#はじめに
AWS超初心者(利用開始前)の方向けの記事です。
AWSへアカウントを登録しようとした際、本人確認画面でエラーになり、先に進めない状況が続いていました。
AWSからのメールには「AWSがクレジットカードのCVV2(セキュリティコード)に対応していない」ことが原因という内容が書かれていたので、同じ状況に陥った方向けに自分がとった解決法を書きます。
#まとめ
- AWSがクレジットカードのセキュリティコードに対応しておらず、カード会社側のセキュリティ認証で弾かれていた
- カード会社に連絡し、セキュリティコードの一時解除をしてもらった
何が起こったか
###AWSの個人利用アカウント登録の際、本人確認画面でエラーになる
(※エラーそのものはキャプチャし損ねました…)
###EC2インスタンスを立てることができない
アカウント認証ができていない状態でもマネジメントコンソール自体は使用できます。
試しにEC2インスタンスを作成できるか試してみたのですが、これもだめでした。
EC2ダッシュボード自体を開くことができない状態です。
###AWSからAccount Alertメールが届く
以下一部抜粋
- Amazonは、クレジットカードに関連付けられたCVV2セキュリティコードを受け入れるように設定されていません。銀行がこの要件を一時的に解除できる場合があります。
- 承認は低額($ 1.00)であり、銀行が拒否する場合があります。
どうやら、クレジットカードが本当に使用できるかの承認に用いられる$1.00の決済(日本でいう1円オーソリ)時に、クレジットカード会社側で弾かれているそうです。
理由はAWSがクレジットカードのセキュリティコードに対応していないからみたいです…。
このあたり、法人向けカードを使用している方は問題が起きないのでしょうか…?
やったこと
###電話依頼
メールの通り、カードの発行会社(イシュア)に対してセキュリティコードの制限解除を電話で申請しました。
対応自体は非常にスムーズで、連絡がついてから実際に制限が解除されるまで5分もかかりませんでした。
自分の場合は三井住友カード(ちなみにAmazonマスターカード)を使用していたので、
ここにある「各種変更手続き・サービスに関するお問い合わせ」へ問合わせし、自動案内で「店舗でカードを使用できなかった」のような番号を選択しました。
待つこと10分弱、つながったオペレータさんへ「セキュリティコードの制限を一時的に解除してほしい」という旨を伝え、解除してもらいました。
念の為期間を聞いてみると、だいたい1週間ほど解除してくれるそうです。
この時、実際に上記の$1.00決済に失敗していると「〇〇日✕✕時の決済の件でしょうか?」という具合でオペレータさんも話が理解しやすいと思います。
###クレジットカード情報の更新
電話後しばらく待つと本人確認に成功しましたが、EC2ダッシュボードは開くことができないままでした。
マイアカウント>設定>お支払い情報
にあるクレジットカードの編集
から、カードの情報を(変更部分がなくとも)更新することで、ダッシュボードを開くことができました。
所感
「個人で利用するクレジットカードのセキュリティコード認証一時解除」というよく考えると非常に恐ろしい手続きをすることで、無事アカウント登録をすることができました。
ネットで検索してもほとんど同じ症例が出てこないあたり、わりと珍しい現象なのでしょうか…?
また、今後AWSの無料利用枠の範囲を超え支払いが発生した場合、都度電話で制限解除を依頼する必要があるそうなのですが、これもどうなのかと思いました。。