【完全保存版】OpenClaw CLI実践テクニック20選:ブラウザUIでは実現できない自動化ガイド
OpenClawの高度な機能・隠し機能を活用して、AIエージェントを最大限に活用する
はじめに
「OpenClawをインストールしたけど、基本的なチャットしかしていない...」そんな悩み、ありませんか?
実は、OpenClawの**真価はCLI(コマンドラインインターフェース)**で発揮されます。ブラウザUIでは実現できない、圧倒的な自動化・効率化が可能です。
本記事では、OpenClaw CLIで生産性を10倍にするテクニックを初級編(⭐)から上級編(⭐⭐⭐)まで20個厳選しました。コピペで試せるコード例付きで、今日からすぐに活用できます。
この記事を読むと:
- ✅ モデル切り替えを1コマンドで完了
- ✅ 定期タスクを完全自動化
- ✅ 複数エージェントで並列処理
- ✅ スマホや別PCをリモート操作
読み方のヒント:まずは初級編(#1〜#5)を試してみてください。5分で実感できます。
本記事の特徴: OpenClawのコマンドラインインターフェース(CLI)に焦点を当て、ブラウザUIでは実現できない高度な操作を解説します。
事前準備
DiscordのチャンネルID・メッセージIDの取得方法:
- チャンネルID: Discordのチャンネルを右クリック > 「チャンネルIDをコピー」
-
メッセージID: メッセージを右クリック > 「メッセージIDをコピー」
- 開発者モードを有効化が必要: ユーザー設定 > 詳細設定 > 開発者モード > ON
目次
初級編(難易度: ⭐)
1. モデルエイリアスで素早く切り替え
概要: よく使うモデルに短い名前を付けて、即座に切り替える
これで何が変わる? 思考の中断を防ぎ、瞬時にモデルを切り替えられます
設定方法:
# モデルエイリアスを設定
openclaw models aliases add "turbo" "zai/glm-5.1-turbo"
openclaw models aliases add "glm" "zai/glm-5.1"
openclaw models aliases add "openai" "openai/gpt-5.4"
# エイリアスを確認
openclaw models aliases list
実行結果例:
$ openclaw models aliases list
Aliases:
turbo → zai/glm-5.1-turbo
glm → zai/glm-5.1
openai → openai/gpt-5.4
関連コマンド:
openclaw models set turbo # デフォルトを変更
# 実行結果:
# Default model set to: turbo (zai/glm-5.1-turbo)
openclaw models status # 現在の設定を確認
# 実行結果:
# Default model: turbo (zai/glm-5.1-turbo)
活用シナリオ:
- 速度重視の時は
turbo - コード生成には
openai - 一般的な会話は
glm - エイリアスを使うことで思考の中断を防ぐ
2. Heartbeatでプロアクティブなチェック
概要: 定期的なチェックを自動化して、重要な情報を逃さない
これで何が変わる? 定期的なチェックを自動化し、重要な情報を見逃しません
設定方法:
# HEARTBEAT.md を作成
cd ~/.openclaw/workspace
cat > HEARTBEAT.md << 'EOF'
# Heartbeatチェックリスト
## チェック項目(ローテーション)
- [ ] メールの未読確認
- [ ] カレンダーの次24時間のイベント
- [ ] 天気確認(外出予定がある場合)
- [ ] GitHubの通知
## 状態管理
チェック状態を memory/heartbeat-state.json に記録
EOF
# HEARTBEAT.mdを作成した後、Gatewayを再起動して有効化
openclaw gateway restart
# Heartbeatの有効化・無効化・状態確認
openclaw system heartbeat enable
openclaw system heartbeat disable
openclaw system heartbeat last
活用シナリオ:
- 夜間23:00-08:00は静かに、朝に重要な通知のみ
- 定期的なバックアップ確認
- 期日が近いタスクのリマインダー
注意点:
- HEARTBEAT.mdを空にするとチェックがスキップされる
- 状態追跡にJSONファイルを使用することで効率的に管理
3. メモリ検索で過去の知識を活用
概要: 過去の対話や記録をベクトル検索で素早く見つける
これで何が変わる? 過去の決定事項を数秒で検索・確認できます
設定方法:
# memoryディレクトリの作成
mkdir -p ~/.openclaw/workspace/memory
# メモリファイルの作成
echo "重要な決定: プロジェクトXにはTypeScriptを使用する" > memory/2026-04-2.md
# メモリのインデックス作成
openclaw memory index
# 実行結果:
# Indexed 1 memory files
検索方法:
openclaw memory search "TypeScriptの設定"
# 実行結果例:
# Found 3 matches
# 1. memory/2026-02-13.md: 重要な決定: プロジェクトXにはTypeScriptを使用する
# ...
openclaw memory search "プロジェクトXの決定事項"
活用シナリオ:
- 過去のプロジェクトの方針を思い出す
- 何週間か前に話した設定を確認する
- 会話の履歴からパターンを見つける
関連機能:
- GLM Embedding (glm-embedding-v3) を使用
- FTS (全文検索) とベクトル検索のハイブリッド
- SQLiteベースの高速検索
4. ブラウザ拡張とChromeリレーの活用
概要: 既存のChromeタブをOpenClawから直接操作する
これで何が変わる? 開いているタブを直接操作し、スクレイピングや自動入力が可能になります
設定方法:
# Chrome拡張機能をインストール(Chrome Web Storeから入手)
# URL: https://chrome.google.com/webstore/detail/openclaw/[拡張機能ID]
# 注: 拡張機能IDはOpenClawの公式ドキュメントで確認してください
# 既存のタブに接続
openclaw browser --browser-profile chrome status
# 実行結果例:
# Browser status: connected
# Profile: chrome
# Tabs: 3
openclaw browser --browser-profile chrome tabs
# 実行結果例:
# 1. https://example.com (Example Page)
# 2. https://github.com (GitHub)
# 3. https://openclaw.ai (OpenClaw)
活用シナリオ:
- 開いているページのスクリーンショットを取得
- フォームへの自動入力
- ページ内の情報を抽出
コマンド例:
# スナップショットを取得
openclaw browser snapshot --format aria
# 特定の要素をクリック
openclaw browser click 12
# スクリーンショットを撮る
openclaw browser screenshot --full-page
注意点:
- Chrome拡張機能のインストールが必要
- タブごとに拡張機能を有効化する(バッジがONになるまで)
5. Discordスレッドでのタスク管理
概要: Discordのスレッド機能を使って、タスクを整理し、会話をスレッドに閉じ込める
これで何が変わる? プロジェクトごとにスレッドを管理し、メインチャンネルを整理できます
設定方法:
# スレッドを作成(<チャンネルID> は実際のチャンネルIDに置換)
openclaw message thread create \
--channel discord \
--target <チャンネルID> \
--thread-name "プロジェクトXのタスク" \
--message "プロジェクトXの進捗管理用スレッド"
# 実行結果例:
# Thread created: プロジェクトXのタスク (ID: 1234567890123456789)
活用シナリオ:
- プロジェクトごとにスレッドを作成
- 長期間続くタスクをスレッドに集約
- メインチャンネルを整理された状態に保つ
関連コマンド:
# スレッドに返信(<スレッドID> は実際のスレッドIDに置換)
openclaw message thread reply \
--channel discord \
--target <スレッドID> \
--message "タスクAが完了しました"
# 実行結果例:
# Message sent to thread: タスクAが完了しました
# スレッド一覧
openclaw message thread list --channel discord --guild-id <ギルドID>
中級編(難易度: ⭐⭐)
6. マルチエージェントの委譲
概要: 複数の専門化されたエージェントにタスクを適切に振り分ける
これで何が変わる? タスクを専門化されたエージェントに委譲し、並列処理が可能になります
委譲フロー図
設定方法:
# エージェントの追加(name は位置引数)
openclaw agents add researcher --model zai/glm-5.1
openclaw agents add executor --model zai/glm-5.1-turbo
openclaw agents add reporter --model zai/glm-5.1
# エージェントの確認
openclaw agents list
# 実行結果例:
# Agents:
# - researcher (zai/glm-5.1)
# - executor (zai/glm-5.1-turbo)
# - reporter (zai/glm-5.1)
活用シナリオ:
- 調査タスク → researcher
- ファイル操作・実行 → executor
- レポート作成 → reporter
- coordinatorが全体を調整
委譲パターン(AGENTS.mdで定義):
## 行動原則
- タスクを分解したら、適切なエージェントに委譲する
- ユーザーに宣言せず、結果のみを報告する
- 進捗が必要な長い作業は、完了時またはユーザーが尋ねたときのみ報告
7. Cronジョブで定期タスクを自動化
概要: 正確なスケジュールでタスクを実行する(朝8時のニュース配信など)
これで何が変わる? 正確なスケジュールでタスクを自動実行し、手動管理の手間を削減します
設定方法:
# Cronジョブの追加(個別フラグ形式)
openclaw cron add \
--name "朝のニュース配信" \
--cron "0 8 * * *" \
--tz Asia/Tokyo \
--system-event "AIニュースを収集して、要約を作成" \
--session main
# 実行結果例:
# Cron job added: 朝のニュース配信 (ID: cron_123)
# Cronジョブの確認
openclaw cron list
# 実行結果例:
# Cron jobs:
# - 朝のニュース配信 (ID: cron_123)
# Schedule: 0 8 * * * (Asia/Tokyo)
# Status: enabled
# Cronジョブの手動実行(テスト用)
openclaw cron run cron_123 --run-mode force
活用シナリオ:
- 毎朝8時にニュースを要約
- 毎週金曜日に進捗レポート
- 毎月1日にバックアップ確認
Cron構文:
* * * * *
│ │ │ │ │
│ │ │ │ └─ 曜日 (0-6, 日曜=0)
│ │ │ └─── 月 (1-12)
│ │ └───── 日 (1-31)
│ └─────── 時 (0-23)
└───────── 分 (0-59)
8. MCPサーバーとの連携
概要: MCP (Model Context Protocol) サーバーを追加して、外部ツールと統合する
これで何が変わる? ローカルのツールセットやカスタムAPIをエージェントに公開できます
設定方法:
# MCP設定ファイルを編集
vim ~/.openclaw/mcp.json
# 設定後に再起動が必要
openclaw gateway restart
# 実行結果例:
# Gateway restarted successfully
MCP設定ファイル例(~/.openclaw/mcp.json):
{
"servers": {
"my-server": {
"command": "node",
"args": ["path/to/server.js"],
"env": { "API_KEY": "your-key" }
}
}
}
mcporterを使用する場合:
# mcporterを使ってMCPサーバーを管理
npx mcporter list # 利用可能なサーバーを確認
# 実行結果例:
# Available MCP servers:
# - filesystem
# - github
# - sqlite
# - brave-search
npx mcporter add <name> # サーバーを追加
npx mcporter configure # 設定を編集
活用シナリオ:
- ローカルのツールセットと連携
- カスタムAPIをエージェントに公開
- ローカルモデルとの統合
9. モデルフォールバックの設定
概要: プライマリモデルが利用できない場合、自動的にバックアップモデルに切り替える
これで何が変わる? プライマリモデルがダウンしても、自動的にバックアップモデルに切り替わります
設定方法:
# フォールバックリストを確認
openclaw models fallbacks list
# 実行結果例:
# Fallback chain:
# 1. zai/glm-5.1
# 2. zai/glm-5.1-turbo
# 3. openai/gpt-5.4
# フォールバックを1つずつ追加
openclaw models fallbacks add zai/glm-5.1
openclaw models fallbacks add zai/glm-5.1-turbo
openclaw models fallbacks add openai/gpt-5.4
# 実行結果例:
# Added zai/glm-5.1 to fallback chain
# フォールバックの削除
openclaw models fallbacks remove zai/glm-5.1-turbo
# フォールバックを全クリア
openclaw models fallbacks clear
設定のポイント:
- 高速・安価 → 優先
- 高品質・高価 → バックアップ
- 特殊用途 → 最後の手段
10. ブラウザ自動化ワークフロー
概要: スナップショットとアクションを組み合わせて、複雑なブラウザ操作を自動化
これで何が変わる? 複雑なブラウザ操作を完全自動化し、スクレイピングやデータ収集が効率化されます
基本パターン:
# 1. ページを開く
openclaw browser open https://example.com
# 2. スナップショットを取得(AIベースの要素参照)
openclaw browser snapshot --format aria
# 実行結果例:
# Snapshot captured with 15 elements
# 3. 要素を操作(refを使用)
openclaw browser click 12 # クリック
# 実行結果例:
# Element 12 clicked successfully
openclaw browser type 23 "テキスト" # 入力
openclaw browser press Enter # キー押下
# 4. 結果を確認
openclaw browser screenshot
高度な自動化:
# フォームの自動入力
openclaw browser fill \
--fields '[{"ref":"1","value":"名前"},{"ref":"5","value":"email@example.com"}]'
# ダイアログの操作
openclaw browser dialog --accept --prompt "確認"
# 特定のテキストを待機
openclaw browser wait --text "完了"
# ページをPDFで保存(カレントディレクトリに自動保存)
openclaw browser pdf
11. メッセージアクションの活用
概要: Discordの高度な機能(リアクション、ピン、スレッド、ポール)を活用する
これで何が変わる? Discordの高度な機能をCLIから活用し、コミュニケーションを自動化できます
リアクションの活用:
# メッセージにリアクションを追加
# (<チャンネルID>、<メッセージID> は実際のIDに置換)
openclaw message react \
--channel discord \
--target <チャンネルID> \
--message-id <メッセージID> \
--emoji "✅"
# 実行結果例:
# Reaction ✅ added to message
# ピン留め
openclaw message pin \
--channel discord \
--target <チャンネルID> \
--message-id <メッセージID>
# 実行結果例:
# Message pinned successfully
# ポール作成
openclaw message poll \
--channel discord \
--target <チャンネルID> \
--poll-question "次のミーティングはいつにしますか?" \
--poll-option "月曜日 10:00" \
--poll-option "火曜日 14:00" \
--poll-option "水曜日 16:00"
12. ノードペアリングでリモート操作
概要: ペアされたデバイス(スマホ、タブレット、別PC)をリモートから操作する
これで何が変わる? スマホや別PCをリモートから操作し、カメラ撮影や位置情報の取得が可能になります
設定方法:
# ペアリングリクエストの確認
openclaw nodes pending
# 実行結果例:
# Pending pairing requests:
# - iPhone-15 (abc123) - expires in 5 minutes
# ペアリングの承認(<リクエストID> は pending で表示されるIDに置換)
openclaw nodes approve <リクエストID>
# 実行結果例:
# Node iPhone-15 paired successfully
# ノードの一覧
openclaw nodes list
# 実行結果例:
# Nodes:
# - my-laptop (l590) - Online
# - my-phone (iphone) - Online
使用例:
# カメラでスナップ(<ノード名> は実際のノード名に置換)
openclaw nodes camera snap \
--node <ノード名>
# 実行結果例:
# Camera snap saved to: /tmp/snap_20260329_1430.jpg
# 位置情報を取得
openclaw nodes location get --node <ノード名>
# 実行結果例:
# Location: 35.6895, 139.6917 (Tokyo, Japan)
# ローカル通知を送信(macのみ)
openclaw nodes notify \
--node <ノード名> \
--title "タスク完了" \
--body "バックアップが正常に完了しました"
13. TUI (Terminal UI) の活用
概要: ターミナル上でOpenClawと対話するインタラクティブUIを使用する
これで何が変わる? ブラウザを開く必要がなく、キーボードのみで操作できます
起動方法:
# 基本起動
openclaw tui
# セッションを指定
openclaw tui --session coordinator
# 初期メッセージを指定
openclaw tui --message "今日のタスクを確認"
# レスポンスを配信
openclaw tui --deliver
TUIのメリット:
- ブラウザを開く必要がない
- スクロールバックと検索が容易
- キーボードのみで操作可能
上級編(難易度: ⭐⭐⭐)
14. スキルの作成とClawHubへの公開
概要: 独自のスキルを作成し、ClawHubを通じて共有・インストールする
これで何が変わる? 独自のスキルを作成し、コミュニティと共有できます
スキル作成の手順:
# スキルのディレクトリ構造
mkdir -p ~/.openclaw/skills/my-skill
cd ~/.openclaw/skills/my-skill
# 必須ファイル
cat > SKILL.md << 'EOF'
# My Skill
## 説明
このスキルは〇〇を行うためのものです。
## ツール
- tool1: ツール1の説明
- tool2: ツール2の説明
## 使用例
設定
なし
EOF
**ClawHubへの公開:**
```bash
# ClawHub CLIを使用
# 注: 初めて公開する場合は、ClawHubのアカウント認証が必要です
npx clawhub publish ~/.openclaw/skills/my-skill
# 実行結果例:
# Skill published successfully: my-skill (v1.0.0)
# スキルの検索
npx clawhub search my-skill
# 実行結果例:
# Found 1 skill:
# - my-skill by your-username (v1.0.0)
# スキルのインストール
npx clawhub install my-skill
# 実行結果例:
# Skill installed successfully: my-skill
15. Gatewayの高度な設定
概要: Gatewayサービスをsystemd/launchdで管理し、安定稼働させる
これで何が変わる? Gatewayサービスをシステムサービスとして管理し、安定稼働させます
サービスのインストール:
# Gatewayサービスのインストール
openclaw gateway install
# 実行結果例:
# Gateway service installed successfully
# サービスの開始
openclaw gateway start
# 実行結果例:
# Gateway started successfully (PID: 12345)
# サービスの再起動
openclaw gateway restart
# 実行結果例:
# Gateway restarted successfully
# カスタムポートで起動(フォアグラウンド)
openclaw gateway run --port 18789
# カスタムポートを設定に保存(サービス起動はこちら)
openclaw config set gateway.port 18789
# 設定後にサービス再起動
openclaw gateway restart
# 認証モードの設定(設定ファイルを編集後、再起動が必要)
# ~/.openclaw/config.json に以下を追加:
# {
# "gateway": {
# "auth": { "mode": "token", "token": "<your-token>" },
# "bind": { "mode": "lan" } # "tailnet" でTailscale経由
# }
# }
# 設定を反映するために再起動
openclaw gateway restart
16. ルーティングルールの設定
概要: 特定のチャンネル、アカウント、ユーザーからのメッセージを特定のエージェントにルーティングする
これで何が変わる? メッセージのパターンに応じて自動的に適切なエージェントにルーティングされます
設定例(~/.openclaw/config.json):
{
"agents": {
"routingRules": [
{
"channel": "discord",
"account": "default",
"patterns": ["*dev*", "*code*"],
"agent": "executor"
},
{
"channel": "discord",
"account": "default",
"patterns": ["*research*", "*investigate*"],
"agent": "researcher"
},
{
"channel": "discord",
"account": "default",
"patterns": ["*report*", "*summary*"],
"agent": "reporter"
}
]
}
}
設定ファイルの配置場所と再起動:
# 設定ファイルの配置場所: ~/.openclaw/config.json
vim ~/.openclaw/config.json
# 設定後に再起動が必要
openclaw gateway restart
# 実行結果例:
# Gateway restarted successfully
# ルールの確認
openclaw config get agents
# 実行結果例:
# {
# "routingRules": [
# { "agent": "executor", ... },
# ...
# ]
# }
17. ブラウザのコンソール・エラー監視
概要: ブラウザのコンソールメッセージやページエラーを取得して、問題をデバッグする
これで何が変わる? ブラウザ操作中のJavaScriptエラーやネットワーク問題を素早く発見できます
コンソールとエラーの取得:
# ページを開いて操作
openclaw browser open https://example.com
# コンソールメッセージを取得
openclaw browser console
# 実行結果例:
# [info] Page loaded
# [error] Failed to load resource: net::ERR_FAILED
# エラーレベルのみ取得
openclaw browser console --level error
# ページエラーを取得
openclaw browser errors
# JavaScriptを実行して結果を取得
openclaw browser evaluate --fn '(el) => el.textContent' --ref 7
活用シナリオ:
- SPA(シングルページアプリケーション)の動作確認
- APIリクエストのエラー追跡
- ページ内の要素値の検証
18. ノードでのコマンド実行
概要: ペアされたノードでコマンドを実行し、結果を取得する
これで何が変わる? リモートノードでコマンドを実行し、並列処理やスクリプトのリモート実行が可能になります
設定方法:
# ノードでシェルコマンドを実行(<ノード名> は実際のノード名に置換)
openclaw nodes run \
--node <ノード名> \
--raw "ls -la /tmp"
# 実行結果例:
# Command output:
# total 16
# drwxrwxrwt 4 root root 4096 Mar 22 14:00 .
# drwxr-xr-x 24 root root 4096 Mar 22 10:00 ..
# srw-rw-rw- 1 root root 0 Mar 22 14:00 X11-unix
# 長時間実行コマンド
openclaw nodes run \
--node <ノード名> \
--raw "npm install" \
--command-timeout 300000
# invokeでカスタムコマンドを実行(パラメータ付き)
openclaw nodes invoke \
--node <ノード名> \
--command system.run \
--params '{"cmd": "git status"}'
活用シナリオ:
- リモートサーバーでのメンテナンス
- 複数のマシンでの並列処理
- スクリプトのリモート実行
セキュリティ注意:
注意: openclaw nodes run/invoke は強力な機能です。信頼できるノードでのみ使用し、
不要なコマンド実行を避けるために、ノードの権限設定を適切に管理してください。
19. セッション履歴の検索
概要: 過去のセッションログを検索して、以前の対話や結果を再利用する
これで何が変わる? 過去のセッションログを検索し、以前の対話や結果を再利用できます
検索方法:
# セッション一覧
openclaw sessions
# 実行結果例:
# Sessions (total: 25):
# - main_20260329_143000 (active)
# - main_20260329_120000
# - coordinator_20260329_100000
# アクティブなセッションのみ(直近120分)
openclaw sessions --active 120
# 全エージェントのセッションを一覧
openclaw sessions --all-agents
# JSON出力(スクリプト向け)
openclaw sessions --json
20. フックの管理
概要: OpenClawにバンドル済みのフックを有効化・無効化して、イベント駆動の自動化を活用する
これで何が変わる? セッション開始/終了、リセットなどのイベントに応じた自動処理が使えます
利用可能なフックの確認:
# フック一覧
openclaw hooks list
# 実行結果例:
# Hooks (4/4 ready)
# Ready:
# 🚀 boot-md ✓ - Run BOOT.md on gateway startup
# 📎 bootstrap-extra-files ✓ - Inject extra workspace bootstrap files
# 📝 command-logger ✓ - Log all command events to a centralized audit file
# 💾 session-memory ✓ - Save session context to memory on /new or /reset
# 詳細情報
openclaw hooks info session-memory
# 有効/無効の確認
openclaw hooks check
フックの有効化・無効化:
# フックを有効化
openclaw hooks enable session-memory
# フックを無効化
openclaw hooks disable session-memory
活用シナリオ:
- ゲートウェイ起動時の初期化処理(boot-md)
- セッション切り替え時のコンテキスト保存(session-memory)
- コマンド実行の監査ログ(command-logger)
シチュエーション別おすすめ構成
個人開発者
目的: 効率的な開発とタスク管理
構成:
- エージェント: main + executor(コード実行用)
- モデル: zai/glm-5.1-turbo(日常) + zai/glm-5.1(会話) + gpt-5.4(コード・難問)
- チャンネル: Discord(通知) + Slack(チーム連携)
- オートメーション: Cronで毎朝のタスクリマインダー
- ブラウザ: openclawプロファイル(分離された環境)
なぜこの構成が良いのか:
個人開発者は効率性が最も重要です。モデルエイリアスで素早い切り替えを実現し、マルチエージェントで適切なタスク委譲を行うことで、開発作業の効率化を実現できます。ブラウザ自動化でスクレイピングやデータ収集を自動化し、開発時間を大幅に削減できます。
推奨テクニック:
- #1 モデルエイリアス
- #6 マルチエージェントの委譲
- #10 ブラウザ自動化
- #11 メッセージアクション
チーム運用
目的: チーム内の情報共有とタスク管理
構成:
- エージェント: coordinator + researcher + executor + reporter(完全な委譲)
- モデル: チームで統一(zai/glm-5.1)
- チャンネル: Discord(メイン) + Slack(特定チーム)
- オートメーション: Cronで毎週の進捗レポート
- ブラウザ: chromeプロファイル(既存のタブ共有)
なぜこの構成が良いのか:
チーム運用では情報共有とタスク管理が重要です。Discordスレッドで会話を整理し、マルチエージェントで適切な役割分担を実現できます。ルーティングルールで自動的にタスクを振り分け、スキル共有でチームの効率化を図ることができます。
推奨テクニック:
- #5 Discordスレッド
- #7 Cronジョブ
- #14 スキルの作成と共有
- #16 ルーティングルール
自動化重視
目的: 定期タスクの完全自動化
構成:
- エージェント: main + executor
- モデル: zai/glm-5.1-turbo(高速・安価)
- チャンネル: Discord(通知)
- オートメーション: 多数のCronジョブ + Heartbeat
- ブラウザ: openclawプロファイル(ヘッドレス)
なぜこの構成が良いのか:
自動化重視では信頼性とスピードが重要です。Heartbeatでプロアクティブなチェックを実現し、Cronジョブで定期的なタスクを自動化できます。ブラウザ自動化とノード実行で完全な自動化を実現し、人間の介入を最小限に抑えることができます。
推奨テクニック:
- #2 Heartbeat
- #7 Cronジョブ
- #10 ブラウザ自動化
- #18 ノードでのコマンド実行
分析・調査
目的: 大量の情報収集と分析
構成:
- エージェント: coordinator + researcher + reporter
- モデル: gpt-5.4(高品質な分析)
- チャンネル: Discord(結果通知)
- オートメーション: Cronで定期分析
- ブラウザ: openclawプロファイル(スクレイピング)
なぜこの構成が良いのか:
分析・調査では情報収集と知識の再利用が重要です。メモリ検索で過去の知識を活用し、マルチエージェントで適切な調査委譲を実現できます。ブラウザ自動化で情報収集を効率化し、セッション履歴で過去の結果を再利用することができます。
推奨テクニック:
- #3 メモリ検索
- #6 マルチエージェントの委譲
- #10 ブラウザ自動化
- #19 セッション履歴の検索
トラブルシューティング
設定が反映されない場合
問題: 設定ファイルを変更したのに反映されない
原因: Gatewayを再起動していない
解決策:
# Gatewayを再起動
openclaw gateway restart
確認:
# 設定の確認
openclaw config get gateway
コマンドが動かない場合
問題: コマンドを実行するとエラーが出る
原因: OpenClawのバージョンが古いか、コマンドの構文が間違っている
解決策:
# バージョンを確認
openclaw --version
# 最新版にアップデート
# (npm install -g @openclaw/cli など)
確認:
# コマンドのヘルプを確認(<command> は実際のサブコマンドに置換)
# 例: openclaw cron --help
# 例: openclaw browser --help
Discord関連のエラー
問題: チャンネルIDやメッセージIDでエラーが出る
原因: IDが間違っているか、開発者モードが有効化されていない
解決策:
# 1. 開発者モードを有効化
# Discord: ユーザー設定 > 詳細設定 > 開発者モード > ON
# 2. IDを再取得
# チャンネル: チャンネルを右クリック > 「チャンネルIDをコピー」
# メッセージ: メッセージを右クリック > 「メッセージIDをコピー」
# 3. コマンドを再実行
ブラウザ拡張機能が動かない場合
問題: Chrome拡張機能が反応しない
原因: 拡張機能が有効化されていないか、バッジがONになっていない
解決策:
# 1. 拡張機能のバッジを確認
# Chromeツールバーで拡張機能のアイコンをクリック
# バッジがON(色付き)になっていることを確認
# 2. タブをリロード
# Chromeでタブをリロードする
# 3. OpenClawの接続を確認
openclaw browser --browser-profile chrome status
Cronジョブが動かない場合
問題: Cronジョブがスケジュール通りに実行されない
原因: Cron構文が間違っているか、タイムゾーンが設定されていない
解決策:
# 1. Cronジョブの確認
openclaw cron list
# 2. 手動実行でテスト
openclaw cron run <ジョブID> --run-mode force
# 3. Cron構文の確認
# https://crontab.guru/ で確認
# 4. タイムゾーンの確認
# JSON設定に "tz": "Asia/Tokyo" が含まれているか確認
まとめ
OpenClawの真の力は、これらのテクニックを組み合わせることから生まれます。
おすすめの組み合わせ:
- 効率化: #1 + #2 + #10 + #11
- チームワーク: #5 + #6 + #14 + #16
- 自動化: #7 + #10 + #18 + #20
- 分析: #3 + #6 + #10 + #19
学習の順序:
- 初級編(#1-#5)をマスター
- 中級編(#6-#13)を実践
- 上級編(#14-#20)に挑戦
明日からできること:
- ✅ モデルエイリアスを設定する(#1)
- ✅ Heartbeat.mdを作成する(#2)
- ✅ ディレクトリを作成して、メモリ検索を試す(#3)
- ✅ Chrome拡張機能をインストールする(#4)
- ✅ Discordスレッドを作成する(#5)
OpenClawを最大限に活用して、生産性を劇的に向上させましょう!🦞
参考資料:
- OpenClaw GitHub Repository
- MCP (Model Context Protocol) Specification
- Playwright Documentation
- Cron Expression Guide
タグ: #OpenClaw #CLI #AIアシスタント #生産性 #自動化
