日々勉強なわけで。。。
IT屋で作る側の立場にいると、新しい技術ってめっちゃ気になるし、あわよくばプロジェクトで使いたくなるよね~。
えっ、ならない?
そんな人は、そんなレガシーな古臭い技術であと何年頑張れるか楽しみだね(ニッコリ
そんな技術屋が嫌でもつきあっていかなきゃいけないのが、言語やフレームワークの バージョンアップ なわけで、こいつがあることによって新たに書き方を覚えたり、使い方を覚え直したりしなきゃならないという、技術屋をボケさせない仕組みがあるわけです。
なるほど、よく出来てる!!
えっ、ウチのシステム、もしかして古い?
ただ世の中のプロジェクト(特に大手や官公庁にベッタリな所とか)は、
大半がだいぶ昔に作成されたシステムな上「今も問題なく動いてるから、よし!!」みたいな、現場猫が喜んで仕事するような物が多いのと、そもそも新しい技術を使ってリプレイス(作り直す)みたいなお金と時間がかかるようなことを積極的にしてくれないところが多いため、いつまでも古臭い技術で誰が保守するんだ?的なスパゲッティ・アリエッティな素敵なソースがいつまでも幅を効かせているわけですよ。
大丈夫、割とどこの企業もサポートギリギリまでフルバージョンの言語を使い続けるはず。
新しい = 人柱がいないから怖い
クラウドワークスとか一般公募してるような案件だと、
割と積極的にいろんな技術使ってなんか作ってるんだろうなぁ的なのが見えてますが、
基本的に 前例がないことはあまりやりたがらない 傾向が、
日本の、特に大手企業や官公庁なんかは、つよつよな気がします。
だってほら、日本って失敗に厳しい国なので、失敗して出世コースから外れたら嫌なので、
安心・安定で人も集めやすくて、多くの実績のある言語やフレームワークしか使わないことが多いため、
言語ならJavaやC#でフレームワークはSpringBoot/.Net、画面はBootstrapでjQuery、DBはOracleみたいな、当たり障りないものが多く選ばれているような気がします。
最近はAIなどの関係でPython、フロントエンジニアなるフルスタックエンジニアになりそこねた中途半端なポジションの技術者のお陰でNodeJSでチョロっとReactやVueJSやってますみたいなのもよく耳にしたりしますが、
割と在り来りなものを使って在り来りなシステムを作ってるところが大半なんじゃないかなと言うのが個人的な見解です。
使う理由が見いだせない
便利な言語やツールが有るのは知ってるけど、1からまた覚えるのって面倒くさいよね。
誰かが作った雛形を使ってシステム作れたら素敵だよね。
そもそも使ってる人まだ少ないんだし、わざわざリスクを取ってまで使う理由が見いだせないよ。
わかる、非常にわかりみ。
個人で使ってればまだしも、みんなを巻き込んでランニングコストを消費するなんてナンセンス、工数の無駄だと思っちゃうよね。
流行るか分からない
その言語・ライブラリが流行るかどうかわからないので、
- いつ消えるか分からない
- 情報が少ない
- 有識者が少ない
- トラブった時に詰む可能性がある
ので、怖いのは当たり前。
特に日本企業って
「失敗しないこと」
にめちゃくちゃ価値を置くので、
「実績がある」
「他社でも使ってる」
「前例がある」
みたいな安心材料をめっちゃ欲しがる。
偉くなる・中心人物になればなるほど、コレまでの実績が壊れるのを恐れるので、未知に対しての拒否反応が以上なほどにヤバい。
それ、全員が思ってると何が起きるか。
誰も最初の一歩を踏み出さなくなる。
「前例がないからやらない」の限界
- 前例がないからやらない
- 失敗したら怖いからやらない
- 情報が少ないからやらない
まぁ、気持ちは分かる。
ただ、その判断を5~10年繰り返した結果どうなるか。
気づいたら
- 古い技術しか扱えない
- モダン環境に適応できない
- 人材が育たない
- 若手が逃げる
みたいな状況になったりする。
そしてこう言い始める。
「最近の若い子は来ない」
そりゃ来るわけがない。
令和の時代に、
- Java 6
- Struts
- jQuery地獄
- Excel設計書300枚
みたいなの見せられたら、
「会社じゃなくて修行寺かな?」
ってなる。
新しい技術 = 正義ではない
もちろん勘違いしちゃいけないのは、
新しい技術を使えば偉いわけではない。
流行ってるだけの技術に飛びついて、
- 運用崩壊
- 保守不能
- 誰も理解できない
- 人を集められない
みたいなのも普通にある。
なので、
「新しいから採用する」
ではなく、
「今の課題に合っているか」
で判断するのが大事なのかなと。
思考停止はもっと危険
一番危ないのは、
「昔からこれだから」
だけで止まること。
技術って、
- 学ぶコスト
- 移行コスト
- 教育コスト
全部ある。
特にこの人に聞けば大丈夫(人柱)的なポジションになって教えられるレベルにまで行くには、
相当な経験と時間がかかるかも知れない。
そこに時間とお金とリスクをかけられないような小さな会社や、組織内のしがらみがヤバ過ぎて現状維持がベストみたいな大きな企業とかだと、変えたくない気持ちはめちゃくちゃ分かる。
でも、
変わらないコスト
っていうのも確実に存在する。
日本は変革にネガティブなところが多いため、無理に変わらないままでも、なぁなぁな感じで前回もアレだったから、今回もそれを流用してヤればいいよね みたいなことが出来るかも知れないけれど。。。
個人的には
AIがでてきているので、無理に技術なんか覚えなくても、システム・アプリって何?を知ってれば、それっぽいのを作れる時代にはなってきました。
ただAIが生成したものを人が修正するかも知れない(単純な修正のためにプロンプト考える時間がもったいない)し、AI利用制限のあるお客様とかだと自力で生成をしないといけない部分も合ったりするかも知れないしね。
とりあえずで新しい技術を追いたい気持ちは有るけど、全部追う必要はないと思ってる。
ただ、
- 少し触ってみる
- 情報を追う
- 比較してみる
くらいはやっておかないと気づいた時には
「”今の・一昔前の” やり方しか知らない人」
と、技術職としては結構怖いことになってしまうんじゃないかなと思ってます。
最後に
新しい技術に飛びつきすぎるのも危険。
でも、
前例がないことを理由に、
何も試さなくなるのはもっと危険。
結局、
「ちゃんと比較・検討したうえで選ぶ」
しかないんだと思う。
まぁでも日本企業、だいたい比較・検討する前に
「前例ないのでNGです」
って言いがちなんですけどね。。。
実績を作らせるための場を作ってほしいものです(転職しろって話かも知れんが