はじめに
mltermは、多言語対応した仮装端末です。SIXELやDRCSの対応もしていること、日本語が化けないことから愛用しています。
Rictyは有名なプログラマー用フォントです
mltermではコンフィグファイルを用いて様々な設定を記述するため、Terminal.appやiTerm2といったターミナルと比べると多少わかりづらいところがあります。
(GUIなmlconfigというツールもあるのですが筆者の環境では現在なぜか動かない為ファイルを編集します。)
その為軽く手順をまとめておきます。
環境前提
- OS: macOS
- 端末: mlterm
- パッケージマネージャー: homebrew
目次
Rictyのインストール
こちらの記事を参考に、Homebrew経由でインストールします。
# formulaレポジトリをtap
brew tap sanemat/font
# rictyをインストールします
# powerlineフォントも入れたかったので、オプションを追加しました。
brew install ricty --with-powerline --with-patch-in-place
# Fontファイルをコピーしてパソコンに認識させる(あまり理解していないおまじない状態)
cp -f /usr/local/opt/ricty/share/fonts/Ricty*.ttf ~/Library/Fonts/
fc-cache -vf
これでインストールが完了しました。FontBookを開くと確認できると思います。
[!picture here]
Mltermに認識してもらう
~/.mlterm/font
をいじります。
DEFAULT = RictyDiscord-Regular
自分は、可読性をあげたRicty Discord
の方を使いたかったのでこう指定しましたが、素のRictyを使いたければ
DEFAULT = Ricty-Regular
でいけると思います。
この後mltermを再起動するとRictyが使われているはずです!やったね!!
あとがき
ちなみにこれ以外のfont関連の設定ファイルもあるのですが、自分はあまり違いをわかっていません。
とりあえず上記のようにfont
をいじることで適応できていますが、より良い方法があるかもしれないので詳しい方、コメントください...
[2019-05-23 12:30]