はじめに
読者の皆様はExcelで大量のデータ集計をする場合、
以下の点に悩まされた事はありませんか?
・ファイルサイズ
・データソース間のデータ収集、および結合
・処理のエラーハンドリング
・データ更新タイミングでの再集計
・集計結果の外部ツール連携
データソースの種類が多岐に渡ることで集計処理に時間が掛かるという課題を抱えている方は多いようです。
こういったケースの場合、
Alteryx Designer に置き換える事で作業の効率化・省力化を図る事が可能になります。
この記事では、
フォーミュラツールについて勉強していきます。
フォーミュラツール
「フォーミュラ」ツールは、以下のいずれかの方法でワークフローに追加が可能となっています。
・ツール一覧から準備カテゴリにあるフォーミュラツールを選択し、キャンバスにドラッグする。
・キャンバス上で右クリックし、"挿入"を選択。その後、準備カテゴリにあるフォーミュラツールを選択する。
・右上の検索画面にて"formula"と入力し、フォーミュラツールを選択する。
この「フォーミュラ」ツールは、
1つ以上の式を使用してさまざまな計算と演算を実行し、以下の用途にて使用するツールになります。
※式の作成に使用する関数の一覧については、関数を参照ください。
・式による判定
・数値の計算
・文字列データをクレンジング
それでは、設定についてみていきましょう。
ツールの設定
このツールでは、既存項目を更新する以外に新たな項目を追加することが可能です。
追加情報
・新規項目(列を追加)
データ型がデフォルト:文字列
※その他のデータ型を取り扱う場合は、データ型を変更する必要があります。
・既存項目
データ型・サイズの変更はできません。
式の作成
フォーミュラの設定画面は以下のようになっています。左の「fx」を選択すると、計算式として使用できる関数や演算子がカテゴリ別に表示されます。
※「Ctrl」+「Space」でも表示可能
式の作成に使用する関数の一覧については、関数を参照ください。
式の追加
ワークフロー作成(イメージ)
実際にAlteryx Designer上で対象ツールを使用したワークフローを作成していきたいと思います。
①配置
準備カテゴリからフォーミュラツールを選択し、キャンバスエリアにドラッグし配置します。②設定
フォーミュラツールの設定をします。※設定方法については、前段の「ツール設定」を参照
③実行
「実行」ボタンを押下することで作成したワークフローが実行され、ツールに設定した内容で出力されていることを結果ウィンドウにて確認できます。
おわりに
ここでは、データソースからのデータ収集をAlteryx Designer ではどのように設定するかについて説明しました。
今回の内容は以下のタグでツール毎に紹介していますので、よければ他のツールについてもご参照いただければ幸いです。
仲間募集
NTTデータ テクノロジーコンサルティング事業本部 では、以下の職種を募集しています。1. クラウド技術を活用したデータ分析プラットフォームの開発・構築(ITアーキテクト/クラウドエンジニア)
クラウド/プラットフォーム技術の知見に基づき、DWH、BI、ETL領域におけるソリューション開発を推進します。https://enterprise-aiiot.nttdata.com/recruitment/career_sp/cloud_engineer
2. データサイエンス領域(データサイエンティスト/データアナリスト)
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3.お客様のAI活用の成功を推進するAIサクセスマネージャー
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データ分析プロジェクトのリーダとして、正確な課題の把握、適切な評価指標の設定、分析計画策定や適切な分析手法や技術の評価・選定といったデータ活用の具現化、高度化を行い分析結果の見える化・お客様の納得感醸成を行うことで、ビジネス成果・価値を出すアクションへとつなげることができるデータサイエンティスト人材を募集しています。ソリューション紹介
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可視化、機械学習、DeepLearningなどデータ資産を分析活用するための環境がオールインワンで用意されており、これまでとは別次元の量と質のデータを用いてアジリティ高くDX推進を実現できます。
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~データ活用基盤の段階的な拡張支援(Quick Start) と保守運用のマネジメント(Analytics Managed)をご提供することでお客様のDXを成功に導く、データ活用プラットフォームサービス~https://enterprise-aiiot.nttdata.com/service/tdf/tdf_am
TDFⓇ-AMは、データ活用をQuickに始めることができ、データ活用の成熟度に応じて段階的に環境を拡張します。プラットフォームの保守運用はNTTデータが一括で実施し、お客様は成果創出に専念することが可能です。また、日々最新のテクノロジーをキャッチアップし、常に活用しやすい環境を提供します。なお、ご要望に応じて上流のコンサルティングフェーズからAI/BIなどのデータ活用支援に至るまで、End to Endで課題解決に向けて伴走することも可能です。
NTTデータとTableauについて
ビジュアル分析プラットフォームのTableauと2014年にパートナー契約を締結し、自社の経営ダッシュボード基盤への採用や独自のコンピテンシーセンターの設置などの取り組みを進めてきました。さらに2019年度にはSalesforceとワンストップでのサービスを提供開始するなど、積極的にビジネスを展開しています。これまでPartner of the Year, Japanを4年連続で受賞しており、2021年にはアジア太平洋地域で最もビジネスに貢献したパートナーとして表彰されました。
また、2020年度からは、Tableauを活用したデータ活用促進のコンサルティングや導入サービスの他、AI活用やデータマネジメント整備など、お客さまの企業全体のデータ活用民主化を成功させるためのノウハウ・方法論を体系化した「デジタルサクセス」プログラムを提供開始しています。
NTTデータとAlteryxについて
Alteryxは、業務ユーザーからIT部門まで誰でも使えるセルフサービス分析プラットフォームです。 Alteryx導入の豊富な実績を持つNTTデータは、最高位にあたるAlteryx Premiumパートナーとしてお客さまをご支援します。導入時のプロフェッショナル支援など独自メニューを整備し、特定の業種によらない多くのお客さまに、Alteryxを活用したサービスの強化・拡充を提供します。
NTTデータとDataRobotについて
DataRobotは、包括的なAIライフサイクルプラットフォームです。 NTTデータはDataRobot社と戦略的資本業務提携を行い、経験豊富なデータサイエンティストがAI・データ活用を起点にお客様のビジネスにおける価値創出をご支援します。NTTデータとInformaticaについて
データ連携や処理方式を専門領域として10年以上取り組んできたプロ集団であるNTTデータは、データマネジメント領域でグローバルでの高い評価を得ているInformatica社とパートナーシップを結び、サービス強化を推進しています。NTTデータとSnowflakeについて
NTTデータでは、Snowflake Inc.とソリューションパートナー契約を締結し、クラウド・データプラットフォーム「Snowflake」の導入・構築、および活用支援を開始しています。 NTTデータではこれまでも、独自ノウハウに基づき、ビッグデータ・AIなど領域に係る市場競争力のあるさまざまなソリューションパートナーとともにエコシステムを形成し、お客さまのビジネス変革を導いてきました。 Snowflakeは、これら先端テクノロジーとのエコシステムの形成に強みがあり、NTTデータはこれらを組み合わせることでお客さまに最適なインテグレーションをご提供いたします。タグ:Alteryx