はじめに
Nodeのバージョンを変更したい。
まずはNodeのバージョンを確認。
$ node -v
すると
v18.15.0
これが現在のバージョンです。
今回は v12.9.1
に変更していきます。
1.ダウンロード可能なバージョンを確認
下記コマンドをターミナルで入力。
$ nodebrew ls-remote
しかし、
zsh: command not found: nodebrew
と怒られてしまいました🥲
nodebrew のインストールができているか確認
$ which nodebrew
すると
nodebrew not found
と表示されました。
どうやら nodebrew がインストールされていなかったようです。
nodebrew をインストールする
(Homebrewがインストールされている前提)
$ brew install nodebrew
上記コマンドを入力できたら、次にパスを設定する必要があります。
.zshrc ファイルを開く
ターミナルで以下のコマンドを入力
$ nano ~/.zshrc
.zshrc ファイルが開いたら、ファイルの末尾に次の行を追加
export PATH=$HOME/.nodebrew/current/bin:$PATH
追加できたら、Ctrl+O
(WriteOut)を押して、Enterで保存。
Ctrl+X
を押してnanoエディタを終了する。
このコマンドは nodebrew の実行可能ファイルがあるディレクトリをシステムのパスに追加します。これにより、任意の場所から nodebrew コマンドを実行できるようになります。
.zshrc ファイルの変更を有効にする
ターミナルに戻り、以下のコマンドを実行します。
$ source ~/.zshrc
これにより、新しいパス設定が有効になリます。
設定の確認
以下のコマンドを入力
$ which nodebrew
これにより、nodebrew のインストールパスが表示されるはずです。
何も表示されない場合は、パス設定に問題がある可能性があります。
これで nodebrew のインストールが完了しました!
再度コマンドを入力してみる。
$ nodebrew ls-remote
すると
v0.0.1 v0.0.2 v0.0.3 v0.0.4 v0.0.5 v0.0.6
v0.1.0 v0.1.1 v0.1.2 v0.1.3 v0.1.4 v0.1.5 v0.1.6 v0.1.7
v0.1.8 v0.1.9 v0.1.10 v0.1.11 v0.1.12 v0.1.13 v0.1.14 v0.1.15
v0.1.16 v0.1.17 v0.1.18 v0.1.19 v0.1.20 v0.1.21 v0.1.22 v0.1.23
v0.1.24 v0.1.25 v0.1.26 v0.1.27 v0.1.28 v0.1.29 v0.1.30 v0.1.31
v0.1.32 v0.1.33 v0.1.90 v0.1.91 v0.1.92 v0.1.93 v0.1.94 v0.1.95
v0.1.96 v0.1.97 v0.1.98 v0.1.99 v0.1.100 v0.1.101 v0.1.102 v0.1.103
v0.1.104
以下省略
ダウンロード可能なバージョン一覧が表示されました。
2.指定のバージョンをインストールする
まずは下記のコマンドを入力して、nodebrew が使用するディレクトリ構造をセットアップします。
$ nodebrew setup
次に、ダウンロード可能なバージョン一覧から、指定のバージョンをインストールする。
下記のコマンドを入力してください(今回は v12.9.1をインストール)。
$ nodebrew install-binary v12.9.1
使用したいバージョンに変更する
下記コマンドを入力してください。
$ nodebrew use v12.9.1
コマンド入力後 use v12.9.1
と表示される.
3.バージョンが切り替わっているか確認
下記コマンドを入力してください。
$ node -v
指定したバージョンに切り替わっていればOK(ここではv12.9.1)
これで、Nodeのバージョン変更ができました!
まとめ
Nodeのバージョンを変更するには
1.ダウンロード可能なバージョンを確認
$ nodebrew ls-remote
2.指定のバージョンをインストールする
※v12.9.1
の場合
$ nodebrew install-binary v12.9.1
3.使用したいバージョンに変更する
$ nodebrew use v12.9.1
4.バージョンが切り替わっているか確認
$ node -v
これでいつでもバージョンの切り替えができます!