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Linuxで簡易WebDAVサーバ構築

Last updated at Posted at 2020-09-15

はじめに

コンテスト中にもっと簡単に素早くファイルサーバ立てれたらいいのになあと思い始めたのがきっかけ。目指すのは、WinSCPのようなクライアントで手早くアクセスし、ファイル転送やファイルオープンが簡単にできる環境です。

WebDAVに至るまでの過程

単にファイルサーバと言っても色々ありますが、パッと浮かんだ候補について少し説明しておきます。

  • SFTPは?
    SSHサーバを下手にいじって壊すとログインできなくなるため、コンテストではアンタッチャブルな世界(もちろん弄れないように設定されているはずではある)
  • FTPは?
    SSHポート転送を間に入れることになった場合に、少し手間(できなくはないはず)
  • WebDAVは?
    SSHポート転送にも耐え、重大な環境破壊を起こす可能性は少なそう

ということで、WebDAVサーバをたてる方向で模索することにしました。

選ばれたのはWsgiDAVでした

  • Nginxは(個人的に)慣れているので簡単だが、デフォルトだとモジュールが足りないのでソースビルドしないといけない。
  • Apacheだと不慣れであることと、触る設定ファイルが多くてよくわからない。もしコンテストでApacheが必須だった場合上手く共存させる自身がない。

ということでメジャーなWebサーバは諦めました。
調べてみたところ、WsgiDAVがとても手軽。
https://github.com/mar10/wsgidav

※動作確認はUbuntu20.04行いましたが、Pythonが入ってるならwindowsでもMacでも大丈夫なはず。

インストール

$ pip install wsgidav cheroot

実行

動作確認。環境によってはsudoいるかも。

$ wsgidav --host=0.0.0.0 --port=8080 --root=/home/ --auth anonymous

あとはブラウザなりWinSCPなりでアクセスしてみる。

動作確認が終わったら、nohupをつけて実行。

$ nohup wsgidav --host=0.0.0.0 --port=8080 --root=/home/ --auth anonymous  > /dev/null 2>&1 &

感想

簡単すぎました。

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