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【kintone】JavaScript不要!入力フォームにツールチップを表示してUI/UXを改善する方法

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Last updated at Posted at 2026-07-22

はじめに

kintoneでアプリを構築・運用する際、ユーザーへの「入力ルール」の周知は重要な課題です。
「この項目は全角で入力してほしい」「入力例を示したい」といった場合、標準機能だけではUIデザインに限界があり、結果としてデータの表記揺れや入力ミスが発生しやすくなります。

本記事では、JavaScriptによるカスタマイズ(コーディング)を行わずに、kintoneの入力画面をスッキリさせつつ、適切な入力補助(ツールチップ)を実装する方法をご紹介します。

kintone標準機能における課題

kintone標準で入力ルールをユーザーに伝える方法として、以下のようなアプローチがあります。

  1. フィールドの「説明」に記載する
    フィールド下部に常時テキストが表示されるため、項目が多いと縦に長い画面になってしまい、視認性・操作性が低下します。
  2. 「ラベル」フィールドを配置する
    フォーム内に注意事項をテキストで配置できますが、こちらも画面を占有してしまう原因になります。
  3. 外部マニュアルを用意する
    入力時にわざわざ別タブや別資料でマニュアルを確認するユーザーは少なく、形骸化しやすいという問題があります。

解決策:KINPURAの「フィールドTipsプラグイン」

これらの課題をノーコードで解決できるのが、無料で提供されている「KINPURA フィールドTipsプラグイン」です。

このプラグインを導入することで、フィールドにマウスオーバーした時にだけ詳細な説明文(Tips)をポップアップ表示させることが可能になります。

導入のメリット

  1. 画面のUIをシンプルに保つ
    常時表示される説明文を隠せるため、入力フォーム全体がスッキリし、ユーザーが直感的に操作しやすい美しいインターフェースを維持できます。
    画面のUIをシンプルに保つ

  2. 入力ミス・手戻りの削減
    「ハイフンなしで入力」「〇〇の場合はこちらを選択」といった入力直前のタイミングでピンポイントにルールを提示できるため、入力ミスやデータの差し戻しが激減します。

  3. ノーコードで簡単設定
    JavaScriptやCSSのコーディング知識は一切不要です。プラグインの設定画面から、対象フィールドと表示させたいテキストを指定するだけで完結します。
    ノーコードで簡単設定

活用アイデア(ユースケース)

実際にどのようなシーンで活用できるか、いくつか例を挙げます。

1. 顧客管理アプリ(フォーマットの指定)

  • 対象フィールド: 電話番号
  • Tipsテキスト例: ハイフンなしの半角数字で入力してください。(例:09012345678)

2. 交通費精算アプリ(詳細入力の促進)

  • 対象フィールド: 訪問先
  • Tipsテキスト例: 訪問先の企業名だけでなく、支店名や担当部署まで詳細に入力してください。

3. 日報アプリ(記載内容のガイド)

  • 対象フィールド: 所感
  • Tipsテキスト例: 今日の業務で気付いた課題と、明日の改善案をセットで記入しましょう。

4. 社内稟議アプリ(添付ファイルの漏れ防止)

  • 対象フィールド: 添付ファイル
  • Tipsテキスト例: 見積書だけでなく、比較検討した他社の相見積もりも必ず添付してください。

まとめ

kintoneアプリを社内に定着させるには、「どれだけ迷わずに直感的に入力できるか(UI/UX)」が非常に重要です。
JavaScriptのカスタマイズなしで、手軽に入力補助を実装できる「フィールドTipsプラグイン」は、データクレンジングの手間を省き、管理者・ユーザー双方の負担を軽減する有効な手段と言えます。

kintoneの入力画面のUI改善を検討されている方は、ぜひ試してみてください。


参考リンク

(※本記事は、note記事を元に、kintone管理者およびエンジニア向けの技術・ノウハウ共有として構成したものです。)

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