この記事は【マイスター・ギルド】本物のAdvent Calendar 2021、14日目の記事です。
まず、はじめに
本記事は「ビジネスで使えるスキルのような事をあたかもそれっぽく伝える」という目的で書き始めました。ここで言うスキルとは、考え方や捉え方、業務姿勢などのメンタル的な部分やコミュニケーション術・マナーといったフィジカル的な部分を総じて指しています。ですので技術の話は出てきません、すみません。しかも「それっぽく」なので実際は本質でも正解でもなく、あくまでそれっぽい内容です。つまり前提として読むだけ無駄な記事です。
\ 文字数は多いけど中身は薄いです! /
なぜ書こうと思ったか?
私達は、日々色々な人とコミュニケーションを取ります。クライアントワークで経営者さんや担当者さん、営業さん、社内のエンジニアさんともそうです。対面(口頭)、電話、メール、Slackなど手法も然り、フォーマルやカジュアルなどシーンもまた様々です。そして、その相手、手法、シーンによってそれぞれ適切なビジネスマナーが存在し、随所で円滑で合理的なコミュニケーション力が求められます。やりたくない仕事だってやらなきゃいけない時もあるし、何やってんだろうなぁと自問自答する夜もあるでしょう(知らんけど)。
ビジネススキルは、エンジニアでも営業でも総務でも、職種に関わらず、絶対に知っていて・持っていて損をすることはないもののひとつだと思っています。ただ私自身も誇れるスキルを持ち得ている訳ではないのですが、それでもなんとか今日まで生きてこれたのは、自分の中にある**「いくつか意識していること」**のお陰だと思ったので、このアドカレという良い機会にアウトプットをさせていただこうと思った次第です。もし万が一、なにかの間違いでもいいので少しだけ伝われば嬉しいです。
自己紹介
株式会社マイスター・ギルドの服部と申します。 【クリックで詳細が開きますが読み飛ばし可】
衣服の「服」に部活の「部」で服部です。私の所属するマイスター・ギルドはWEBシステムやスマホアプリ、AR/VR/MRなどの開発を行うシステム会社で、私以外は代表や役員を含めほぼ全員がエンジニアです。その中で私は営業や広報、プロジェクト内ではエンジニアさんのサポートなどに従事しております。前職もIT系でしたが、それより以前は専門学生時代から10数年に渡りドップリと音楽業界に浸かっており、仕事でもプライベートでも下手したら1年365日ほぼ毎日ライブハウスに居たので沢山のバンドマンと接する機会がありました。その時の経験が今回の記事の元ネタになっています。そもそもビジネススキルって
- 堅苦しい
- わからない
- めんどくさい
って思いませんか?つまり「やらされている」感がすごい。ちょっと服部さん、あの件どうなってますか?進捗報告してくださいよ。いやホンマ今それやろうと思ってたのに!といった中2の言い訳みたいなシチュエーションってよくあると思うんですけど、わかっちゃいるけどどうしたもんかな、というのがことビジネススキルと向き合う際の最大にして最硬の壁なのではないかと思っています。街のビジネスマンの方へのアンケートからもそれが見て取れます。
まあ、このアンケートは適当に作ったマガイモノなんですが、それくらい「堅苦しいし、わからないし、めんどくさいよね」という事です。本来、何事にも正式な型や定義っていうものはあるはずなのでビジネススキルもきっとキチンとするなら堅苦しいしわからないしめんどくさいのだと思います。ただ当記事はあくまで「それっぽい」ところに主眼を置いていますので、だからこそもっと噛み砕いてイメージしてみました。
及第点としてのビジネススキルで大切なことは
● 相手を
● 不快に
● させない
つまり、愛ということになるんですね。
バンドマンに学ぼう!
長く無益な前置きを経てやっと本題です。バンドマン。そう、彼らは愛を持って少年少女に夢を与え、人を愉快にさせるプロなのです。たまにチャラかったりアホだったりしますが、真摯に音楽に取り組み、才能を研磨し続ける、キラキラとSTAY GOLDしている人達なのです。
画像でお見せ出来ないのが心から残念ではありますが、見てくださいこのバンドマン達の威風堂々とした姿を(見えない)。アーティストやミュージシャンという言葉ではなく最大限の敬意を込めて「バンドマン」とお呼びさせていただきたい。そんな彼らの言動や行動から、相手を不快にさせない、つまり愛のあるビジネススキルを学んでいきましょう。
TRACK01
時間や場所に関わらず、大体バンドマンは「おざっす」的な挨拶をします。お疲れ様です、なのか、おはようございますなのか聞き取れない場合が多いですが、挨拶はバンドやビジネスに限らず生きる上での基本です。(今は知りませんが)10数年前だと挨拶の出来ないバンドマンは先輩から注意より先にグーで可愛がってもらったものです。
TRACK02
何も考えず、現実逃避してるように見られることも多いバンドマンですが、まったくそんなことはありません。どんな時もにこやかに過ごすというのがどれだけ「和」を保ち「輪」を広げる効果があるか彼らは知っています。いつも眉間にシワを寄せて近寄りがたい雰囲気なのは室井(柳葉敏郎)さんだけで十分です。
TRACK03
「バンドなんかにうつつを抜かして」という褒め言葉の通り、うつつを抜かしましょう。近年は思考の多様化により売れることがゴールではないパターンも多くありますが、バンドマンは様々な未来に対して常になにかアプローチを模索しています。妄想でも机上の空論でも自分でロードマップを持つことがどれだけ強みになるか彼らは知っているのです。
TRACK04
ロックでもパンクでもハードコアでも、バンドマンのピークは「バンドやりてえ!」と思った瞬間です。その初期衝動の詰まった処女作にはとてつもない爆発力があったりする訳ですが、初期衝動はなにも若者のみ1回だけのものではないのです。いくつになっても新しいことをやってみる、ちょっとした初期衝動の連続がビジネスだったりするのです。
TRACK05
自分の好きなバンドマンがリリースコメントを寄せている音源って気になってつい聴いてみちゃう。だって彼らは切磋琢磨して、お互いに認め合って、助け合っているから。仕事だってそうです。身の回りには自分と違う人しかいません。それぞれの多様性を受け入れて、認め合って助け合ってはじめてビジネスは機能していくのです。
TRACK06
半端ねえ、マジ実話すぎてロマンしかねえ。バンドも仕事も誰だって最初は初心者なんです。憧れの人や好きな人、デキる人を真似ることからはじめればいいんです。初めてレスポールをジャーッンと鳴らしたあの瞬間の無敵感。その気持ちで地道に続けることがオリジナルへの一番の近道なのです。
TRACK07
イェーイでもウェーイでも、陽キャでもパリピでもいいのです。むしろ陰キャでも根暗でもいいのです。小さくてもいいので自分の心の中に「イェーイ」とポジティブになれるバカっぽさも持っていきましょう。辛い時に我慢するヤツも泣くヤツも三流です、一流はイェーイって笑い飛ばすんです。
それはアティチュード
バンドマンから学ぶビジネススキル7選をお届けいたしました。「TRACK」とかキザなh2とかつけちゃって中2かよと自分でも思いつつまあ割とそこは気に入ってます。7曲ってミニアルバムだとちょっとボリューミーだけど、フルアルバムだとちょっと少ない絶妙になんとも言えない曲数ですよね。個人的にはTRACK04「ロックは初期衝動」が推し曲かな、と思います。ヴァイナルだとA面ラス曲って感じで悪くない。
辛い時も、迷った時も、ふと立ち止まってしまった時も、PASTもPRESENTもand FUTUREも、いつだってバンドマンは最高にカッコイイのです。そんな彼らからビジネスに通ずるスキルを学び、それを活かし、いつまでもSTAY GOLDしていたい。それはスタイルではなくアティチュードである。と名曲の歌詞やパンクロックヒーローの名言で本記事の締めくくりとさせていただきます。
日頃からQiitaを見ていてこんな最果ての記事まで目を通して下さっているあなたは、きっと学習意欲・成長意欲の高いエンジニアさんなのでしょう。働き方も、生き方も多様化している昨今ですので、たまにはこんな斜め右上の切り口から気づきを得るのもアリなのではないでしょうか。ネタっぽい内容ではあるのですが、本人は至って真面目に書いたつもりですので少しでも何か伝わることがあれば幸いです。
名前だけでも覚えて帰ってください、
マイスター・ギルドです、よろしくお願いします!
(ドコタンッ!ジャジャーーン!)