LoginSignup
13
7

More than 1 year has passed since last update.

Web3.0関連の情報収集に活用しているサイト5選

Last updated at Posted at 2021-12-13

はじめに

はじめまして。レコチョク Advent Calendar 2021の14日目の記事を担当する、新卒1年目エンジニアの坂本と申します。
入社前の学生時代は心理学を勉強したり軽音楽系の部活でドラムをやったりと、プログラミングとはあまり縁の無い生活を送っていました。ちなみに好きなバンドはTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTと東京事変です。

そんな私ですが、先日、NFTを取り扱う部署に配属されました。しかし、

  • NFT→ブロックチェーンを活用した技術っていうのはギリギリ知ってる、どんな風に使われてるかは知らん
  • ブロックチェーン→まぁ聞いたことはある、仮想通貨ってこの技術を使ってるんやろ

こんな感じの知識レベルでした。「ブロックチェーンを始めとする分散型ネットワークはWeb3.0の根底となる重要な技術である」ということも、つい最近理解したほどです。しかし流石にこのままでは不味いので、Web3.0関連の情報について現在頑張って勉強している真っ最中です。

最近トレンドの分野ということもあり、新進気鋭のベンチャー・スタートアップから誰もが知っている有名企業、そして行政までもがWebの新たなフェーズへと挑んでゆく様子を知るうちに「Web3.0の世界って面白い!」と感じ始めた今日この頃です。

この記事では、そんな私が定期的にチェックしているメディアについてご紹介していきたいと思います!

Web3.0とは

本題に入る前に、まず軽くWeb3.0についてまとめておきます。

Web3.0とは、現在のWebが抱える問題点を解決するために構想された概念で、非中央集権型のWebのことを指します。
中央集権型とは、中央組織が絶対的な権限を持つ形式のことです。私達が普段使っているSNSや検索エンジンを例に挙げるとすると、それらの運営会社が中央組織に当たるでしょう。
なお、Webが登場した1990年代初頭から2000年代初期のWebを指すWeb1.0、2000年代半ばから現在までのWebのあり方を指すWeb2.0は中央集権型のWebになります。
一方、非中央集権型はその逆で、権限が一点に集中していない形式を指します。

現在のWeb、つまり中央集権型のWebには、大きく分けて3つの問題点があります。

  1. ユーザーの知らないところで企業が個人情報をビックデータとして売買している
  2. 中央組織の承認がなければインターネット上での活動に制約が生まれる
  3. 中央組織がハッカーからの攻撃を受けた場合、そこが崩れてしまうとシステム全体が崩壊する

これらの問題点を解決するために構想された非中央集権型のWebは、中央組織を介すること無くユーザー同士が直接繋がり、各々が同じデータを共有し改ざんを監視し合うことで実現されます。そしてその仕組みを支えるのがブロックチェーン技術です(この記事では詳しい説明はしませんが、ブロックチェーンに関して気になった方はレコチョク Advent Calendar 2021の15日目の記事「ブロックチェーンとその関連技術のイメージを掴む」をぜひご覧ください)。

そして今、世界的な潮流として、Web3.0の発展を目指し様々な企業や団体が開発に力を入れているという状況になっています。

参考

Web3.0関連の情報収集に活用しているサイト5選

Web3.0についての概要をまとめたところで本題です。今回ご紹介する5つのうち4つは日本のサイトなので、英語アレルギーの方でも安心して読めます。

Asteria Corporation

アステリア株式会社のYouTubeチャンネルです。「Web3.0?右も左も分からない!」といった感じの勉強始めたての頃にお世話になっていました。

「超初心者のためのブロックチェーンの学校」シリーズではブロックチェーンや仮想通貨、NFTといった用語の説明からブロックチェーンの活用事例について解説しています。一度この解説をいくつか見ておくとその他のメディアでのキャッチアップがスムーズにいった気がしました。動画での学習スタイルが性に合っている方はぜひ。

「週刊ブロックチェーンニュース解説」ではその名の通り、ブロックチェーンに関連するニュースを取り上げて解説しているシリーズです。知識がない状態だとニュースを読んでいてもなかなか頭に入らない、といったことが起こりがちですが、このシリーズでは専門用語を噛み砕いて説明してもらえるので非常に分かりやすいです。

あたらしい経済

幻冬舎が運営する、ブロックチェーンや仮想通貨、トークンエコノミーといったテーマに特化したWebメディアです。Web3.0に関連する最新ニュースを初め、ブロックチェーン等に関する初心者向けの学習記事や特集記事、コラムもあり、読み物として充実しているサイトになっています。

また、モテクリエイターのゆうこすさんや元競泳選手の北島康介さんといった方々との企画・特集記事など、Web3.0に関してあまり知識が無くても楽しく読める記事があり、これもこのサイトの大きな特徴だと思います。

その他、毎日15分程度のポッドキャストも配信しているため、身支度しながら、移動しながらなどでも手軽にニュースをチェックできるのが非常に助かります。

HashHub Research

こちらもブロックチェーンや仮想通貨に特化したWebメディアです。あたらしい経済と比べると、こちらの方が技術的なコンテンツや投資分析等の専門的な内容の記事が多いです。また、内容が詳細な分、他メディアと比べてかなり読み応えがあります。

一部有料会員限定コンテンツもありますが、入門記事は無料公開されているものも多いので、今持っている知識からさらにもう一歩ステップアップしたい!という方におすすめです。

CoinPost

こちらは仮想通貨やNFTといった投資関連の情報に特化したWebメディアです。トップページにアクセスすると、トップニュースと併せて各通貨の価格や上昇率・下降率といったデータがずらっと表示されています。

ブロックチェーンや仮想通貨に関する用語集もあるため、仮想通貨やNFT関連の最新ニュースを押さえつつ、知らない単語をサクッと勉強するのに便利です。

また、このサイトでは記事にコメントするとビットコインがもらえるという面白い取り組みも行っています。

Decrypt

こちらは海外のメディアになります。日本のメディアでは取り上げられていないニュースをカバーするために、Google翻訳とDeepL翻訳に頼りつつ頑張って読んでいます。
アメリカの大手メディアということでニュース記事を始め学習記事もあるなど情報が豊富なのはもちろん、中でもブロックチェーン関連のアプリやサービスのレビュー記事は他にあげた4つのサイトではあまり読めないため、そういった記事に興味がある方にもおすすめです。

また、Decryptでは独自トークン「Decrypt Token(DCPT)」を導入しているのが非常に面白い点です。暗号資産について学習するには実際に試してみることが一番、ということがこの実験的な取り組みを導入した経緯のようです。このDCPTは公開されている記事を読んだり共有したりすることで貯まっていき、いずれは専用のデジタル報酬と交換できるようになるそうです。

余談ですが、将来的にWeb3.0の世界ではDecryptのようにサービスを利用することによってソシャゲでいう「ログインボーナス」「デイリーミッションの報酬」といったようなものがトークンとして付与されるようになるんでしょうか...?

参考

おわりに

いかがでしたでしょうか。まだまだ初学者ゆえに稚拙な表現もあったかと思いますが、温かい目で見て頂ければ幸いです。そしてあわよくばこの記事で紹介されていないおすすめのメディア等あれば教えて頂けると大変ありがたいです。

今回はこの辺りで筆を置かせて頂きますが、レコチョク Advent Calendar 2021はこの記事以降も続きますのでぜひご覧ください。

と、いうことで明日は15日目「ブロックチェーンとその関連技術のイメージを掴む」です。お楽しみに!


この記事はレコチョクのエンジニアブログの記事を転載したものとなります。

13
7
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
13
7