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ルーター・スイッチ・アクセスポイントの違い、 CCNAを勉強するまで正直わかってなかった話

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Last updated at Posted at 2026-03-26

CCNAの勉強を始めるまで、ルーターとスイッチの違いを
ちゃんと説明できなかったんですよね。

「どちらもネットワーク機器でしょ」くらいの認識で、
実際に触ったこともなかったので余計に混乱してました。

この記事では、3つの機器の役割と関係性を
自分が理解できた順番で書いていきます。

最初に整理:3つの機器の一言まとめ

機器 一言で言うと 動作するOSI層
スイッチ 同じネットワーク内の交通整理 L2(データリンク層)
ルーター 異なるネットワーク間の道案内 L3(ネットワーク層)
アクセスポイント Wi-Fiの電波を飛ばす中継器 L1〜L2

この表、最初に見たときは「ふーん」くらいだったんですが、
実際の構成図と照らし合わせてやっと腑に落ちました。


スイッチってどんな機器?

スイッチは同じネットワーク内の機器同士をつなぐための機器です。

仕組み

スイッチは各ポートに接続された機器の
MACアドレスを学習して管理しています。
データが届いたとき、宛先MACアドレスを確認して
「どのポートに転送すればいいか」を判断しています。

PC-A ──┐
PC-B ──┤ スイッチ ── PC-C
PC-D ──┘

PC-AからPC-Cにデータを送るとき、
スイッチはPC-CのMACアドレスを確認して
そのポートだけに転送してくれます。
他のポートには流しません(ユニキャストといいます)。

ここで詰まりました

最初、スイッチって「ただのタコ足配線」だと思ってたんですよ。
でも実際は宛先を見て転送先を選んでいる、
けっこう賢い機器でした。

MACアドレステーブルの概念を理解してから
スッキリしたので、そこを先に調べるのがおすすめです。


ルーターってどんな機器?

ルーターは異なるネットワーク間をつなぐ機器です。
スイッチとここが一番大きな違いです。

仕組み

ルーターはIPアドレスを見てデータの転送先を判断します。
スイッチがMACアドレスで判断するのに対して、
ルーターはIPアドレスで判断するイメージですね。

[ネットワークA: 192.168.1.0/24]    [ネットワークB: 192.168.2.0/24]
PC-A (192.168.1.10) ── ルーター ── PC-C (192.168.2.10)
PC-B (192.168.1.20)                PC-D (192.168.2.20)

PC-A(192.168.1.10)からPC-C(192.168.2.10)に
データを送るとき、ルーターが間に入って
「こっちのネットワークに転送する」と判断してくれます。

スイッチだけでは異なるネットワーク間の通信はできません。
これ、最初に知ったときけっこう驚きました。

ルーティングテーブルを実際に見てみると

ルーターは「どのネットワーク宛のパケットを
どのインターフェースから出すか」を
ルーティングテーブルで管理しています。

# show ip route で確認できる例
C    192.168.1.0/24 is directly connected, GigabitEthernet0/0
C    192.168.2.0/24 is directly connected, GigabitEthernet0/1
S    0.0.0.0/0 [1/0] via 203.0.113.1

C は直接接続、S はスタティックルートです。
CCNA試験でもよく出てくるので覚えておいて損はないです。


アクセスポイントってどんな機器?

アクセスポイント(AP)はWi-Fiの電波を飛ばす機器です。
有線LANと無線LANの橋渡しをしてくれます。

構成イメージ

インターネット
     │
  ルーター(有線)
     │
  スイッチ(有線)
     │
アクセスポイント
  /  \
PC   スマホ(Wi-Fi接続)

アクセスポイント自体はルーティングもスイッチングもしません。
あくまで「無線⇔有線の変換」が主な役割です。

家庭用のWi-Fiルーターとの違い

ここ、最初すごく混乱したんですよね。

家庭でよく使う「Wi-Fiルーター」って、
実は3つの機能が1台に入ってるんです。

  • ルーター機能(インターネット接続)
  • スイッチ機能(有線ポートの接続)
  • アクセスポイント機能(Wi-Fi電波)

企業ネットワークではそれぞれを別の機器で
構成することが多いので、CCNAの勉強では
ごっちゃにしないように注意が必要です。


3つの関係性をまとめると

インターネット
     │
  ルーター          ← 異なるネットワーク間の通信
     │
  スイッチ          ← 同一ネットワーク内の通信
  ├── PC-A
  ├── PC-B
  └── アクセスポイント ← Wi-Fi機器の接続
        ├── スマホ
        └── タブレット
  • スイッチ → MACアドレス → 同一ネットワーク
  • ルーター → IPアドレス → 異なるネットワーク
  • AP → 無線⇔有線の変換

この3行が頭に入ってから、ネットワーク構成図を
見たときの理解速度がぜんぜん変わりました。


おわりに

異業種からCCNAの勉強を始めて、
最初に「これどう違うの?」となったのがこの3つでした。

ちなみに僕はこの3つの違いを理解するのに、1週間かかりました。
もっと早く図で整理すれば
よかったなと今は思ってます。

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