はじめに
本日、AWS Certified AI Practitioner(AIF-C01)に合格しました。学習期間は約1週間で、初受験でしたが、808点で無事に合格することができました。
この記事では試験内容の解説ではなく、短期間合格に向けてどのように学習し、知識を定着させたかを備忘録として残します。
使用した教材
今回の学習では、Udemyの以下の2つの教材を使用しました。
動画学習
AWS Certified AI Practitioner(AIF-C01)対策講座
問題演習
【最短合格!2026年最新版】AWS認定 AI Practitioner 模擬試験【AIF-C01】+ 基礎知識問題
最初の2日間で動画講座を視聴し、試験範囲の全体像を把握しました。残りの期間は4回分の問題演習に取り組み、苦手分野を動画講座やAI(Claude、ChatGPT)で復習した後、同じ問題をもう一度解きました。
教材の解説だけでは理解しきれない部分はAIとの対話で補い、サービスの仕様や試験範囲に関する内容はAWS公式ドキュメントでも確認しました。
勉強の基本方針:「動画で全体像を掴み、問題演習で定着させる」
AIF-C01では、AIや機械学習に関する用語が数多く登場します。初めからすべてを細かく暗記しようとすると、似た概念が混ざり、かえって理解しにくくなります。
そこで、次の3段階で学習を進めました。
- 動画で試験範囲の全体像を掴む
- 問題演習で問われ方を知る
- 間違えた部分を掘り下げて理解する
動画学習では一度ですべてを覚えようとせず、どのようなサービスや概念が試験範囲に含まれているかを把握することを目指しました。その後、問題演習を通して知識を深めました。
① 動画学習では全体像を意識する
動画教材を視聴する段階では、それぞれの位置付けを把握することを意識しました。
例えば、Amazon Bedrockについては、個々の機能をすべて暗記するのではなく、まずサービスの役割や大枠を整理しました。全体像を掴んでおくことで、問題演習を始めた後に知識を補いやすくなりました。
② 早い段階から問題演習を始める
動画教材を一通り確認した後は、Udemyの模擬試験を使って問題演習を進めました。
1周目の目的は正答率を上げることではなく、分からない部分を見つけることです。正解した問題でも、根拠を説明できなかった場合は、理解できていない問題として扱いました。
③ 似ている概念を比較して覚える
AIF-C01の学習で特に重要だと感じたのが、似ている概念を比較して整理することです。
例えば、次のような用語は、個別に暗記するだけでは混同しやすくなります。
- 教師あり学習と教師なし学習
- 分類と回帰
- ファインチューニングとRAG
- プロンプトエンジニアリングとモデルのカスタマイズ
- 基盤モデルと大規模言語モデル
- バイアスとバリアンス
- 適合率と再現率
それぞれの違いや、どのような要件で選ぶのかを比較し、問題文の要件から答えを逆引きできる状態にすることを意識しました。
④ 不正解の理由も確認する
問題演習では正解の根拠だけでなく、ほかの選択肢が不正解になる理由も確認しました。
AWS試験では、別の条件であれば正解になり得るサービスや機能が選択肢に並ぶことがあります。そのため、次の点を意識して復習しました。
- その選択肢が正解になるのはどのような場合か
- 今回の要件に合わないのはなぜか
- 問題文のどのキーワードが判断材料になるか
- 似たサービスとの違いは何か
不正解の理由まで理解することで、問題文の表現が変わっても対応しやすくなりました。
⑤ 分からない部分はAIとの対話で解消する
教材の解説を読んでも理解しきれない部分は、ClaudeやChatGPTに質問し、理解できるまで対話を繰り返しました。
質問する際は、単に用語の定義を聞くだけでなく、次のような聞き方をしました。
- 似ている概念との違いを比較してほしい
- AWS試験ではどのキーワードが判断材料になるのか
- この選択肢が不正解になる理由を説明してほしい
- 実際のユースケースを使って説明してほしい
ただし、AIの回答はそのまま鵜呑みにせず、AWSサービスの仕様は公式ドキュメントでも確認しました。
⑥ 間違えた問題と迷った問題を優先して復習する
短期間ですべての内容をノートにまとめると、問題演習の時間が不足します。そのため、次の問題に絞って見直しました。
- 繰り返し間違える問題
- 正解したものの最後まで迷った問題
- 似た用語を混同した問題
- 根拠を説明できなかった問題
特に注意したのは、偶然正解した問題です。「正解したか」だけでなく、「自信を持って回答できたか」も復習対象を決める基準にしました。
1週間で合格できた理由
短期間で合格できたのは、早い段階から問題演習を始め、分からなかった部分だけを動画教材、AI、AWS公式ドキュメントで補う学習方法が自分に合っていたためだと思います。
AIF-C01では、数式を使った高度な知識よりも、AI・機械学習の基本概念やAWSサービスの使い分け、生成AIのリスク、セキュリティ、責任あるAIなどが問われました。
用語を暗記するだけでなく、「どのような場面で使うのか」まで理解したことが、短期間での合格につながったと感じています。
まとめ
今回の学習で効果が大きかったのは、以下の点です。
- 動画教材で試験範囲の全体像を掴む
- 早い段階から問題演習を始める
- 似ている概念を比較して判断基準を整理する
- 正解だけでなく不正解の理由も確認する
- 分からない概念はAIとの対話で補う
- 間違えた問題だけでなく迷った問題も復習する
AIF-C01はAI・機械学習の入門資格ですが、初めて触れる用語が多いため、最初は難しく感じる部分もありました。
一方、それぞれの用語やサービスの役割を整理し、問題演習を繰り返せば、AWSの実務経験や資格学習経験がある方は、短期間でも十分に合格を目指せる試験だと思います。
今回の学習を通して、生成AIや機械学習の基本的な考え方を体系的に整理できました。これからAIF-C01を受験される方の参考に少しでもなれば幸いです。
