TL;DR

Azure系の認定試験を受験したいなら、AZ-900から開始のは強くおすすめ
受験費用は12,500円だが、Microsoft Virtual Training Daysを参加することで無料の試験が可能
が、上記のセミナだけ受けると受かることはほぼ不可能なので、Udemyなどの試験問題集を購入して練習するのがおすすめ
- 僕が購入したのは　→　これだけで合格！AZ-900: Microsoft Azure Fundamentals模擬試験問題集（7回分430問） | Udemy

受験に至る経緯

普段の仕事は、AWSのみ利用しており、あまりGCPやAzureを利用したことない。
AWS SAA資格を持っているので、本来であればAWS SAP資格をチャレンジしたかったが、「本来利用中の外型監視サービスから、Azure Monitorに乗り換えたい」の要望があった。

半分クセだが、全体イメージを把握しないままでは、もやもやすぎくて仕事できないタイプなので、
せっかくなので、Azure Monitorだけでなく、そもそもAzureを体系的に勉強しようかなと思い始めた。
なお、会社としての資格取得サポートあるため、Azure系の認定試験を受けようとした。

Azureの認定試験体系

Become Microsoft Certifiedに最新版を確認でき、AWSと似ており、Azureの認定試験もレベル・役割ごとで分けている。

Azureの基礎レベルの認定試験なら、下記の三つある

AZ-900 Azure基礎
AI-900 Azure AI基礎
DP-900 Azure Data基礎

その区別は名前見れば分かると思うので、紹介は一旦省略しておく。
僕の場合なら、アプリケーション開発はメインのシナリオなので、AZ-900を選定した

AZ-900の試験内容

AZ-900は主にAzureの基礎を中心に質問を出る。具体的に、下記の分野となる

cloudのコンセプトに関する説明（20〜25％）
コアAzureサービスに関する説明（15〜20％）
Azureのコアソリューションと管理ツールに関する説明（10〜15％）
一般的なセキュリティおよびネットワークセキュリティ機能に関する説明（10〜15％）
ID、ガバナンス、プライバシー、およびコンプライアンス機能に関する説明（20〜25％）
Azureのコスト管理とService Level Agreementsに関する説明（10〜15％）

AWS Certified Cloud Practitionerと似ている？って推測しているが、AWSの基礎試験を受けていないので何も言えない。
余談だが、試験準備と同時にAZ-104（Azure Administrator)の社外研修も参加した。「こりゃAZ-900も問われる知識では？」って思ったときはそこそこあったので、Azure系の認定試験を受験したいなら、AZ-900から開始した方がいいかと思う。

試験の申込み

試験 AZ-900: Microsoft Azure Fundamentals - Learn | Microsoft Docsから試験の申込みができるが、試験料はそこそこ高い・・（中級者レベルの試験ならもっと高い )

高いハードルはMS社が気づいてしまったかもしれないので、無料のトレーニングイベント Virtual Training Days| Microsoft Events and Seminars参加するとなんとタダで試験を申し込むできる。

詳細ならこの記事を参照してください → AZ-900を無料で受験するまでの3つのステップと注意点 | ビジネス継続とITについて考える

試験の準備

試験の申し込みページも上記のMS Virtual Training Daysも、MS社曰く試験のために必要な知識ポイントが記載されているが、正直あまり役立たない。
100%個人の感想だが、上記のページの知識は必要だが、全然足りない。んーなんか、上記の情報は*「１〜１０の自然数を学ぼう」なら、試験の難易度は「2×5 と 3×3のどっちが大きい？」*ってさらに一段落上の感じ。

勉強の手段は人により異なるが、下記のいつくは個人的におすすめ

Udemyなどの問題集を購入して、繰り返して解けてみる
オンラインセミナーを参加する
英語の無料問題を参照する

僕の経験談

自分の場合ならAzure経験0%のため、下記の流れで準備し、合計１ヶ月間で１発合格した

余談だが、試験と同時にAZ-104の社外研修も受けており、かなりAzureへの理解度が上がった。もしチャンスあれば、中級者向けの研修を受けてからAZ-900を受験するのは、更なる合格率が上がったではと思う。

結果

テストセンターで受験し、合計60問で45分内解答し、終了時点で結果が表示された。
ちなみに僕の場合は82%の正解率だった。

以上で、参考になれば幸いです。