお願いします。また、質問や改善点などがあれば気軽にコメントしてください!

それでは、良いプログラミングライフを!

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