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自作キーボードFroggy(Helix)で辛勝した道筋

Last updated at Posted at 2020-04-26

電子工作が得意なわけでもなく、プログラミングが分かるわけでもない自分が突然自作キーボードに手を出した奮闘記です。

基本的には公式ビルドガイドと呼ばれているページを参考に製作しておりますが、様々な製作記事を残していただいている先人達の知恵も大いにお借りしています。

用意したもの

 ・Froggy片手キーボードセット
  ...が欲しかったのだがSold outだったため後述の通り買いそろえた

 ・Helix キーボードキット(アクリル5行版キットUnderglow)両手セット
 ・Froggy キーキャップセット
 ・Kailhロープロファイルスイッチ白軸(10個) *4つ
 ・SK6812MINI 35個入り

  ここまで全て遊舎工房にて購入
  ――合計金額 ¥20,262-
IMG_20200426_001242.jpg

 ・白光のコテ先クリーナー
 ・糸はんだ
 ・はんだ吸い取り線
 ・FX-600の換えコテ先(C2)
 ・ピンセット
 ・マグネット式USBケーブル

  こちらは千石電商(秋葉原)にて購入
  ――合計金額 ¥3,520-

 ・SK6812MINI 10個セット*2つ

  失敗してLED殺す気満々で予備としてキット到着までにakibaLEDピカリ館にて購入
  ――合計金額 ¥600-

 ・はんだごて FX-600
 ・はんだごてスタンド

  ――元々所持

 ・マスキングテープ
 ・エポキシ2液混合タイプ接着剤

  ――あるといいもの 100均で入手

たぶんこんなとこ

こちらを参考
https://gist.github.com/mtei/6957107a676ddfa85bde0ae41f8fa849

とりあえず

とにかく真っ先にファームウェアを書き込むための環境構築を激おすすめ

キーボードがほぼ完成してから行ったが
util/msys2_install.sh
にそこそこ時間がかかったので先にやっといたほうがいい

しかし後ほどビルドと書き込みで派手に躓くのである

実はもう一つやっとくこと

Helixに使われているpro microっていうマイコンかなにかよくわかっていない心臓部のUSB差し込み口はめっちゃモゲるらしいのでこちらを参考の上接着剤を塗って硬化させている間にはんだ付け等の作業を行う

スーパーはんだタイム

基本的には前述の通り公式ビルドガイドを参考に組み進めていく

でもこちらのダイオードの付け方とかめちゃくちゃわかりやすい
あとはほぼ公式とこちら見ながらひたすらはんだ付け

用意したものの最後に貼った記事の最後の方にもあるがはんだ付け参考動画はいろいろ見ておいた方が良い。というかはんだ付けに自信があるわけでは無いなら必須

見たおかげでLEDは救われた

LEDの実装はほんっとに神経を使った
どこかで下段からの実装がおすすめとあった。後半はんだ付けに慣れて全部光らない事故(上段pro microの隣から蛇腹に電気が送られるらしい)を減らすためだそうな
あとは先ほどのリンク参考にやれば問題ないのだが問題なのは自分のはんだ付けスキルそれである

はんだごてを握る手に力が入りすぎて痛くなりながらとりあえず付け終えたらLEDテストを行う

LEDテスト

公式ファームウェアガイドとりあえず動作を確認したいを参考に一度ファームウェアを書き込む

IMG_20200426_041522.jpg

んー 48点ってとこ

赤点は免れることができて本当に良かった
でもよくわからない点が多い

・色が違ぇ
・中ほど光ってないのに上段も下段もなぜか光ってる
・なにあの死にかけみたいな子

とりあえず色が違うのが気になりすぎてたびたび先人達の記事で見かけていたled_testとやらのkeymapを書き込んでみようとする

そして予告通りここで躓く

時間をかけてmsys2やらqmk_firmwareやらなんやらしたのに
make helix/rev2:led_test:avrdude
っていう呪文が通らない

avr-gcc が見つかりません

とかなんとか言われる

いろいろ検索しいろいろした気がするが自分の場合
util/msys2_install.sh
し直せばどうにかなった

けどまだ躓く

こんどは

lib/lufa/LUFA/makefile: No such file or directory

お゛あ゛あ゛

これはこちらの先人により救われる
・ダウンロードではなくクローンしてみる からを参考なんなんだクローンって

あれこれインストールの類が多い合間にLEDのはんだを手直ししておく
こちらとっても参考になりました

結局LED光らないとか色が違うとかの問題の全ては全部きっちりはんだ付けされている状態になれば直りました!

ウイニングラン

だったらよかったのに

とりあえずキーボード本体は完成し、Froggyのファームウェアも書き込んだのだがどうもキーキャップと入力される文字が一致しない

めっちゃmacモードで使ってた
https://twitter.com/pluis9/status/1057984421167427584?s=20

でもやっぱり一致しないキーがある

たどり着いたとこ
https://twitter.com/marksard/status/1138627969503490048?s=20

でも
#include "keymap_jp.h"
入れても何も起きなかった...

結局windowsの設定でUSキーボードにした

ここまでぶっ通し作業で8時間でした

なにかどうにかしている方いらっしゃいましたらご教示願います

既存の使用していたJISキーボードと共存の道はないのでしょうか...?

・超絶怒涛の追記

コメントで@mokuzu_fin 様から情報をいただきました。

froggyをJISで使用したくて検索したらたどり着きました。
US/JIS切替できるキーマップがrev2\froggy_106でありましたよ。
新しいほう「rev3_5rowsn」になると無くなっていますが・・・

make helix/rev2:froggy_106

本当に本当に本当にありがとうございます!!!!

でも、JISキーボードは取っ払って長らくfroggy1本でゲームする時用にQWERTYレイヤー追加して遊んでて
挙句RAZERのTARTAROS PRO買ってゲーム用QWERTYレイヤーすら消したし
なんならゲーム用にLHP14っていうスティック付き自キ買ったとかもう口が縦に裂けても言えない

froggyはもろちんズッ友です。超かわいいキーキャップの印字は早々と剥げたので遊舎工房実店舗にて透明キーキャップを買い
キーキャップの裏から手書きでアルファベットとかレイヤーのカエルとか書きました。
IMG_3146.jpeg

LHP14に関しては本当に追記編集時点でポチったばかりなので後日気が向いたら記事書きます。いや書くことあんのかな...

TUIKI NO OWARI

そんなこんなで入力慣れしたくて

※この記事は全てFroggyで書かれました!
IMG_20200426_172728.jpg

P.S. ここまで書くのにどれくらい時間がかかるかと計測していましたが、3時間半かかりました。

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