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物理実験のレポをLaTeXを使いながら快適に作成したい

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はじめに

この記事は TeX & LaTeX Advent Calendar 2025 13日目の記事です。

挨拶

こんにちは、一般人並みくらいにはTeXうちをしている物理屋です。いつもはツイッターとかで電子工作の話などをしていますが、11日目の記事を書いた人とかにそそのかされたのでTeXアドベントカレンダーもやります。

なおこの記事のターゲットは大学に入ってぼちぼちいい感じなのでレポートとかしっかり作りたいみたいな方で、そのような方に対してこんなツールがあるということを伝えるつもりでかいています。またかんたんなテンプレートをおいておきます。

なおもっと書きたいことはあるのでどっかに書くかもしれません。

イントロ

さて、今回のテーマは 「物理実験のレポをLaTeXを使いながら快適に作成したい」と設定しました。

LaTeXの一番の用途といえばやはり理科系の文章を描くことです。見出しなどもサカサカとストレスフリーだし数式も美しい、テンプレートも豊富と未だにその優位性を誇っています(少なくとも私はそう思う)。そして物理実験などをすると数値や単位、グラフなどが乱舞しだしますから、ますますその強さが出てきます。

テンプレート

まず最初に私のテンプレートを出してしまおうと思います。そのうえでパッケージ等を解説します。

`\documentclass[fontsize=11pt]{jlreq}
\usepackage{amssymb,amsmath,amsthm,amscd}
\usepackage{ascmac}
\usepackage{frame,framed}
\usepackage{tcolorbox}
\usepackage{bm}
\usepackage{wrapfig}
\usepackage{enumitem}
\usepackage{mathtools}
\usepackage{physics2}
\usepackage{tikz}
\usepackage{siunitx}
\usepackage{graphicx}
\usepackage{tabularray}
\usepackage{derivative}

\usephysicsmodule{ab,braket,doubleprod,xmat}

\begin{document}
% タイトルが必要ならここに入れる

\section{実験目的}
チオチモリンの溶解度の測定をし、その特異な性質についてを確認すること。

\section{実験背景原理}
\subsection{チオチモリンの特性について}
ほげほげ
\subsection{溶解度について}
ふがふが

\section{実験方法}
チオチモリンを$\qty{10}{\gram}$ずつ取り分けた。その後に...

\section{実験結果}
チオチモリンの溶解度測定についての表とグラフを以下の表xと図xに示す...

\section{考察}
チオチモリンの溶解度として他の物質と比較して非常に大きな値が得られた、具体的な比較をすると...

\section{引用参考文献}


\if0 ---紹介のための部分始---
    \begin{align*}

      (\frac{1}{2}) %括弧が小さい、つんつるてん
      \ab(\dfrac{1}{2}) %physics2パッケージ、\abだけで括弧の調整ができる
      \pab{\dfrac{1}{2}} %physics2パッケージ、\pabなど接頭辞で括弧を指定することもできる。

      \odv{x}{t} %derivativeパッケージ、全微分がかんたんにきれいに
      \odv[order=2]{x}{t} %二階以上もこうやって打てる
      \pdv{x}{t} %derivativeパッケージ、偏微分がかんたんにきれいに
      \int x \odif{x} %derivativeパッケージ、微小量がきれいに

      \qty{1.00}{\volt} %siunitsパッケージ、物理量をすごい簡単にかける、必須級
    \end{align*}
 ---紹介のための部分終---
\fi

\end{document}`

テンプレートと言いながらほとんどなんもありませんが、まあそんなもんだということにしておきます。

さて、特に紹介したいパッケージ3つについてを書きます。

physics2パッケージ

行列やブラケットなどをかんたんに書くことができるパッケージ、しかし一番使う機能は\abですこれは前に置くと括弧の位置をさくさく調整できます。\left \rightを使うことを考えたら天地の差があります。
12.png

derivativeパッケージ

微分記号をかんたんにかくことができます。結構あちこちで書くのでこれは便利。さらにこれはdを立体にしてくれます、これは好みもありますが、わたしは立体派なのでこれもうれしい
derivative.png

siunitsパッケージ

これを一番つかうかもしれない。たとえば"$100$V"、これ表記的には間違いになります。数字と単位の間には半角スペース以下の微妙な隙間が必要になります。また単位は立体です、斜体ではいけません。それをsiunitsだとかんたんに打てます。
\qty{100}{\volt}と書くだけでよいです。
100V.png

まとめ

12日の夜中に言われて値落ちしながらやったからスカスカガバガバすぎるなこれ。

物理のレポ書きたいなーいいパッケージないかなーという人に届いてほしいですね、また環境構築する話やgnuplotなどと連携させる話もぼちぼち(年内には...?)書きたいなと思っております。そっちでより深く書きます。ではよいLaTeXライフ、物理ライフを。

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