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個人的によく使う(ベタな)bash alias

Last updated at Posted at 2018-12-05

今すぐalias登録すべきワンライナー by ゆめみ① Advent Calendar 2018の3日目の記事です。
前回は@YutoMizutaniさんの今すぐaliasを登録しておくべきGitワンライナーでした。
(かぶった部分があることを先にお詫びしておきます...)


「ワンライナー」と言えるほどライナーライナーしてないのですが、簡単だけどもよく使う(ベタともいう)エイリアスを書いておこうかと思います。
物によっては便利かもしれない。

前提

  • OS: macOS
  • shell: bash
  • 基本的になんでもCLIで行いたい人間です

超基本的なカスタム

色づけなど

if [ "Darwin" = 'Darwin' ]; then
    alias ls='ls -G'
else
    eval `dircolors ~/.colorrc`
    alias ls='ls --color=auto'
fi
alias la='ls -a'
alias ll='ls -l'
alias tree='tree -C'

ls

  • lsコマンドは、物によって色づけのオプションが異なる
  • 自分の環境ではこの分け方で十分だが、もっと変えようがあると思う。
  • なおこれはコピペしてきた思い出がある。
  • 用途: lsに色づけしたい

la

  • ls -aもよく使いますよね。
  • 用途: .*ファイルも見たい時

ll

  • ls -lもよくt(ry
  • 用途: lsで詳細が見たい時

tree

  • 用途: treeコマンドの出力に色づけする

git関連

git関連は最もよく使うコマンドの一つだと思います。
そこで、ベタですがいくつか載せておきます

alias gs='git status' # `git status`の確認 
alias gd='git diff' # `git diff`の確認
alias gc='git commit' # commitする
alias gca='git commit --amend' # 前のコミットの編集
alias glo='git log --oneline' # コミットログを各一行で読む
alias mkpr='hub pull-request' # PRを書く
alias prs='ghi | grep ↑' # 現在のレポジトリのPR取得

少しだけ解説

mkpr

  • hub pull-requestでPRをかけるのでそのショートカット
  • 用途: CLIからPRを送る

hubコマンドは、githubを使うにあたって便利なコマンド群を提供します。
調べると色々出てくると思います。Githubユーザーには強くおすすめ。
公式: github/hub

prs

  • ghiコマンドでissue&PRの一覧が取得できるため、そこからPRのみを抽出
  • ghiではPRにはの記号が付いていることからそれのみをgrepしている
  • 用途: PRの一覧を見る

ghiコマンドはGithubのissue周りの管理をするコマンドです。
これもまた便利。githubユーザーには強くおすすめ。
公式: stephencelis/ghi

utilityツール群

その他諸々なツール群

alias init='[ ! -d ".git" ] && { git init; git flow init; hub create; } || echo "aleady initialized"' # プロジェクト作成時に行う一連の作業
alias bashrc='source ~/.bashrc' # bashrc再読み込み
alias bash_profile='source ~/.bash_profile' # bash_profile再読み込み
alias back='cd $OLDPWD' # 一つ前のディレクトリにback

init

新たなプロジェクトを作成するときに、自分が使っている一連の作業を詰め込んだものです。

[ ! -d ".git" ] \
  : # `.git`ディレクトリが存在していなければ \
  && { git init; git flow init; hub create; } \ : # `git`を初期化してgit-flowも初期化、githubにレポジトリを作成する
  : # `.git`ディレクトリが存在していれば \
  || echo "aleady initialized" # 初期化済みだよと出力して終了
  • git init: おなじみgitの初期化
  • git-flow: 開発手法の一つであるgit-flowをサポートする拡張コマンド
  • hub create: hubコマンドの機能の一つで、githubに現在のレポジトリを作成します。

git-flowも調べれば出てきますが、割とおすすめな開発手法です。
自分は、その拡張であるgit-flow-avhを使っています。

CLIツール公式: nvie/gitflow
CLIツールavh版公式: petervanderdoes/gitflow-avh

bashrc

名前のまま、です。

  • 用途: bashrc書き直した時など

bash_profile

名前のままです。

  • 用途: bash_profileに書かれてる処理がたまに実行されていない時など

back

現在いるディレクトリの一つ前のディレクトリに移動します。

$ pwd # 元のディレクトリ
/Users/me/dotfiles/vim
$ cd ~/Desktop/hoge # 他のディレクトリに移動
$ pwd
/Users/me/Desktop/hoge
$ back # 一つ前にいたディレクトリへ移動
$ pwd
/Users/me/dotfiles/vim
  • $OLDPWDには、一つ前のpwdが保存されている(man bashを探ると書いてあります)
  • cd -でも同様の動作はできる
  • cd -ではない理由: cd -だとパスが出力され、個人的に邪魔だったから。

おまけ

正直あまり使ってない(or実用的ではない)けど面白いのがいくつかあるのでおまけで載せておきます

Macに関わる設定

mac以外では通用しない設定たちです。

alias airport='/System/Library/PrivateFrameworks/Apple80211.framework/Versions/Current/Resources/airport'
alias wport='networksetup -setairportpower' # usage: wport <device> <on/off>
alias wifi='networksetup -setairportnetwork' # usage: wifi <device> <SSID> <password>
alias siri='open /Applications/Siri.app'

airport

  • airportユーティリティへのショートカット
  • このコマンドはデフォルトで存在しているがパスは通っていない
  • ネットワーク周りの設定をするコマンドだったと思う(きちんと使えていないため紹介のみ)

wport

  • 同じくネットワーク系コマンドのnetworksetupのラッパーです。
  • 正直あまりわからない。
  • 各デバイス(wifiやbluetoothなど)をオンオフします。

wifi

  • 同じくnetworksetupのラッパー
  • wifiアクセスポイントに接続を試みます
  • GUIで接続した方が楽(パスワードを求められないため)のであまり使っていない

siri

  • 文字通りsiriを起動する
  • ちょっともっさりする

個人的utility群

全員の役には立たないけど自分が使っている諸々

alias drp='cd ~/Dropbox && ls'
alias dotdrop='$HOME/dotfiles/dotdrop.sh' 
alias jnethack='cocot -t UTF-8 -p cp932 -- ~/nethackdir/jnethack'

drp

  • ドロップボックス内に移動します

dotdrop

  • dotfile管理ツールのdotdrop用エイリアス

jnethack

* ローグライクゲーム"nethack"の日本語バッチ版の起動用エイリアス
* ちょっとややこしいのでエイリアス化した

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