はじめに
Realmを使ったデータ保存を実装し、Githubにデータをあげたところ以下のように差分がとんでもない量になってしました。通常は100以下のところ、今回は972,3871でした。
原因
Realm関係の差分も一緒にあがってしまったことによるものでした。
対策
git ignore
を使って必要のないファイルやフォルダをGitの差分監視対象から除外しました。
準備
-
プロジェクトファイルに
.gitignore
ファイルを作成。ターミナルでtouch .gitignore
-
できても特に反応がないため、できたかどうかを確認するにはターミナルで
ls -a
.gitignore
があればOK
3. ファインダーで確認する場合、.gitignore
ファイルは隠しファイルなので、通常は表示されません
shift + command + . で見れるようになります(半透明)。
使う
- ファインダー上の
.gitignore
をクリックして開き、Pods/
と.DS_Store
を書き、Pods/
フォルダ配下の全てと.DS_Store
をGitの差分監視対象から除外。
これをしないままgithubにあげてしまうと、膨大なライブラリのファイルが入ってしまうので、リポジトリが圧迫されてしまい、パンクしてしまいます。
.gitignoreに記載しても正常に差分監視対象から除外されないケース
基本的には前述の.gitignore
ファイルにファイルもしくはフォルダを記載するだけで差分監視対象からは除外されるようなのですが、過去にコミットしたことがあるファイルやフォルダの場合は.gitignore
ファイルに記載しただけでは正常に除外されないようです。
これはGitの過去の記録の中に当該ファイルやフォルダの情報がキャッシュとして保存されてしまっているためです。
そのため、コレに該当する場合は下記のコマンドを使って対象ファイルやフォルダのキャッシュを削除するようにします。
$ git rm -r --cached ファイル名
上記のようにgit rm -r --cached
に続いてファイル名(フォルダ名)を指定することによって、対象ファイル(フォルダ)のキャッシュを削除することができます。
正常にGitの差分監視対象から除外されない場合は、このキャッシュが残っていないか確認することが必要です。