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AIに作らせるのではなく、AIと設計する。約6日でNext.js製CMS Memory Coreを公開するまで

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AIに作らせるのではなく、AIと設計する。約6日でCMS Memory Coreを公開するまで

はじめに

実際に公開したアプリ:

CMS Memory Core
https://cms-memory-core.vercel.app/

スクリーンショット 2026-07-10 224246.png

CMS Memory Coreは、ローカルファースト型のメモ管理アプリです。

主な特徴は以下です。

  • ブラウザ内にデータを保存
  • サーバー通信に依存しない
  • 検索を重視したメモ管理
  • PWAとして利用可能
  • バックアップ・復元対応

この記事では、このアプリを開発した過程と、AIを開発工程にどのように組み込んだかを紹介します。

今回の開発期間は、

  • 設計方針の整理:約2日
  • CMS Memory Coreの開発・公開:約4日

合計約6日間でした。

ただし、短期間で公開できた理由は、AIにすべて作ってもらったからではありません。

先に作るものの方向性を決め、その上でAIを開発支援として活用しました。


第1章 CMS Memory Coreとは

CMS Memory Coreは、情報を保存するだけではなく、後から検索・再利用できる状態にすることを目的としたメモ管理アプリです。

一般的なメモアプリでは、

「記録する」

ことが中心になります。

しかし、CMS Memory Coreでは、

記録

整理

検索

再利用

という流れを重視しています。

そのため、単純なメモ入力だけではなく、

  • タグ管理
  • 検索機能
  • 未来利用を考えた評価項目
  • バックアップ機能

などを実装しました。

CMS(Creative Memory System)は、このアプリを作る際の設計基準として利用しています。


第2章 AIを開発工程にどう組み込んだか

今回の開発では、AIを単なるコード生成ツールとして扱いませんでした。

それぞれに役割を分けています。

GPT:設計・整理担当

GPTには主に以下を担当してもらいました。

  • アイデア整理
  • 仕様整理
  • 設計レビュー
  • 問題点の確認

開発初期では、作りたいものを整理し、実装可能な形へ変換するために利用しました。

Claude Code:実装担当

Claude Codeには以下を担当してもらいました。

  • コード生成
  • ファイル修正
  • 実装作業
  • エラー対応

実際の開発作業を高速化する部分で活用しました。

人間:方向性と最終判断

AIから提案された内容をそのまま採用するのではなく、

  • 必要な機能か
  • 現在の設計方針に合うか
  • 継続利用しやすいか

を判断しました。


第3章 技術構成

Next.js + TypeScript

アプリケーション基盤としてNext.jsを採用しました。

理由は、

  • Webアプリとして公開しやすい
  • PWA対応が可能
  • 将来的な拡張性がある

ためです。

TypeScriptは、コード管理や開発中のミス削減を目的として利用しました。


IndexedDBによるローカル保存

データ保存にはIndexedDBを利用しました。

一般的なWebアプリでは、

ユーザー

サーバー

データベース

という構成が多いですが、CMS Memory Coreでは、

ユーザー

ブラウザ内保存

という構成にしています。

これにより、

  • サーバー維持コストを抑えられる
  • 外部通信を減らせる
  • ユーザー自身がデータを管理できる

という特徴があります。


PWA対応

CMS Memory CoreはPWAとして利用できます。

対応内容:

  • インストール可能
  • アプリ形式で起動可能
  • オフライン利用対応

ブラウザ上のページではなく、個人用ツールとして利用できる形を目指しました。


第4章 実装した主な機能

メモ管理

メモには以下の情報を保存します。

  • タイトル
  • 本文
  • ユーザータグ
  • あとで役立つ評価

検索機能

CMS Memory Coreでは検索を重要な機能として実装しました。

対応内容:

  • タイトル検索
  • 本文検索
  • タグ検索
  • 表記ゆれ対応

保存した情報を必要な時に見つけられることを重視しています。


バックアップ・復元

ローカル保存では、データ管理をユーザー自身が行う必要があります。

そのため、

  • JSON形式バックアップ
  • 復元機能

を実装しました。


第5章 約6日で公開できた理由

今回の開発で重要だったのは、AIによる高速化だけではありません。

開発前に、

  • 作る機能
  • 優先順位
  • 技術選択

を整理していたことが大きかったです。

AIは実装速度を向上できます。

しかし、方向性が決まっていなければ、提案された内容を判断する時間が増えてしまいます。

そのため、

設計方針を決める

AIで実装を進める

動作確認・改善する

という流れで開発しました。


まとめ

CMS Memory Coreの開発を通して感じたことは、AI時代の個人開発では、

「AIを使うこと」

だけではなく、

「AIを開発工程のどこで活用するかを考えること」

が重要だということです。

AIによって、個人でも以前より大きな開発を進められる環境になりました。

一方で、

何を作るか。

どこを目指すか。

という方向性を決める部分は、人間が担う必要があります。

AIに作らせるのではなく、

AIと設計する。

この考え方で、CMS Memory Coreを開発しました。


GitHub

ソースコード:

実装内容や設計に興味がある方は、ぜひ確認してください。


開発背景について

この記事では、技術構成や開発工程を中心に紹介しました。

設計判断や意思決定の詳細については、別の記事で記録しています。

  • なぜこの機能を採用したのか
  • なぜ別の案を採用しなかったのか
  • AIとの協働でどのように判断したのか

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