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SAP-C02(AWS Certified Solutions Architect - Professional)合格体験記【備忘録】

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はじめに

本日、AWS認定 Solutions Architect - Professional(SAP-C02)に合格しました。
初めての受験で、786点を取り、無事に合格することができました。

この記事では、学習方法にフォーカスして、どのように知識を定着させたかを備忘録として残します。

インフラエンジニアとしての実務経験はありますが、アプリ開発の経験はなく、その状態からProfessionalレベルの試験に臨んだ、という前提で読んでいただければと思います。

使用した教材

問題演習にはCloudTechの問題集を使用しました。教材を一通り解き切った後は、教材の解説だけで理解しきれなかった部分をAI(Claude,ChatGPT)との対話で補いながら、以下のような形で学習を進めていきました。

勉強の基本方針:「1周で理解しようとしない」

SAP-C02は一度読んだだけで理解できる試験ではありません。そこで、

  • 最初は全体像を掴む
  • 周回するごとに理解を深める
  • 最後に応用力を付ける

という三段階で勉強を進めることにしました。
 特に力を入れたのは最後の「応用力を付ける」段階で、問題文にこのキーワードが出てきたらこのサービスを疑う判断パターンを自分の言葉で言語化することを意識しました。似た機能を持つサービスが並んだとき、特徴を丸暗記するだけでは、問題文の言い回しが変わると対応できなくなるためです。

① とにかく問題演習を回す

早い段階からCloudTechの問題演習を始めました。1周目は正答率を気にせず、「何が分からないのか」を把握することだけを目的にしました。間違えること自体は問題ではなく、知らないことを洗い出す作業を行いました。

② 間違えた理由を分類する

1周目を解き終えた後の復習では、「間違えた」という事実だけでは終わらせませんでした。

  • サービス自体を知らなかった
  • 問題文を読み違えた
  • アーキテクチャの考え方を理解できていなかった
  • 選択肢を比較しきれなかった

というように原因を分類していました。原因が分かると、次に何を勉強すればよいかが明確になります。

③ 正解だけでなく、不正解も説明できるようにする

2周目以降は、「なぜ正解なのか」だけではなく、「なぜ他の選択肢は違うのか」まで説明できることを目標にしました。実際の試験では、正しそうな選択肢が複数あります。そのため、消去法で選べるようになることが重要でした。

似ているサービス同士を並べて、選定を分けるポイント(要件のキーワード)を抽出し、「オンプレとの信頼関係が必要かどうか」「レイテンシ要件が厳しいかどうか」など、問題文の条件から逆引きできる形に整理しました。その際、AIにベストプラクティスを調べさせながら、要件と回答を整理していきました。

④ 分からない部分はAIと対話しながら解消する

CloudTechの解説を読んでも理解しきれない問題は、疑問に思ったことをその都度言葉にして質問し、理解できるまで繰り返ました。

特に、OIDC/JWTのような認証・認可の仕組みなど抽象度の高いトピックについては、いきなり技術的な仕組みを追うのではなく、まず身近な例えから入り、そこから技術的な仕組みへ積み上げていく説明を求めるようにしていました。抽象的な概念をいきなり用語で覚えようとすると、似たような仕組みが複数出てきたときに混同しやすくなります。一度身近な例えで大枠を掴んでから技術的な詳細に入ることで、記憶の土台がしっかりし、応用が利くようになったと感じています。

⑤ 迷った問題・弱点を記録する

すべてを書き残すことはせず、「毎回忘れるもの」「何度も間違えるもの」だけを書き残すようにしていました。また、正解した問題でも「最後まで迷った」というものには印を付けていました。このような問題は次回も迷う可能性が高いため、優先的に復習しました。間違えた問題だけでなく、「自信がない問題」を管理することも重要だと感じています。

⑥ 時間を測って解く

本番は時間との戦いになります。そのため、問題演習の後半では時間を測って解く練習もしていました。10問ごとに時間を確認し、ペースが遅ければ調整する、という方法です。この練習のおかげで、本番でも焦ることなく最後まで解き切ることができました。

⑦ 情報の鮮度を自分でメンテナンスする

AWSのサービスは名称変更やサービス終了(EOL)が頻繁に発生します。学習を進める中で、サービスのEOL時期やサービス名称の変更といった情報を都度チェックし、CloudTechの教材の情報が古くなっていないかを確認する習慣をつけました。特に名称変更については「試験では旧名称ベースの知識のままで問題ないか」を都度AIに確認し、教材の情報をアップデートしながら学習を進めました。これにより、教材の情報を鵜呑みにせず、常に一次情報で裏取りする姿勢が身についたと思います。

試験直前に意識したこと

試験直前は新しい知識を増やすことはやめました。代わりに、

  • 弱点として書き残した内容を読み返す
  • 過去に迷った問題を見直す
  • 苦手分野だけ復習する

ことに集中しました。新しいことを覚えるよりも、自分が既に理解している知識を確実に使える状態にすることを優先しました。

まとめ

振り返ると、今回の学習で効果が大きかったのは以下の点です。

  1. CloudTechの問題演習を1周で理解しようとせず、周回するごとに理解を深める
  2. 間違えた原因を分類し、正解だけでなく不正解の理由まで説明できるようにする
  3. 解説で理解しきれない部分はAIとの対話で補い、抽象的な概念は身近な例えから積み上げて理解する
  4. 迷った問題・弱点だけを記録し、直前の復習に活用する
  5. 時間を測って解く練習をしておく
  6. 情報の鮮度は自分でメンテナンスする

範囲が広く、似たサービスの使い分けが問われるSAP-C02だからこそ、「知識量」よりも「整理の仕方・復習の仕方」が合否を分けると感じました。これから受験される方の参考に少しでもなれば幸いです。

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