0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

片手キーボードFroggyへQMK Toolboxを用いてファームウェア書き込む

Posted at

要約

HexファイルとQMK Toolboxで以下のように書き込む際は以下に留意する。

・半田付けはなんとかなる。
・Froggy用のHexファイルはダウンロードする。
・Macでセキュリティの都合でOMK Toolboxを開けない時はspctlコマンドを使う。
・リセットスイッチの半田付け不良はProMicroのランプが点滅?するかどうかで確認できる。半田付け不良の場合はショートさせることで対応できる。
・usbケーブルは適切なものでないと動かない。

はじめに

 憧れの片手用キーボード‘Froggy‘を組み立てた。

 途中で何度もつまづき、かといってFroggyの情報は多くなく、挫けそうになりました。そこで、(私のような)初学者の役立つと考え、つまづいた点を書くことにした。

組み立てたFroggy実物(Mac用にキーキャップを配置している)
froggyForMac.jpeg

環境

macOS; version 11.3
zsh; zsh 5.8 (x86_64-apple-darwin20.0)
QMK Toolbox; Version 0.1.1 (0.1.1)

準備

 私はプログラミングも電子工作も素人であり、特にハンダ付はまったく経験がほぼゼロである。以下の記事をよみ、準備が十分に必要なことを知った[1]。この記事で、(初学者が)どこでつまづくかの参考にもなり、かなり有用だった。

[1]ごみHelixキーボードの作り方 - Qiita, https://qiita.com/chesscommands/items/6bf774ee30d410995879

 自作キーボードは種類がなんであれ、(1)組み立て、(2)ファームウェア書き込み、(3)動作確認、の手順である。
 ビルドガイドを熟読(重要!)して望めば、組み立てはなんとかなるものなので、その詳細は割愛し、ファームウェアのつまずきポイントを中心に書いた。

Froggyの組み立て

 この記事を一番参考にした[2]。

[2]自作キーボードFroggy(Helix)で辛勝した道筋 - Qiita, https://qiita.com/suuuyooo/items/e2a65e7d417612970e0f

 上記で参考にしている以下の記事も参考にした[3][4][5][6]。

[3]公式ビルドガイドとされるもの, helix/buildguide_jp.md at master · MakotoKurauchi/helix, https://github.com/MakotoKurauchi/helix/blob/master/Doc/buildguide_jp.md
[4]公式ビルドガイド共に頼りになる手順書, Helix 自作キーボード製作記 (その2) │ Rephtone, https://rephtone.com/electronics/helix-keyboard-part2/
[5]あらかじめQMK Toolboxの準備をしておいた方が段取り的にはよいらしい, helix/firmware_jp.md at master · MakotoKurauchi/helix, https://github.com/MakotoKurauchi/helix/blob/master/Doc/firmware_jp.md
[6]ダイオードの付け方がとても参考になる, Helix キーボードキットを組み立てた話 - critical alertのブログ, https://critical-alert.hatenablog.com/entry/2018/07/21/190204

ファームウェア準備

 遊舎工房のwebページでFroggy用のHexファイルがダウンロードできようになっていたので、それをダウンロードした(日本語配列版Hex;helix_rev3_5rows_froggy-jp_27f6afc.hex いうやつです)[7]。

[7]Froggy用のHEXファイル, Froggy – 遊舎工房, https://yushakobo.jp/froggy/

QMK Toolboxでファームウェア書き込み

 ProMicroにファームウェアを書き込むのには、コマンドラインで行う方法と、GUI(Graphycal User Interface)で行う方法がある[8]。前者はkeymap.cを編集(もしくは準備されたものの初期状態のまま)してmakeコマンドでProMicroへ書き込む(同時にHexファイル作成も作成される)。後者は、hexファイルを準備してアプリケーションQMK Toolboxで書き込む。

[8]自作キーボード'meishi2'のキーマップをコマンドラインで変更する。 - Qiita, https://qiita.com/BlackCat_617/items/cd14804e3394c8856679

 今回は、前節のごとく、Froggy用のhexファイルがすでに準備されていたのでQMK Toolboxを用いて書き込むことにした。

動作確認 > リセットスイッチを押してもまったく反応がない。

 参考[9]に従い、QMK Toolboxで動作確認をした。リセットスイッチを押しても 'Connected' とメッセージが出ず、まったく反応しない。

[9]「とりあえず動作を確認したい」というタイトルの記事, helix/firmware_jp.md at master · MakotoKurauchi/helix, https://github.com/MakotoKurauchi/helix/blob/master/Doc/firmware_jp.md

 原因として、「スイッチの半田付け接触不良」、「QMK Toolboxが古い」、といったことが考えられた。そこで、まずQMK Toolboxをインストールしなおすことにした。

 以前、キーボード 'meishi2' を作成した時にダウンロードしたQMK Toolboxを削除し、Froggy用のhexファイルをダウンロードしたここ[10]から改めてダウンロードした。

[10]yushakobo/qmk_firmware at froggy_keymap, https://github.com/yushakobo/qmk_firmware/tree/froggy_keymap

QMK Toolbox を開けない(spctlコマンドの利用)

 QMK Toolboxを開こうとすると「"QMK Toolbox.app”が悪質なソフトウェアかどうかをAppleでは確認できないため、このソフトウェアは開けません。」と警告がでて開けなかった。

 いつもの方法("環境" -> "セキュリティとプライバシー"・・・)では対処できなかった(私の勘違いかもしれませんが)。

 spctlというコマンドで、一時的にセキュリティを解除?することで無事アプリケーションを開くことができた[11][12][13]。

[11]"QMK Toolbox.app”が悪質なソフトウェアかどうかをAppleでは確認できないため、このソフトウェアは開けません。 - :wq, https://scrapbox.io/ima1zumi/%22QMK_Toolbox.app%E2%80%9D%E3%81%8C%E6%82%AA%E8%B3%AA%E3%81%AA%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A2%E3%81%8B%E3%81%A9%E3%81%86%E3%81%8B%E3%82%92Apple%E3%81%A7%E3%81%AF%E7%A2%BA%E8%AA%8D%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%9F%E3%82%81%E3%80%81%E3%81%93%E3%81%AE%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A2%E3%81%AF%E9%96%8B%E3%81%91%E3%81%BE%E3%81%9B%E3%82%93%E3%80%82

[12]sudo spctl --master-enable, macOS Sierraで「すべてのアプリケーションを許可」の設定を復活させる | Macの手書き説明書, https://mac-tegaki.com/basic-usage/sierra-mac-app-store-permission.html

[13]Gatekeeperの許可リストにアプリを追加するターミナルコマンド | Macの手書き説明書, https://mac-tegaki.com/basic-usage/gatekeeper-command.html

QMK Toolboxをいれなおした後も、リセットスイッチを押しても反応しない(半田付け不良)。

 接触不良と判断し、てきとうな導電線(ハンダ線でも可)で短絡(ショート)した。

 短絡の仕方は、リセットスイッチが半田付けされている2極を1本のハンダ線でつなげるだけ。ProMicro内のランプが反応(点滅?)して、短絡されたかどうかわかる。

短絡しても反応しない(usbケーブル変更)

 作成キットに同梱されたusbケーブルに変えて、改めて '動作確認' をしたところ無事反応した(画面に connected云々表示された)。

 なんとなく手元にあったusbケーブル(bluetoothキーボード充電用)を用いたのが良くなかった。ここでかなり時間を浪費してしまった。

 '動作確認' で問題なく終え、準備しておいたFroggy用のhexファイルとQMK Toolboxで書き込む。

反応しないキーが2つある(半田付け不良)

 ハンダ付不良やハンダ付の際にダイオードを壊してしまった、などが考えられた。

 ハンダ吸い取り線を用いてハンダを溶かして吸い取り、ダイオードを外した。テスターで確認すると、2つののダイオードとも壊れていなかった。ハンダ付不良と判断し、あらためてハンダ付をしたところ、これらのキーは反応するようになった。

 以上でFroggyへのファームウェア書き込みを完了した!
 

考察

 keymap.cを編集して自由にキーマップを変更できればなおよい。

 それにもいくつか注意点があるため、別の記事で書くことにする。

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?