FireMonkey と VCL で使用できる色および色定数を備忘録も兼ねて
ドキュメント上に色見本もあるので分かりやすいかな..と (クリックすると各ドキュメントページに遷移します)
FireMonkey
コードの記述例
// uses に System.UITypes が存在する場合
Rectangle1.Fill.Color := TAlphaColorRec.Red;
// uses に Sysytem.UIConsts が存在する場合
Rectangle1.Fill.Color := claBlue;
// 16 進数で指定する場合 (Green)
Rectangle1.Fill.Color := $FF008000;
VCL
コードの記述例
// プロジェクトのオプションでランタイムテーマを無効にしないと反映されない場合があります
// VCL の場合、ランタイムテーマが有効だと Windows のテーマが使用されるため
// uses に Vcl.Graphics が存在する場合
Panel1.Color := clRed;
// 16 進数で指定する場合 (Green)
Panel1.Color := $008000;
おまけ
色に直接関係するものではないのですが...
FireMonkey では不透明度の Opacity (値の範囲は 0 から 1)プロパティの値を変化させると、こんなことができます
このサンプルはRectangle.Opacity プロパティと TracBar1.Value をライブバインディングで結びつけ 0 <-> 1 に変化させることで不透明度を操作しています
Opacity プロパティの値が 0 に近づくと透明度が増して後ろにある青い丸がみえるというものです