Web3番SNSにはいろいろなところで色々な議論が展開されています。1つ間違いないのはWeb３の登場でSNSは大きくその姿を変えることになるということです。そんなSNSですが、開発にかなりのコストがかかります。これからしばらくたくさんのSNSが乱立する時期が訪れることを読んで、その競争の激化を促すサービスこそが今回紹介するlens Protocolです。
# Lens Protocol とは
Polygonの上に作られたこのLensの目的は、Web3.0版ソーシャルメディア構築を補助する〔ソーシャルグラフ提供〕ことである。
【Why Polygon?】 エコフレンドリーでガス代を抑えつつ、カーボンフットプリントの減少に力を入れてるからのようです。
備えている機能
基本機能は下記の通りです。
プロフィール作成・コンテンツ投稿・コメント・リツイート・コンテンツ収集・フォロー・ガバナンス・コミュニティ
❓じゃあ既存と何が違うのか❓
→全ての機能のNFT化＆IPFSによるコンテンツ管理することです。
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Profile NFT
複数所持可能で、個々のWalletアドレスに紐づきます。
さらに、投稿や共有・コメントなどの活動履歴はこのProfile NFTに紐付きます。
※使用可能Walletは、Metamask・Argent・Gnosis Safeとなっています。 -
Follow NFT
フォローことに関するNFT。Followする→Follow NFT mintという流れです。
ミソなのは、このFollow NFTにはtoken IDがついている。順に1から2,3,4と順に大きくなっていきます。
すなわち、フォローした/してくれた順番までも記録されます。
また、このFollow NFTのMintには、Followされる側があらかじめtokenのBurnを設けることもできます（→Followerの制限） -
Publication
主には、投稿・コメント・リツイートの3種類が存在します。
作成した、全てのコンテンツはProfile NFTに紐付きます。 -
Collect（NFT）
要は、コンテンツNFT購入機能。値段・ビジュアル・期間限定などのカスタマイズ可能です。
唯一の制限は、Followしている人のみに買ってもらえます。 -
Mirror
Twitterのリツイート機能のようなものです。
自分がMirrorした大元のコンテンツを誰かが、Collect（購入）すれば、Mirrorした自分に収益の一部が分配されます（今のアフィリエイト）。
# Lens Protocol の本質
一言で言えば分権的なプロトコルです。では、分権的なプロトコルとは何か…
①中央集権的なデータの保存を廃止
これは、Web3の根本的価値です。データの分散はもちろんここにも反映されています。Web３の根本なので、そべてのサービスはここを内包していることになるので、詳しくは書きません。
②デジタル主権
そろそろ世界的にデータのプライバシーが騒がれてきています。このLensProtocolの活用で、既存の中央集権的な protocolの好き勝手なやり方から解放され、個人が主体となって、データを所有・管理できるようになります。だから、真の意味でデジタル主権が実現されます。
Lens Protocolが解いている課題
① イノベーションを推進
大手がデータを独占的に所有するようになると、たとえそのサービスがイケてない状態になっても、新興サービスがそれを倒すのは困難です。でも、個人がデータを所有することによって、イノベーションが推進され、いけてないサービスはすぐに取って代わる環境になります。
②インターネット活動の価値上昇
今のインターネットでの活動が価値を持っているのは、「それに価値を見出している人」と「活動しているプラットホームが生き残っている」からです。万が一そのプラットホームがなくなれば、それまでの活動は水の泡となります。でも、分散化によって、半永久的に自身の活動は価値を持ち続けます。インターネットでの活動がより鮮明な意味を持つようになります。
最後に
Verooは、Blockchain技術を活用した「想いの巡るグルメSNSアプリ」です。食に対する熱量、例えばラーメンがめちゃくちゃ好きで年間400杯食べているとか、変態的に具材にこだわった中華料理を作っているなどのような、今まで直接お金にはならなかった食に対する情熱や熱量、その裏側にある想いがトークンを使うことで巡る世界。自分のラーメンに費やす熱量がコミュニティに承認される。自分がほんとにいいと思って作った食べ物がコミュニティで広まる。Verooは単なるSNSアプリではなく、クリエイターたちの想いが紡がれるソーシャルグルメアプリです。
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