#概要
大学で被験者実験を行うことになり,募集用HPを作成したときの記録です.
大学が管理しているサーバーに,私の指導教員が研究室HPを置いており,
そのサーバーにアカウントを作成してもらえたので,そのサーバー上で募集用HPを作成しました.
同じような境遇だったりする人の参考になればと思います.
#サーバーへ接続 ~ コンテナ立て
docker-composeに関しては,こちらのサイトを大いに参考に(丸パクリ)させていただきましたので,詳細はこちらでご確認いただければと思います.
簡単便利!DockerでWordPressの開発環境を作ろう。方法&メリット紹介 - Workship MAGAZINE
以下に一応ざっくりとした流れを書いておきます.また上記リンクがリンク切れになった場合は,ymlファイル等の中身もここに載せようと思います.
作成してもらったアカウントでssh接続し,
/var/www/html/wp へ移動.(ディレクトリはなかったので作りました)
ディレクトリ wp の中に,
・ wp-content (ディレクトリ)
・ .env
・ docker-compose.yml
を作成.
ディレクトリ wp で,
docker-compose up -d
を実行してコンテナ立て完了です.
※注意
自分はwp-contentというファイルで失敗して,ファイルの削除権限がなかったので,wp-content2というフォルダを新しく作成してwordpressを立ち上げました.しかし,wordpressのアドインがうまく作動しなかったので,'wp-content'というフォルダ名はオリジナルのものに変えない方がいいです.
#サーバー内コンテナに接続 ~ Wordpressホームページ作成
上記URLのサイトにあったように,ローカル環境であれば,
http://localhost:3001
に接続すれば,ブラウザでWordpressのインストール画面が確認できると思います.
ですが,今回はローカル環境ではありませんので,localhostの部分を現在接続しているサーバーのIPアドレスに変更してください.それで接続できると思います.
(接続できない場合,アクセスが許可されてない可能性がありますので,サーバー管理者に聞いてみてください.これに関しては後述します.)
あとは,wordpressで自由にホームページを編集してください
#ホームページ公開
さて,ホームページの公開ですが,自分がwordpressを編集しているURLである,
http://<IPアドレス>:<ポート番号>/
にアクセスすれば,外部からもHPを閲覧できますが,ホームページの共有する際にIPアドレスを教えることになります.ので,ドメインを取得してサーバーのIPをAレコードとして登録すれば,
http://<取得ドメイン>:<ポート番号>/
にブラウザでアクセスすることで,同様の結果が得られます.
※ 外部ネットワークから接続できない場合は,そのポート番号からの外部アクセスをサーバー管理者がシャットアウトしている可能性があります.(私の場合はそうでした.)サーバー管理者に聞いてみてください.
※ SSL通信したい場合は,サーバー側で現在使用しているポートでのSSL通信を許可する必要があるらしいです.これに関しては試せていないです.
参考になるかもしれない記事
SSL接続(HTTPS)をやろうとしてはまっている人はiptablesを確認しよう
#最後に
上記の流れで,無事HP公開に至りました.
サーバーメンテとかでdockerが落ちると,wordpressの再インストールとかから始めなければいけない可能性があるので,バックアップはしっかり取っておいてくださいね.
(私のは,フォルダ名がwp-content2なので,バックアッププラグインがうまく機能せず,ローカル環境に全く同じサイトを複製して,何かあったらコードエディタ部分をコピペするようにしてます.)
他にも紆余曲折あった気がするので,思い出したら更新します.