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仕様書を追うな、変化を追え。今だからこそ伝えたい、私がQAエンジニアをずっと「たのしい」と思える理由

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Last updated at Posted at 2026-05-26
  1. はじめに
    あなたの「QAエンジニア」のイメージ、古くないですか?

いまだにQA=テストな非QAエンジニアの人は多い。
「QAって、仕様書通りにポチポチテストしてバグを見つけるだけの、ルーチンワークでしょ?」と思っている人きっとまだまだたくさんいる。
組織によってはまだそちらが多数派かもしれない。

悪いけれど、プロダクトとドキュメントチェックの仕事は減っていくと自分は思ってる。
もしくはAIの成果物の責任を取らされることがメインの仕事になる。
テストはAIでもできるようになる。なってきてる。

けれど自動化しようとするほど、AIで出力されたテスト項目書や仕様のドキュメントを見るほどに元の範囲や問いが間違うと必要な観点がすっぽ抜けるのをみている。何のためにテストしているのか?その自動化で何を守ろうとして、何に私たちは安心しているのだろうか?

最近私がやっているQAは、さまざまな範囲のユーザー体験の低下との戦いであり、鳥肌が立つほどクリエイティブな「総合格闘技」だ。

2.仕様書はただの過去のログに過ぎない
プロダクトも組織も、作った瞬間に古い仕様書は「過去の遺物」になる。そこに書かれている文字の整合性だけを追っていても、本当の品質は守れない。

と最近感じる。SaaSはずっと変化し続けている生き物だから。なんならプロダクトもだけどセットで提供されるサービスも品質だろうと思う。

本当にみるべきなのは、「仕様書(外面に掲げた理念や期待値)」と「実装(実際の現場の動きやユーザー体験)」の間に生まれる致命的なズレ(歪み)。もしくはプロジェクトそのものの微かな変化、その違和感に誰よりも早く気づき、アラートを鳴らせるのがQAの本当の価値じゃないかと最近思う。

3.「変化を追え」品質とは、人と組織のUXそのものじゃないか?
プロダクトが成長すればユーザーの心理も変わる。組織が大きくなれば人と人の関係性の問題やすれ違いも増える。時代が進めば普通の品質や望む姿や当たり前も変わっていく。

品質とは「不具合の数」ではなく、いま、そこにいる人間が快適にパフォーマンスを発揮できているか(UX/QoL)という生きた指標ではないかなと思う。

ルールが古くなって周りが不便さに麻痺している時、ツールやプロセスを「橋渡し」してワークフローを改善する。
この「変化の波を乗りこなして全体最適化する瞬間」が、おそろしく楽しい。

4.あとちょっとで年収1000万円くらいのQAエンジニアが今を「楽しい」と言い切れる理由

こんなことを書くと、『思想が浮いている』『ぶっ飛んでいる』と賛否両論あるかもしれない。けれど、
QAとして当たり前の動きの枠に収まっていると見えない世界がある気がしている。

もちろん精緻なテストケースを書いていた時も楽しかった。プロダクトを見つめて良くなるのに寄り添うことはいまだに楽しい。ここだろうなってところで不具合を見つけるのも楽しい。新規開発のリリースまでのお祭りも好きだ。
そして課題を人と人との間で発見して改善できるのも楽しい。

裁量が増えると便利屋感と、君は何屋なのか?と思われるかもしれない。プロダクト以上にもっと業務の範囲は増え曖昧さは上がっていくとも思うので。
対人折衝や組織のプロセス改善までを自分の「戦場」と定義した瞬間、QAはただの「チェッカー」から、プロダクトの運命を握る「品質コンサルタント」へと進化する。自分の知性が、カオスな世界を綺麗に整えていく気持ちいい体験。これを知ったらもう他の仕事には戻れない。

5.おわりに:日常の「バグ」にワクワクしよう

世界は不完全で、仕様と実装のズレに満ちている。だからこそ、私たちQAエンジニアの仕事は絶対に無くならないし、どこまでも変化していける。
AIは私たちのいい羅針盤になるんじゃないかと最近またワクワクしてる。

きっと世の中もっと便利にいいものになっていけるはず。

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