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【初心者向け】生成AIの出力をスプレッドシートに直接貼り付ける!TSV形式の基本と使い方

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目次

  1. はじめに
  2. TSV形式とは
  3. TSV形式の具体例
  4. CSV形式との違い
  5. TSV形式が使われる場面
  6. 生成AIでTSV形式を出力する方法
  7. TSV形式を扱う際の注意点
  8. まとめ

はじめに

生成AIに表形式のデータを出力させて、ExcelやGoogleスプレッドシートにそのまま貼り付けたいと思ったことはありませんか。実は、そんなときに便利な形式としてTSV形式があります。CSV形式は知っていても、TSV形式については初めて聞いたという方も多いかもしれません。私自身も最近まで知らず、調べてみて「こんな便利なものがあったのか」と感じました。この記事では、TSV形式の基本から実際の使い方まで、備忘録として残しておきます。

TSV形式とは

TSV形式(Tab-Separated Values)は、データをタブ文字で区切って表現するテキスト形式のことです。「タブ区切り形式」とも呼ばれます。

表形式のデータを保存したり、アプリケーション間でデータをやり取りしたりする際に使われます。ExcelやGoogleスプレッドシートなどの表計算ソフトは、TSV形式のテキストを貼り付けると、自動的にセルに分割して表示してくれます。

タブ文字とは

キーボードのTabキーを押したときに入力される特殊な空白文字のことです。見た目は普通の空白と変わりませんが、コンピュータ上では別の文字として扱われます。

TSV形式の具体例

実際のTSV形式のデータを見てみます。以下は、商品リストのデータをTSV形式で表現した例です。

商品名	価格	在庫数
りんご	150	100
バナナ	200	50
オレンジ	180	80

この例では、各項目がタブ文字で区切られています。見た目では分かりにくいですが、「商品名」と「価格」の間、「価格」と「在庫数」の間にはタブ文字が入っています。

このテキストをコピーしてExcelやGoogleスプレッドシートに貼り付けると、次のように自動的に表として認識されます。

商品名 価格 在庫数
りんご 150 100
バナナ 200 50
オレンジ 180 80

CSV形式との違い

TSV形式とよく比較されるのがCSV形式(Comma-Separated Values)です。どちらも表形式のデータを扱う点では同じですが、区切り文字が異なります。

形式 区切り文字 メリット 注意点
CSV カンマ(,) 広く普及している データにカンマが含まれると処理が複雑
TSV タブ文字 データにタブが含まれることは少ない 見た目で区切りが分かりにくい

【具体例での比較】

同じデータをCSV形式とTSV形式で表現してみます。

CSV形式の場合

商品名,価格,タグ
りんご,150,"fruit,seasonal,popular"
バナナ,200,"fruit,tropical,sale"

この例では、「タグ」の項目に「fruit,seasonal,popular」というカンマを含む文字列があります。CSV形式では、このような場合にダブルクォーテーション(")で囲む必要があり、処理が複雑になります。

TSV形式の場合

商品名	価格	タグ
りんご	150	fruit,seasonal,popular
バナナ	200	fruit,tropical,sale

TSV形式では、データ内にカンマがあってもタブ文字で区切られているため、そのまま扱えます。データの中でカンマを使うことは多くても、タブ文字を含めることは少ないため、TSV形式の方が扱いやすいケースもあります。

TSV形式が使われる場面

TSV形式は、以下のような場面でよく使われます。

  • 生成AIの出力形式として - ChatGPTやClaudeなどにデータをTSV形式で出力してもらい、Excelやスプレッドシートに直接貼り付ける
  • データのエクスポート・インポート - データベースや分析ツールからデータを取り出したり、読み込んだりする際の中間形式として
  • プログラミングでのデータ処理 - Pythonなどのプログラミング言語でデータを扱う際の形式として
  • 大量データの受け渡し - システム間でデータをやり取りする際、シンプルで扱いやすい形式として

特に、生成AIを使ったデータ作成では、TSV形式がとても便利です。例えば、「〇〇についてのデータをTSV形式で10件作成してください」と指示すれば、そのままスプレッドシートに貼り付けられる形で出力してもらえます。

生成AIでTSV形式を出力する方法

生成AIにTSV形式でデータを出力してもらう際の具体的な指示方法を紹介します。

【基本的な指示の例】

以下の内容をTSV形式で出力してください。
- 日本の都道府県名
- 県庁所在地
- 人口(概数)
10件程度でお願いします。

このように指示すると、生成AIは以下のような形式で出力してくれます。

都道府県名	県庁所在地	人口
東京都	東京	約1400万人
神奈川県	横浜	約920万人
大阪府	大阪	約880万人

【より具体的な指示の例】

以下の条件でプロジェクトタスク一覧をTSV形式で作成してください。
- タスク名
- 担当者
- 期限
- ステータス(未着手/進行中/完了)

## 情報
ここに情報を記載

このように条件を詳しく指定することで、より実用的なデータを作成してもらえます。出力されたデータをコピーして、そのままスプレッドシートに貼り付ければ、すぐに表として使えます。

TSV形式を指定する理由

「TSV形式で」と明示的に指示することで、生成AIはタブ区切りで出力してくれます。「表形式で」とだけ指示すると、Markdown形式の表で出力されることもあるため、「TSV形式」と具体的に指定するのがおすすめです。

TSV形式を扱う際の注意点

TSV形式は便利ですが、いくつか注意すべきポイントがあります。

【タブ文字の可視化】

通常のテキストエディタでは、タブ文字と連続した空白文字の区別がつきにくいことがあります。データが正しくTSV形式になっているか確認したい場合は、タブ文字を可視化できるエディタ(Visual Studio Codeなど)を使用すると便利です。

Visual Studio Codeの設定方法について、以下の記事に詳しい手順が掲載されています。

【データ内にタブや改行が含まれる場合】

データの中にタブ文字や改行が含まれていると、正しく区切られなくなります。そのような場合は、以下の対応が考えられます。

  • タブ文字を空白に置き換える
  • 改行を削除するか、別の記号に置き換える
  • CSV形式に切り替えて、ダブルクォーテーションで囲む

まとめ

TSV形式は、タブ文字でデータを区切るシンプルな形式で、生成AIの出力をスプレッドシートに貼り付ける際などに便利です。CSV形式と似ていますが、データ内にカンマが含まれていても扱いやすいという利点があります。

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