はじめに
インターン先でAIを使ったプロジェクトが行われた。
メンバーは自分+23卒3人の計4人。期間内に成果を上げる必要がある一方で、社会人としてチームで仕事をする経験が全員乏しい現状がある。その為、全員が計画性をかなり意識する必要があった。
その中で、上長から「『リーンスタートアップ』の考え方おすすめするよ」というアドバイスをもらった。
本記事では、「リーンスタートアップとは何か」「仕事で具体的にどう取り入れるべきか」を考える。
思考の順番
1.リーンスタートアップとは
1.1 概要
1.2 構造
2.仕事で具体的にどう取り入れるべきか
2.1 リーンスタートアップの考えが出ていない過去の経験を洗い出してみる
2.2 改善するとしたら具体的にどう改善するか
3.まとめ
リーンスタートアップとは
ネットで拾った記事を参考に、概要を把握していく
概要
・「リーンスタートアップ」とは、できるだけ少ない費用や手順で最低限の製品を作り、顧客の反応を繰り返し確認することで方向性を定め、ビジネスを無駄なく回していくマネジメント手法のこと
・プロジェクトが始まると同時に、「製品・サービス」と「顧客・ユーザー」の両方からアプローチする。「顧客のニーズを考え、それをもとに製品を作り上げる」。この繰り返しでより本質的にニーズにマッチした製品を作り上げることができ、売り上げを立てることができる。
めっちゃわかりやすい資料見つけた(リーンスタートアップの基本的な考え方)
【参考資料】
リーンスタートアップ説明資料
https://www.slideshare.net/leanstartupjp/ss-8602991?next_slideshow=2
構造
・リーンスタートアップは、「仮説構築」「計測・実験」「学習」「再構築」の4つのステップに分けられる。
▼ステップ1:仮説構築
アイデア(仮説)をもって、以下の仮説・企画を作成する
1.製品・サービスの企画
2.顧客のニーズ(何を望むのか)の仮説
2つのポイントをもとに、コストと時間を最小限にして開発を進める
▼ステップ2:計測・実験
仮説構築をもとに作成された製品に対し、以下の項目から反応を見極める。
※この時点で全力で製品を作る必要はない
1.どんな人が自社の見込み客となるのか
2.その見込み客はどんな問題を抱えているのか
▼ステップ3:学習
計測・実験のデータをもとに、よりよいプロダクトやビジネスモデルの改善策を考える。
▼ステップ4:再構築
改善策をもとに、プロダクト・サービスの変更を行う
👆書いてて思ったが、要するにビジネス版PDCAサイクルの事だな。
👆あとサイクルを効率的に回すということは、大体80%を目指すことが重要だと思う(パレートの法則)
【まとめ_リーンスタートアップとは】
・リーンスタートアップとは、『顧客のニーズに沿った製品・サービスを作る』ことを目的に、
「仮説⇒開発⇒検証⇒改善」を効率的に繰り返すビジネス版PDCAサイクルの事を言う
・サイクルを回す中で意識する事は、「リスクの最小化」「リソースの最適化」である。その為、各フェーズで完璧を求める必要はなく、おおよそ80%くらいの完成度で回すべきである(パレートの法則)
仕事で具体的にどう取り入れるべきか
リーンスタートアップの概要は理解した。次に改善するための具体的な行動策を、「AIプロジェクトにおける現状の自分」を理解しながら改善していく
リーンスタートアップの考えが出ていない過去の経験を洗い出してみる
このタイトルを設置してなんだが、正直特にないと思う笑
というのも、このAIプロジェクトが本格的に始まってからまだ1週間しか経っていない背景があり、「出来ていないから直そう!」と考えるほど壊滅的にできていない部分は無いと判断したからだ。
あと「顧客のニーズを考える」という点では、過去に記事にした「オブジェクト指向設計」を意識していた為、『顧客のニーズに沿った製品・サービスを作る』という考えをもとに活動することはできていた。
となると、考えるべきは「これからどうするか」である。
改善するとしたら具体的にどう改善するか
ここでは今後AIプロジェクトを進めるにあたり、どういう思考を持って取り組むべきかを考える
1.意識の共有
まず取り組むべきなのは、全体で共通認識を持たせる努力である。
「オブジェクト指向設計ができていたから改善点は特にない」と前述したが、チームで取り組む以上、全体が同じ認識を持っていなければ効果的にプロジェクトは進まない。
その為、「このプロジェクトにおけるゴール」「顧客はだれか」「なんのニーズを持たせるべきか」を確認し、内容をどこかしらに記載していつでも読み返せる状態にするのが大切だ
2.日々の進捗管理を怠らない
前提として、AIプロジェクトのメンバー全員がAIに関する知見が乏しいため、計画を立てても実現性が見えない部分もある。その為進捗状況の管理を日々行い、「大目標に対する手段は効率的か」を都度確認する。
【まとめ_仕事で具体的にどう取り入れるべきか】
・顧客に対する意識はあったものの、意識の共有や方向修正の共有といった、「チーム全体が同じ方向に向かう」努力を怠っていたので、「このプロジェクトにおけるゴール」「顧客はだれか」「なんのニーズを持たせるべきか」「その上で誰が何を担当するか」などの必須項目をどこかに記載する必要があると考えた。
まとめ
▼リーンスタートアップとは
・リーンスタートアップとは、『顧客のニーズに沿った製品・サービスを作る』ことを目的に、
「仮説⇒開発⇒検証⇒改善」を効率的に繰り返すビジネス版PDCAサイクルの事を言う
・サイクルを回す中で意識する事は、「リスクの最小化」「リソースの最適化」である。その為、各フェーズで完璧を求める必要はなく、おおよそ80%くらいの完成度で回すべきである(パレートの法則)
▼仕事で具体的にどう取り入れるべきか
・顧客に対する意識はあったものの、意識の共有や方向修正の共有といった、「チーム全体が同じ方向に向かう」努力を怠っていたので、「このプロジェクトにおけるゴール」「顧客はだれか」「なんのニーズを持たせるべきか」「その上で誰が何を担当するか」などの必須項目をどこかに記載する必要があると考えた。
終わりに
意識すべきことは、「共通認識の共有をしながら、PDCAサイクルをパレートの法則に従って効率的に回す」事なので、来週の仕事ではこれを基に活動しよう