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Cloudflareにサインアップしドメイン設定する

Last updated at Posted at 2023-01-31

放置してたドメインがあるので、お名前ドットコムからCloudflareへ切り替えようと思います。

Cloudflare is 何?

様々なネットワークサービスを提供してくれるサービス。
オフィシャルサイト(日本語)

主な機能を軽く抜粋(2023/01時点)

  • Webトラフィック分析(Freeではまぁ不便..)
  • セキュリティ(WAF/Bot/DDoSなど)
  • パフォーマンス(エッジリダイレクト、AutoMinify, Cacheなど)
  • DNS
  • EdgeWorker
  • メールサービス/セキュリティ
  • SSL/TLS (HTTPS)
  • ルール(Rewriteなど)
  • ネットワーク(経路最適化、ヘルスチェック、HTTP/2,3なども)

ざっくりでこれぐらい、他にもKVやキャッシュAPI、オブジェクトストレージ(R2)やEdgeで動くSQLite(D1)が利用できたりする。
個人用途につきFreeプラン機能で、DNS変更、APIによるCI組み込み、Worker、HTTPS化などを利用したかった事が動機。
(有料プランは業務で利用しており、ガッツリ使えてます)

本記事について

  • Cloudflareへのサインアップし、ドメイン登録(設定)、アクティブ化までの流れが記載されています。

※本記事ではメールアドレスやドメインなどの識別情報は黒塗りにしています。

サインアップ

さて、本題。

まずはログインページへ。
画面右上で言語が選択できるので日本語にしました。

サインアップへどうぞ。
スクリーンショット 2023-01-31 13.17.27.png

メールアドレス、パスワードを入力

パスワード要件を満たして[サインアップ]をクリック。
スクリーンショット 2023-01-31 13.18.09.png

メールアドレス照合

サインアップするとこのようにメールアドレス照合の通知があるので照合します。
スクリーンショット 2023-01-31 13.19.01.png

[Cloudflare]: Please verify your email addressか、[Cloudflare]: メール アドレスを確認してくださいの件名でメールが届き、
本文に照合リンクが記載されているので送信元を確認した上でクリック。
スクリーンショット 2023-01-31 13.20.09.png

見当たらない場合は[確認メールを送信]があるのでクリックすると登録したメールアドレス宛に照合メールが届きます。
スクリーンショット 2023-01-31 13.19.15.png

これにてメールアドレスの照合が完了。
環境設定でも(未確認)となっていた箇所が(確認済み)となっているはずです。

※今回はしませんが、2FAなどの設定も可。

Webサイトの登録

ダッシュボードに[サイトを追加]するボタンがあるのでクリック。
スクリーンショット 2023-01-31 13.20.22.png

追加したいサイトのドメインを入力して、[サイト追加]をクリック。
スクリーンショット 2023-01-31 13.20.36.png

プランの選択ができるので今回は[Free]を選択し[続行]。
スクリーンショット 2023-01-31 13.21.09.png

クイックスキャンが開始されます。
スクリーンショット 2023-01-31 13.21.17.png

自動でスキャンできるものは設定されます。
スクリーンショット 2023-01-31 13.26.13.png

登録内容が正しい事が確認できれば[続行]をクリック。

注意点として

  • 現在登録しているレコードすべては自動スキャンされません。
  • よって、登録内容に齟齬、想定外が無いか確認しておきましょう。
    • Alias設定しているものがAレコードで登録されるなど
  • Proxyを有効にした場合、エッジサーバーからProxyされたリクエストとなります。
    • ドメインのアクティブ化が未完了の場合、エッジサーバーを経由せずCNAMEが返却されたと思います。
      • 一時的にOriginが露出する可能性
    • 信頼するProxyサーバーに関連する設定を行っている場合は、IP Rangesを参照し許可しておきましょう。
      • 上記リンクよりIPv4,6共にTextListが提供されているので自動化に組み込む事も可能
  • 後述のネームサーバー変更(アクティブ化)をを行わず30日経過すると登録内容は自動で削除される
    • ただし、再登録すれば登録内容は残っている(残存期間は不明)

ネームサーバーを変更する

※仮登録しておき、切り替えとアクティブ化は後からでも可能

ここが一番の山場、NSレコードを変更します。

記載の手順に従ってもOKですが、下記の例を検討してもよいかと思います。

  • NSレコードのTTLを短くし、TTLが反映されるまで待機
    • 障害発生時にTTL時間内で切り戻しが早くできます。
    • ※登録後に戻す事もお忘れなく
  • 現在のNSレコードに追加する形で並行運用を行う

DNS情報は複雑化していると移譲や、想定外のキャッシュや設定(/etc/hostsなど)が行われているケースがある為、
構成を把握した上で、確認手順を準備し慎重に切り替え方法を検討しましょう。

今回は個人用途につき失うものはないので、
ドメインレジストラ(今回ならお名前ドットコム)の管理アカウントにログイン。
[ネームサーバーの変更] -> [他のネームサーバーを利用] を開き、
記載されているCloudflareのネームサーバー1,2をプライマリ、セカンダリに登録し[完了しました、ネームサーバーをチェックしてください]をクリック。

せっかちな人は下記コマンドで切り替わりを確認してもヨシ!
ネームサーバーを指定して切り替わる瞬間を見るのも楽しみの一つですね。

$ dig example.com ns

クイックスタートガイドが表示されるが今回は割愛。[後で完了]をクリック。
スクリーンショット 2023-01-31 13.28.41.png

ネームサーバーのチェックが完了するまでしばらく待機。(10分程度で完了)

ネームサーバーの変更が完了

アクティブになると、ダッシュボードで素晴らしいニュースとして表示されます。
スクリーンショット 2023-01-31 13.40.45.png

登録したメールアドレス宛にも作動中のメールが届きます。
スクリーンショット 2023-01-31 13.42.28.png

これにて、サインアップからドメイン設定までは完了となります。

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