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【初級編】Alteryxデータクレンジングツールの基本的な使い方や実行までの流れについてわかりやすく解説してみた

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はじめに

読者の皆様はExcelで大量のデータ集計をする場合、
以下の点に悩まされた事はありませんか?

・ファイルサイズ
・データソース間のデータ収集、および結合
・処理のエラーハンドリング
・データ更新タイミングでの再集計
・集計結果の外部ツール連携

データソースの種類が多岐に渡ることで集計処理に時間が掛かるという課題を抱えている方は多いようです。

こういったケースの場合、
Alteryx Designer に置き換える事で作業の効率化・省力化を図る事が可能になります。

この記事では、
データクレンジングツールについて勉強していきます。

データクレンジングツール

image.png
「データクレンジング」ツールは、以下のいずれかの方法でワークフローに追加が可能となっています。

・ツール一覧から準備カテゴリにあるデータクレンジングツールを選択し、キャンバスにドラッグする。
・右上の検索画面にて"cleansing"と入力し、データクレンジングツールを選択する。

この「データクレンジング」ツールは、以下の用途にて使用するツールになります。

・Nullデータ(Null行、Null列)の削除
・Null値の置換
・不要文字の削除
・大文字/小文字の変換

それでは、設定についてみていきましょう。

制限事項
15桁を超える数字については、
データクレンジングの制度を担保するため文字列として扱う必要があります。

セレクトツールを使用して、項目の型を文字列にしてからデータクレンジングを行ってください。

ツールの設定

まずは、データ全体に対するクレンジングのオプションになります。

Nullデータ(Null行、Null列)の削除

Null行、またはNull列のデータを削除することが可能です。

・Null行とは、行内の全ての値がNullとなっている行を指します。
 
・Null列とは、列内の全ての値がNullをなっている列を指します。
 

追加情報
空白の値(Null で無い空白値 [""] )が含まれる場合、その行、列は削除されません。

■ 設定
オプションの先頭に表示されているチェックマークを選択ください。

以降の設定は、指定した項目に対するクレンジングのオプションになります。

追加情報
項目によってクレンジングの内容を変えたい場合、
内容ごとに複数のデータクレンジングツールを配置する必要があります。

Null値の置換

対象項目のNull値を空白(空白値 [""])または0に置換することが可能です。

■ 設定
オプションの先頭に表示されているチェックマークを選択ください。


不要文字の削除

下記オプション選択により対象文字の削除が可能です。

・先頭と末尾の空白
先頭と末尾の空白を削除する
・タブ、改行、重複した空白
行末、タブ、複数のスペース、連続した空白を含め、すべての空白を単一の空白に置き換える。
・すべての空白
すべての空白を削除する
・文字
すべての文字を削除する
・数字
すべての数字を削除する
・句読点
以下の文字を削除する
!" # $ % & ' ( ) * + , \ - . / : ; ?@ [ / ] ^ _ ` { | } ~

■ 設定
オプションの先頭に表示されているチェックマークを選択ください。


大文字/小文字の変換

文字列の文字(大/小)の変更が可能です。

・大文字
文字列内のすべての文字を大文字にする。
・小文字
文字列内のすべての文字を大文字にする。
・タイトルケース
文字列内のすべての単語の先頭文字を大文字にする。

■ 設定
オプションの先頭に表示されているチェックマークを選択し、置換したい内容を選んでください。

ワークフロー作成(イメージ)

実際にAlteryx Designer上で対象ツールを使用したワークフローを作成していきたいと思います。

①配置
準備カテゴリからデータクレンジングツールを選択し、キャンバスエリアにドラッグし配置します。

image.png

②設定
データクレンジングツールの設定をします。
※設定方法については、前段の「ツール設定」を参照

今回、「Nullデータを削除」を設定して実行してみます。

image.png

③実行
「実行」ボタンを押下することで作成したワークフローが実行され、
ツールに設定した内容で出力されていることを結果ウィンドウにて確認できます。

image.png

追加情報
ツールのアンカーを選択することで、実行前後でのデータの状況を確認することができます。

image.png

■ 入力アンカー選択時:ツールのinputデータを確認できる
image.png

■ 出力アンカー選択時:ツールの設定によるoutputデータを確認できる
※今回の設定では、Null行が無くなったデータ情報(2件減少)が確認できます。
image.png

おわりに

ここでは、データソースからのデータ収集をAlteryx Designer ではどのように設定するかについて説明しました。

今回の内容は以下のタグでツール毎に紹介していますので、よければ他のツールについてもご参照いただければ幸いです。

仲間募集

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NTTデータとTableauについて ビジュアル分析プラットフォームのTableauと2014年にパートナー契約を締結し、自社の経営ダッシュボード基盤への採用や独自のコンピテンシーセンターの設置などの取り組みを進めてきました。さらに2019年度にはSalesforceとワンストップでのサービスを提供開始するなど、積極的にビジネスを展開しています。

これまでPartner of the Year, Japanを4年連続で受賞しており、2021年にはアジア太平洋地域で最もビジネスに貢献したパートナーとして表彰されました。
また、2020年度からは、Tableauを活用したデータ活用促進のコンサルティングや導入サービスの他、AI活用やデータマネジメント整備など、お客さまの企業全体のデータ活用民主化を成功させるためのノウハウ・方法論を体系化した「デジタルサクセス」プログラムを提供開始しています。

https://enterprise-aiiot.nttdata.com/service/tableau

NTTデータとAlteryxについて Alteryxは、業務ユーザーからIT部門まで誰でも使えるセルフサービス分析プラットフォームです。 Alteryx導入の豊富な実績を持つNTTデータは、最高位にあたるAlteryx Premiumパートナーとしてお客さまをご支援します。

導入時のプロフェッショナル支援など独自メニューを整備し、特定の業種によらない多くのお客さまに、Alteryxを活用したサービスの強化・拡充を提供します。

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NTTデータとDataRobotについて DataRobotは、包括的なAIライフサイクルプラットフォームです。 NTTデータはDataRobot社と戦略的資本業務提携を行い、経験豊富なデータサイエンティストがAI・データ活用を起点にお客様のビジネスにおける価値創出をご支援します。

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NTTデータとInformaticaについて データ連携や処理方式を専門領域として10年以上取り組んできたプロ集団であるNTTデータは、データマネジメント領域でグローバルでの高い評価を得ているInformatica社とパートナーシップを結び、サービス強化を推進しています。

https://enterprise-aiiot.nttdata.com/service/informatica

NTTデータとSnowflakeについて NTTデータでは、Snowflake Inc.とソリューションパートナー契約を締結し、クラウド・データプラットフォーム「Snowflake」の導入・構築、および活用支援を開始しています。 NTTデータではこれまでも、独自ノウハウに基づき、ビッグデータ・AIなど領域に係る市場競争力のあるさまざまなソリューションパートナーとともにエコシステムを形成し、お客さまのビジネス変革を導いてきました。 Snowflakeは、これら先端テクノロジーとのエコシステムの形成に強みがあり、NTTデータはこれらを組み合わせることでお客さまに最適なインテグレーションをご提供いたします。

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タグ:Alteryx

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