はじめに
本記事はRaspberry Piに静電容量式タッチディスプレイを接続する方法について記載しています。
タッチディスプレイを使用することで、ラズパイをタブレットのように使用することができます。
接続手順
本記事ではWaveshare社の5inch DSI LCDを使用しています。
ハードウェア接続
箱を開けて中身の部品を取り出し、ディスプレイ本体、FFCケーブル、ネジが同梱されていることを確認します。
付属のFFC ケーブルを使用して、ディスプレイとRaspberry PiのDSI ポートを接続します。
接続する際は端子の向きが正しいことを確認します。
Raspberry Piを固定するために、付属のネジで締めます。
ソフトウェア設定
/boot/config.txt
ファイルを開き、以下の設定を追記します。
dtoverlay=vc4-kms-v3d
dtoverlay=vc4-kms-dsi-7inch
設定を有効にするためには、設定変更後にRaspberry Piを再起動する必要があります。
dtoverlayの意味については、公式ドキュメントのdevice-tree.adocをご参照ください。
動作確認
電源を投入して、Raspberry Piの画面が表示されることを確認します。
おわりに
小さいディスプレイは、初期セットアップなどディスプレイを必要とする工程で手軽に利用できるので、1台持っておくと便利だと思います。