最近、仕事柄「この課題に合うツール、何がある?」を聞かれることが増えてきました。ところが、検索で出てくるのは広告っぽい記事や、比較表はあるけど更新が止まっているページだったりで、結局いつもの定番に落ち着く…みたいな流れになりがちです。
そんな“ツール探索疲れ”のタイミングで触ったのが、いわゆるプロダクト・ディレクトリ系の YourFirstApp でした。結論から言うと、「探索の導線」と「ランキングの見せ方」がちょうど良くて、調べ物のスピードが上がるタイプ。Qiitaっぽく、触ってみた流れ・気づき・ハマりどころを書いておきます。
先にリンク置いておきます(本文中に必要なところでまた出します)
まずはここが入口: 探索の入口
触った背景:検索より“眺める”ほうが早い瞬間がある
プロダクト探しって、目的が明確なとき(例:Notionの代替、画像生成、応募管理…)は検索でもいけるんですが、実際はこんなケースが多いです。
- 目的はあるけどカテゴリが広い(「業務効率化」みたいな)
- “新しい選択肢”を探したい(いつも同じツールに寄ってしまう)
- 競合の動きをざっくり把握したい(何が流行ってる?)
この手のときは、検索結果を深掘るより、いい感じに整理された棚を眺めて、当たりを引く方が速いことがあります。YourFirstAppは、その“棚”として使いやすかったです。
ファーストインプレッション:迷わせない上部導線が良い
トップに入ると、「Explore」「Submit」「Sign in」みたいな導線がすぐ見えます。こういうの、地味だけど大事で、最初から「見る」「出す」「ログイン」の3つに割り切っている感じがします。
ホームでは、以下みたいな“時間軸”でのまとまりが見えて、探索の入口として直感的でした。
- 今日の新着(New Today)
- 週間のトップ(Week Top)
- 今月の人気(Most Popular This Month)
- 先月のベスト(Last Month’s Best)
「いま何が動いてる?」を雑に把握したいとき、最初に“ランキング棚”があるのは助かります。
使い方(私の実際の流れ):ランキング→カテゴリ→個別ページ
1) まずはランキング棚で“温度感”を掴む
個人的に最初に見るのは週次。新着は日によっては空振りもある(実際、私が見たときは “No projects found” と出ていました)ので、温度感を掴むなら週次が安定です。
週次の一覧ページはここから行けます: 週間の盛り上がりを見る
ここで良かったのは、**「今週の上位に何がいるか」**がすぐ分かること。ツール探索って、最終的に個別のLPへ飛ぶので、“候補を5つに絞れる”だけで勝ちです。
2) 次にカテゴリ一覧で“棚卸し”して、見落としを減らす
ランキングで当たりを引ける一方、課題が明確なときはカテゴリで探した方が早いです。YourFirstAppはカテゴリが一覧でズラッと見えて、「AI」「SaaS」「Design Tools」「Productivity」みたいな定番どころが一発で出てきます。
ここが便利でした: カテゴリを俯瞰する
このページ、ただ並んでいるだけじゃなくて“Quick Access”的な導線もあって、探索のショートカットになっています。私は「まず週次→次にカテゴリ」で、だいたい迷わず着地できました。
3) 個別のプロダクトページ:判断に必要な要素が揃っている
個別ページに入ると、ざっくり以下の情報がまとまっていました(見た範囲の印象)。
- タグ(カテゴリ)が見える
- 投票(upvote)の数が見える
- コメント欄がある(空でも「ここで会話が起きる余地」がある)
- たまに“Achievement”っぽいバッジが付いている(デイリーの上位、みたいな)
ここ、プロダクト探索の体験として重要で、結局のところ私が知りたいのは「誰が支持してる?」「最近動いてる?」「どんな文脈で使われてる?」なんですよね。投票・コメント・バッジは、その代替情報としてちょうど良いです。
良かったところ:プロダクト探索が“作業”になりにくい
探索のテンポがいい
ランキング棚 → カテゴリ棚 → 個別ページ、の往復が軽いので、調べ物が“深掘り地獄”になりにくいです。気になるものを見つけたら、個別ページで最小限の判断材料を拾って、次へ進める。
この「判断の最小単位」が揃っているのは、運用側としても、ユーザー体験としても強いなと思いました。
“コミュニティの目”がある前提の設計
キュレーション(手で選ぶ)というより、コミュニティの反応で浮き沈みする前提の設計に見えます。だから、流行の変化や新陳代謝に強い。探索という文脈だと、ここはかなり大きいです。
気になったところ:情報密度のコントロールが惜しい
触っていて、「ここ改善されたらさらに使うのに」と思った点もありました(あくまで体験ベース)。
一部の説明文が長すぎて、一覧のリズムが崩れる
プロダクトによっては説明がかなり長く、一覧やカテゴリの中で“段落が暴れている”ように見える瞬間がありました。情報が多いのは良いんですが、一覧はスキャンが命なので、もう少し折りたたみや要約があると読みやすくなりそうです。
“今日の新着”が空のときの体験
New Today が空だったとき、最初に来たユーザーは「あれ、動いてない?」と感じる可能性があります。週次や月次の棚が充実しているので致命傷ではないですが、空のときの見せ方(例えば“直近の更新”にフォールバック)などがあると、入り口の印象がさらに良くなると思いました。
私のおすすめの使いどころ(プロダクト/運用目線)
1) 社内で「候補を出して」と言われたときの初動
「画像系の何か」「文章生成の何か」みたいなふわっとした依頼に対して、いきなり比較記事を漁るより、まずここで棚を見て候補を拾う方が速いです。特に、定番以外の選択肢が欲しいときに効きます。
2) 新規事業やLP改善の“ネタ探し”
カテゴリを眺めていると、「その切り口あるんだ」とか「その訴求の仕方うまいな」みたいな気づきが拾えます。競合分析というより、言語化のヒントを拾う用途で相性が良いです。
3) つい同じツールばかり使ってしまう人の“視野拡張”
自分の探索癖って偏るので、ランキング棚で強制的に別世界を見せてもらえるのはありがたい。週次→カテゴリの流れで眺めるだけでも、意外と視野が広がります。
まとめ:検索疲れの“中間地点”としてちょうどいい
YourFirstAppは、ガチの比較検討の最終地点というより、候補を素早く集めるための中間地点として使うとハマると思います。
- まずランキングで温度感を掴む
- カテゴリで漏れを潰す
- 個別ページで最低限の判断材料を拾う
この流れが自然にできるのが良かった。ツール探索が面倒な日に、ブックマークからふらっと開ける“棚”として、しばらく使ってみます。