はじめに
本記事はAZ-104: Microsoft Azure Administratorの合格体験記です。
前提条件
Azureの何らかのプロジェクトに関わってきた方。
インフラ全般の知識がある方。(エンジニア同士の会話についていけるぐらい)←抽象的ですみません。
本記事の対象の方(本記事が刺さるかもしれない方)
・受験費以外の出費を抑えたい方。
・勉強そのものにあまり自信が無い方。
所要日数
2週間ほど
平日:5~6時間
休日:0~0.5時間
実質はほぼ10営業日ですかね・・
私は土日はお酒で現実逃避をしたいため、平日は是が非でも上記時間を確保しました。
土日もしっかり勉強ができる方であれば、平日の勉強時間は少なくても良いかもしれません。
試験結果
840 / 1000点で合格しました。
合格ラインは700 / 1000点です。
一発合格です。
筆者について
VMware Horizon、Windows Virtual Desktop、Citrix CloudなどのVDI製品、そのほかAzureのIaaS周りの設計構築を経験してきたインフラエンジニアです。
前職ではなぜかクラウドから隔絶され、1年半ほどブランクがある状況です。。
上述の通り、1年半Azureはおろかクラウドそのものから断絶されてしまったので、学び直しという意味合いで受験をすることに・・
因みに高校時代の成績は常に学年ワースト10位以内でした。
前提条件などと書いていますが、そんなものはあって無いようなものなのかもしれない。
主な勉強方法
主に以下の2つの教材を使って勉強しました。それぞれ解説したいと思います。
Microsoft Learn
まずはこちら。
Microsoft社公式の学習コンテンツです。上記リンクのラーニングパスをひたすら読み込みました。
それも音読で。
音読には目で情報を読み取るインプットの作業と、声に出して文章を読むアウトプットが加わります。
自身、黙読の何倍も知識の定着を実感しているので、是非試してみていただければなと思います。
また、各章には知識チェックという問題があります。ここではただ回答を覚えるだけでなく、なぜそのような回答になるのか?を回答と解説をセットで覚えることを意識してました。
問題の解説を見て、理解が足りていないと感じれば、対象のページに戻って、また音読というサイクルを繰り返してました。
Microsoft Learnの問題数は少ないです。
問題演習は各章の最後(または途中)の知識チェックだけです。
なので、テキストを読み込んで、その中で自分で問題を作って、それを回答する。みたいなこともやってました。
例えばサイト間VPNの構築手順を順番に言え!など。
参考書の問題集を解く
どうしても紙ベースでも勉強したかったのと、問題集を解かないと合格は見込めないので、以下の書籍を購入しました。
書籍名:合格対策Microsoft認定試験AZ-104:Microsoft Azure Administratorテキスト&演習問題
※Amazonアソシエイトは使ってません。
■上記書籍の目次
第1章:Microsoft Azure認定試験及び認定資格の概要
第2章:Azureアイデンティティおよびガバナンスの管理
第3章:ストレージの実装と管理
第4章:Azureのコンピューティング リソースのデプロイと管理
第5章:仮想ネットワークの構成と管理
第6章:Azureリソースの監視とバックアップ
第7章:模擬試験
■勉強方法
まずはテキストをサラッと1週読み、各章の章末問題、模擬試験をひたすら解いてました。
全問正解できるまで・・・
問題数が少ないとレビューがありましたが、模擬試験以外にも各章に章末問題が用意されているので、それなりに問題数はあるかなと思いました。※完全に個人の感想です。
ここで言う全問正解とは、問題に対する回答と、なぜその回答が成り立つのか?までを正確に回答できることを指します。
あとはMicrosoft Learnと同様にテキスト読み込んで、勝手に自分で問題作って、それを回答してました。
まとめ
まず、音読の効果すさまじいですね・・・笑
自分でもビックリするぐらいの定着率でした。
是非やってみてください。無料なので。
音読以外にもテキスト読み込んで、そこから自分で問題作って、それを回答する営みもかなり効果的だったのかなと。
本質的な理解がこれにより深まったので、初見の問題や、ケーススタディにも問題なく対応できました。
今後について
Azure Solutions Architect Expertの取得が出来たらなと思っています。
Azure Virtual Desktopの案件獲得にも力を入れる様な感じがする(気配だけ)のでAzure Virtual Desktop Specialty(AZ-140)の取得をしようか、迷っていますが、何らかの資格は取得したいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。