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AWSのアカウント登録にセキュリティコード(CVV2)関連で失敗する件

Last updated at Posted at 2019-08-25

#はじめに
AWS超初心者(利用開始前)の方向けの記事です。
AWSへアカウントを登録しようとした際、本人確認画面でエラーになり、先に進めない状況が続いていました。
AWSからのメールには「AWSがクレジットカードのCVV2(セキュリティコード)に対応していない」ことが原因という内容が書かれていたので、同じ状況に陥った方向けに自分がとった解決法を書きます。

#まとめ

  • AWSがクレジットカードのセキュリティコードに対応しておらず、カード会社側のセキュリティ認証で弾かれていた
  • カード会社に連絡し、セキュリティコードの一時解除をしてもらった

何が起こったか

###AWSの個人利用アカウント登録の際、本人確認画面でエラーになる
(※エラーそのものはキャプチャし損ねました…)

image.png

###EC2インスタンスを立てることができない
アカウント認証ができていない状態でもマネジメントコンソール自体は使用できます。
試しにEC2インスタンスを作成できるか試してみたのですが、これもだめでした。
EC2ダッシュボード自体を開くことができない状態です。
image.png

###AWSからAccount Alertメールが届く

以下一部抜粋

  • Amazonは、クレジットカードに関連付けられたCVV2セキュリティコードを受け入れるように設定されていません。銀行がこの要件を一時的に解除できる場合があります。
  • 承認は低額($ 1.00)であり、銀行が拒否する場合があります。

どうやら、クレジットカードが本当に使用できるかの承認に用いられる$1.00の決済(日本でいう1円オーソリ)時に、クレジットカード会社側で弾かれているそうです。
理由はAWSがクレジットカードのセキュリティコードに対応していないからみたいです…。
このあたり、法人向けカードを使用している方は問題が起きないのでしょうか…?

やったこと

###電話依頼
メールの通り、カードの発行会社(イシュア)に対してセキュリティコードの制限解除を電話で申請しました。
対応自体は非常にスムーズで、連絡がついてから実際に制限が解除されるまで5分もかかりませんでした。

自分の場合は三井住友カード(ちなみにAmazonマスターカード)を使用していたので、
image.png
ここにある「各種変更手続き・サービスに関するお問い合わせ」へ問合わせし、自動案内で「店舗でカードを使用できなかった」のような番号を選択しました。
待つこと10分弱、つながったオペレータさんへ「セキュリティコードの制限を一時的に解除してほしい」という旨を伝え、解除してもらいました。
念の為期間を聞いてみると、だいたい1週間ほど解除してくれるそうです。

この時、実際に上記の$1.00決済に失敗していると「〇〇日✕✕時の決済の件でしょうか?」という具合でオペレータさんも話が理解しやすいと思います。

###クレジットカード情報の更新
電話後しばらく待つと本人確認に成功しましたが、EC2ダッシュボードは開くことができないままでした。
マイアカウント>設定>お支払い情報にあるクレジットカードの編集から、カードの情報を(変更部分がなくとも)更新することで、ダッシュボードを開くことができました。
image.png

所感

「個人で利用するクレジットカードのセキュリティコード認証一時解除」というよく考えると非常に恐ろしい手続きをすることで、無事アカウント登録をすることができました。
ネットで検索してもほとんど同じ症例が出てこないあたり、わりと珍しい現象なのでしょうか…?

また、今後AWSの無料利用枠の範囲を超え支払いが発生した場合、都度電話で制限解除を依頼する必要があるそうなのですが、これもどうなのかと思いました。。

参考

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