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50代 (54歳)おっちゃんによる『ソフトウェアのプロダクトポジショニング考察』

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おはようございます。いつものYoshihiro NAKAHARAです。

2025年も残すところあと2日となりました。

この歳になると、一年があっという間に過ぎ去っていく感じが年々強くなってきています。

さて、今日はソフトウェアのプロダクトポジショニングについて考察してみます。

2025年はみなさんもご存知のように、AIの急激な進歩により、多くの方が慌てふためいた年だったのではないかと思います。

また、今年はその他のソフトウェア界隈でも、事件の多かった年だったのではないでしょうか。

具体的には、CrowdStrike事件やWindowsのバグ頻発によるダウンタイム増加、Adobeのプロダクトでアプリが起動できなくなり、そのユーザ対応のまずさから批判が集まったことなどです。

これらは、会社自体が悪いというよりは、製品に対する適切なプロダクトポジショニングが保てなかったことによる問題と言えるでしょう。

では、適切なプロダクトポジショニングとはなにか、という事に少し触れてみます。これを列記してみると、以下のように考えられるのではないでしょうか。

・ソフトウェアのターゲット(ユーザ)層が明確になっているか
・ソフトウェアの使用目的が明確になっているか
・ソフトウェアの動作が安定しているか
・ソフトウェアが使用目的に対し、機能が過多・不足していないか。

これらの多くは、ソフトウェアのグレード(Standard / Pro / Enterprise など)によってプロダクトの販売形態が分かれていること多いでしょう。

多くは、このグレードにより、機能が含まれるか含まれないかが分かれてきます。
しかし、このモデルはあくまで販売形態(ビジネスモデル)ベースであり、ターゲット層の広いプロダクトではうまく機能しないケースがあるのです。

どういうことかというと、Microsoft Windowsを考えてみると判りやすいのではないでしょうか。

Windowsでは、ユーザ層として、
・ライトユーザー(簡単なネットブラウジング)
・オフィスユーザー(ビジネス用途 / 対象[個人])
・オフィスユーザー(ビジネス用途 / 対象[法人] :業務に不要なアプリのインストールNG)
・ゲーマー(ライトなゲーミング用途)
・ゲーマー(AAAゲーミング / ヘビーな3Dゲーミング:処理遅延NG / 先端技術の導入必須)
・医療(ダウンタイムゼロが必須 / 安定性が最重要 / 先端技術不要)
・教育(機能制限をかけられるカスタマイズ性が重要)
・小売(店頭での電子POP等)
etc...

ざっと挙げただけでもこれだけの種類のユーザが使っているのです。
これを販売モデル(Home / Pro / Enterprise / Education)の4モデルだけでカバーするのは現実的に無理があるというのがお解りいただけるでしょう。

この中で、
・ゲーマー(AAAゲーミング / ヘビーな3Dゲーミング:処理遅延NG / 先端技術の導入必須)
・医療(ダウンタイムゼロが必須 / 安定性が最重要 / 先端技術不要)
の2つを取り上げてみると、そもそも必須要件が真逆なのです。

これらを1つのパッケージで実現することがそもそも二律背反であり、コインの表と裏のようにお互い相容れないものなのです。

このようにソフトウェアの販売マーケットが巨大になればなるほど、ソフトウェア本体も巨大になり、比例してバグも増えます。

このため、ソフトウェアのプロダクトポジショニングを適切に設定することが重要となってくるのです。

もし、自社プロダクト(ソフトウェア)のプロダクトポジショニングで悩まれているなら、プロファイル(ユーザ層)によるプロダクトの分離を試してみることをお勧めします。

以上、駆け足でしたが、ソフトウェアのプロダクトポジショニングについて考察してみました。

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