目次
はじめに
気づいたらGmailの容量がいっぱいで、大切なメールが受信できなくなった経験はありませんか。特にプロモーションメールやSNS通知は、放置するとどんどん溜まっていきます。今回紹介する検索式を使えば、こうした不要なメールを効率的に見つけて削除できます。Gmail初心者の方でも簡単に使える便利な機能なので、ぜひ覚えていってください。
Gmail検索演算子とは
検索演算子(特定の条件で絞り込むための命令文)は、Gmailで効率的にメールを探すための機能です。普通に検索窓にキーワードを入れるだけでなく、「未読のメールだけ」「添付ファイルがあるメールだけ」といった条件を指定できます。
この機能を使うと、何千通もあるメールの中から、欲しい情報をピンポイントで見つけられます。今回紹介する検索式も、この検索演算子を組み合わせたものです。
今回の検索式の意味
(category:promotions OR category:social) older_than:6m
この検索式を日本語に訳すと、「プロモーションカテゴリまたはソーシャルカテゴリに分類されている、6ヶ月以上前のメール」という意味になります。
つまり、半年以上前の広告メールやSNS通知メールをまとめて検索できる式です。こうした種類のメールは読まずに溜まりがちなので、定期的に削除すると容量の節約になります。
各パーツの詳しい説明
検索式を構成する要素を1つずつ見ていきます。
【category:promotions】
category(メールの分類先を指定する演算子)は、Gmailが自動的に振り分けたカテゴリを指定する機能です。promotionsは「プロモーション」タブに分類されるメール、つまり広告やセールスのメールを指します。
通販サイトからのセール情報や、サービスの宣伝メールなどがここに含まれます。
【category:social】
socialは「ソーシャル」タブに分類されるメールです。FacebookやTwitter(現X)などのSNSからの通知、友達リクエスト、いいね通知などが該当します。
リアルタイムで確認が必要な通知以外は、古いものから削除しても問題ないことが多いです。
【OR】
OR(どちらか一方の条件を満たせば良いという指定)は、複数の条件のうち、どれか1つでも当てはまればOKという意味です。今回の場合は「プロモーションカテゴリ」か「ソーシャルカテゴリ」のどちらかに該当すれば検索結果に表示されます。
ORは必ず大文字で書く必要があります。小文字の「or」だと、普通の検索キーワードとして扱われてしまいます。
【older_than:6m】
older_than(指定した期間より古いメールを検索する演算子)は、特定の日数や月数より前のメールを探す機能です。6mの「m」は「months(月)」の略で、6ヶ月前より古いメールという意味になります。
他にもd(日)、y(年)が使えます。例えばolder_than:1yなら1年以上前、older_than:30dなら30日以上前のメールを検索できます。
【かっこの役割】
(category:promotions OR category:social)のかっこは、OR条件をまとめる役割があります。このかっこがないと、検索式の意味が変わってしまいます。
かっこで囲むことで、「プロモーションまたはソーシャルのメールで、かつ6ヶ月以上前のもの」という条件を正確に指定できます。
実際の使い方
この検索式を使って、実際にメールを削除する手順を紹介します。
- Gmailの検索窓に
(category:promotions OR category:social) older_than:6mをコピー&ペーストします - 検索結果が表示されたら、左上のチェックボックスをクリックします
- 「この検索条件に一致するすべてのスレッドを選択」という青いリンクが表示されるのでクリックします
- 削除アイコン(ゴミ箱マーク)をクリックすると、該当するメールをまとめて削除できます
削除したメールは「ゴミ箱」に30日間保管されます。誤って削除した場合でも、この期間内なら復元できるので安心です。
Gmail検索演算子を使った削除方法について、参考になる記事がありますので紹介します。
応用的な検索パターン
基本の検索式を覚えたら、条件を変えてカスタマイズできます。いくつか便利なパターンを紹介します。
【期間を変更する】
半年ではなく、1年以上前のメールを対象にしたい場合は、以下のように変更します。
(category:promotions OR category:social) older_than:1y
逆に、もっと短い期間で区切りたい場合はolder_than:3m(3ヶ月)やolder_than:1m(1ヶ月)といった指定も可能です。
【特定のカテゴリだけを対象にする】
プロモーションメールだけを削除したい場合は、ORを使わずシンプルに書けます。
category:promotions older_than:6m
ソーシャルメールだけなら、以下のようになります。
category:social older_than:6m
【サイズの大きいメールを探す】
容量を圧迫している大きなメールを見つけたい場合は、size(メールのサイズを指定する演算子)を追加できます。
(category:promotions OR category:social) older_than:6m size:5MB
この例では、5MB以上のサイズがある古いメールを検索できます。添付ファイル付きのプロモーションメールなどが該当します。
【未読メールに限定する】
読んでいない古いメールだけを対象にしたい場合は、is:unread(未読メールを検索する演算子)を追加します。
(category:promotions OR category:social) older_than:6m is:unread
半年以上未読のまま放置されているメールは、今後も読まない可能性が高いので、削除の候補になります。
【特定の送信者を除外する】
大切なプロモーションメールは残しておきたい場合、-(条件の一致するメールを除外する演算子)を使って特定の送信者を除外できます。
(category:promotions OR category:social) older_than:6m -from:important@example.com
この例では、important@example.comから送られたメールは検索結果から除外されます。複数の送信者を除外したい場合は、-from:送信者A -from:送信者Bのように繋げて指定できます。
【添付ファイル付きメールを対象にする】
has:attachment(添付ファイルがあるメールを検索する演算子)を使うと、ファイルが添付されている古いメールだけを探せます。
(category:promotions OR category:social) older_than:1y has:attachment
プロモーションメールに添付されたPDFカタログや、SNS通知に含まれる画像ファイルなど、容量を圧迫しがちな添付ファイル付きメールを効率的に削除できます。
【スター付きメールを除外する】
重要なメールにスターを付けている場合、-is:starred(スター付きメールを除外する演算子)を使って削除対象から外せます。
(category:promotions OR category:social) older_than:1y -is:starred
スターを付けたセール情報やSNS通知は残したまま、それ以外の古いメールだけを削除できます。
【特定のキーワードを含むメールを除外する】
領収書や請求書など、特定の言葉を含むメールは削除したくない場合があります。
(category:promotions OR category:social) older_than:1y -subject:領収書 -subject:請求書
この例では、件名に「領収書」や「請求書」が含まれるメールは検索結果から除外されます。税務申告などで必要になる可能性があるメールを誤って削除するリスクを減らせます。
【既読メールだけを対象にする】
未読メールは後で確認する可能性があるため残しておきたい場合、-is:unread(未読メールを除外する演算子)を使います。
(category:promotions OR category:social) older_than:1y -is:unread
一度目を通した古いメールだけが削除対象になるので、より安全に整理できます。
まとめ
Gmail検索演算子を使えば、大量のメールの中から削除すべきものを効率的に見つけられます。定期的にこの検索式を実行して、Gmailの容量を快適に保っていきたいですね。