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動的型付け言語と静的型付け言語の違い

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動的型付け言語と静的型付け言語は、プログラミング言語が変数の型をどのように扱うかによって区別され、それぞれメリットとデメリットがあります。

静的型付け言語

Java、C、C++、Rust、Goなど。

型のチェック時期: コンパイル時。つまり、プログラムを実行する前に型の整合性が確認される。

メリット:
・型のミスが早期に発見されるため、実行時の型関連のエラーが少なくなる
・コンパイラが型情報を使用して最適化を行うことができるため、実行速度が向上する可能性がある
・大規模なプロジェクトやチームでの開発において、コードの明確性や保守性を高めることができる

デメリット:
・コードが冗長になりがちで、型を明示的に宣言する必要がある
・小規模なスクリプトやプロトタイピングには向いていない場合がある

動的型付け言語

Python、Ruby、JavaScript、PHPなど。

型のチェック時期: 実行時。つまり、プログラムが実行されるときに型の整合性が確認される。

メリット:
・コードが簡潔で読みやすく、型を明示的に宣言する必要がない。
・プロトタイピングや小規模プロジェクトに適しており、開発速度が速い。

デメリット:
・実行時に型エラーが発生する可能性があり、デバッグが難しくなることがある。
・コンパイラが最適化を行いにくく、実行速度が静的型付け言語に比べて遅くなる可能性がある。

まとめ

静的型付け言語はコンパイル時に型チェックを行い、型安全性とパフォーマンスを重視します。
一方で、動的型付け言語は実行時に型チェックを行い、開発の柔軟性とスピード重視する場合にオススメということになります。

参考

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