0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

Amazon QuickとKiroでパワポを作ってみた

0
Last updated at Posted at 2026-07-13

はじめに

こんにちは。株式会社シーイーシーのAWSコミュニティチームです。
今回は、Amazon QuickとKiroでPowerPoint資料を作る方法をご紹介します。
また、Amazon QuickとKiroでPowerPoint資料を作ってみて学んだことや、良かったことなどもお伝えします。
AWSが提供するAIサービスを活用して、資料作成に取り組むための第一歩となるきっかけになれば幸いです。

Amazon Quickとは

Amazon Quickは、AWSが提供する企業向けの生成AIサービスです。企業内に存在するさまざまな情報やデータを活用しながら、情報検索、文書作成、データ分析、業務自動化までを支援する統合型のAIアシスタントとして利用できます。

Amazon Quickに関する記事はこちらにも掲載しています。

Kiroとは

KiroはAWSが提供する生成AI搭載の次世代IDE(統合開発環境)です。要件や仕様を基に開発を進めるスペック駆動開発を特徴としており、自然言語で指示するバイブコーディング(AIとの対話による開発)にも対応しています。また、MCP(Model Context Protocol、AIとデータを接続するためのプロトコル)による外部ツール連携により、要件定義から設計、実装、テストまでを一貫して支援し、開発生産性の向上を実現できます。

Amazon QuickとKiroの違い

Amazon QuickとKiroはどちらもAWSの生成AIサービスですが、対象ユーザーと目的が異なります。
端的に言えば、「Amazon Quickは業務担当者向け、Kiroは開発者向け」の生成AIサービスになります。

Amazon Quick:業務担当者向けのAIアシスタント

  • 社内情報の検索
  • 文書作成やレポート作成
  • データ分析
  • 業務プロセスの自動化
  • 仕事を効率化するためのAIワークスペース

Kiro:開発者向けのAI開発環境(IDE)

  • 要件定義・設計・実装・テストを支援
  • スペック駆動開発に対応
  • バイブコーディングによる高速開発
  • MCPによる外部ツール連携
  • ソフトウェア開発を効率化するためのAI開発環境

Amazon QuickとKiroでPowerPoint資料を作る方法

今回は2つのサービスで作成したPowerPoint資料の違いを比較するために、下記の条件で作成します。

Amazon Quickでの作り方

  1. Amazon Quickのホームのチャット欄に下記のプロンプトを入力し、リクエストする。

    Amazon S3ライフサイクルについて、参考サイトを確認し、PowerPointに3ページ以内に簡単にまとめてほしいです。
    参考サイト:https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AmazonS3/latest/userguide/object-lifecycle-mgmt.html

    スクリーンショット 2026-06-26 0.49.38.png

  2. Amazon Quickが調べて考えた構成で良いか問われるので、それに返答する。
    スクリーンショット 2026-06-26 0.52.48.png

  3. このまま作成をお願いすると、PowerPointで資料が作成される。
    スクリーンショット 2026-06-07 0.55.35.png

Amazon Quickが作成したPowerPoint資料

※QiitaにPowerPointを埋め込むことができないため、スクリーンショットを添付
スクリーンショット 2026-06-07 1.08.04.png
スクリーンショット 2026-06-07 1.08.17.png
スクリーンショット 2026-06-07 1.08.25.png

Kiroでの作り方

今回、KiroでPowerPointを作成する方法として、「spec-driven-presentation-maker」というAWSが提供している作成ツールを使用します。
※今回は設定については省略しています。

設定については、下記の公式サイトをご確認ください。

  1. MCP SERVERSに「spec-driven-presentation-maker」が接続された状態で、右上にあるチャットマークをクリックし、スペック開発を使用する。
    スクリーンショット 2026-06-07 0.12.57.png

  2. 下記のプロンプトを入力し、リクエストする。

    Amazon S3ライフサイクルについて、参考サイトを確認し、PowerPointに3ページ以内に簡単にまとめてほしいです。
    参考サイト:https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AmazonS3/latest/userguide/object-lifecycle-mgmt.html

    スクリーンショット 2026-06-26 0.13.17.png

  3. Kiroが調べて考えた構成で良いか問われるので、それに返答する。
    スクリーンショット 2026-06-26 0.19.15.png

  4. 次に、アウトラインについて確認されるため、問題なければ次に進む。
    スクリーンショット 2026-06-26 0.20.49.png

  5. KiroがPowerPoint資料の作成を開始する。
    スクリーンショット 2026-06-07 0.27.15.png

  6. 少し待つとKiroのPowerPoint資料作成が完了する。
    スクリーンショット 2026-06-07 0.28.00.png

Kiroが作成したPowerPoint資料

※QiitaにPowerPointを埋め込むことができないため、スクリーンショットを掲載
スクリーンショット 2026-06-07 1.04.32.png
スクリーンショット 2026-06-07 1.04.40.png
スクリーンショット 2026-06-07 1.04.58.png

Amazon QuickとKiroの作成資料の違い

比較結果は下記の通りです。

Amazon Quick Kiro
内容
デザイン
文字などのズレ
作成時間

◎:良い
◯:問題ない
△:やや問題あり

※本比較は特定条件下での検証および執筆者の使用感に基づく評価を含みます。評価はレイアウトの整合性や生成時間などの観点で整理しています。

資料にまとめた内容については、どちらも大きな差異はありません。
しかし、Amazon Quickの方が、レイアウトが整っており、文字のズレもなくまとまっていました。一方でKiroでは枠に対して文字がズレている箇所が見られました。
また、MCPと接続したこともあり、作成時間はAmazon Quickと比較するとKiroの方がやや遅く感じました。
そのため、今回の検証では、Amazon Quickの方が完成度の高い資料を作成できるという結果になりました。

ただし、資料の修正やテンプレートの指示をすることで、この点は改善できる余地があります。また、人間がゼロから資料作成するよりは短時間で作成できるため、業務で活用でも十分に活用できるのではないかと感じました。

まとめ

今回は、Amazon QuickとKiroを使用し、PowerPoint資料を簡単に作成する方法をご紹介しました。
今回は、テンプレートを指定せずに作成しましたが、会社で利用しているPowerPointテンプレートを適用して作成することも可能です。
Amazon Quickは業務利用を想定したサービスであり、PowerPointなどの資料作成に活用する機会も多いと思います。一方で、KiroでもAmazon Quickに引けを取らないPowerPoint資料を作成できます。
そのため、Kiroでもサービスの概要資料や要件定義書、設計書、デモ画面をまとめた資料などの作成に役立てられると思います。

どちらも手軽にPowerPoint資料を作成できるため、ぜひ一度触っていただき、その便利さを体験してみてください。

※本記事は2026年6月時点の情報に基づいて執筆しています。

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?