あけましておめでとうございます 🎍
2026年の仕事始め、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
エンジニアの皆さんなら共感してくれると思うのですが、
「せっかく書いた README.md や Wiki が、PM やビジネスサイドの人に全く読まれない問題」
ってありますよね?
「この機能、どう使うんでしたっけ?」
「環境構築の手順、どこに書いてあります?」
(そこに書いてあるだろ…!)
テキストで伝えるには限界がある。
でも、画面収録をして Premiere Pro で編集する時間はエンジニアにはありません。
そこで今回は、
「既存のドキュメントから爆速で解説動画を生成する」ワークフロー
を試してみました。
アーキテクチャ(思路)
手動でやるのは面倒なので、以下のフローを想定します。
-
Python
README.md やリリースノートから、動画の台本になりそうな部分を抽出・整形する -
Textideo
テキストを動画(音声+スライド+デモ)に変換する AI ツール
Step 1: Markdown から台本を生成する(Python)
まずは、Git リポジトリにある README.md を読み込んで、
Textideo
に流し込みやすい形式(短く区切ったテキスト)に変換する
簡単なスクリプトを書きます。
import re
def parse_markdown_for_video(file_path):
with open(file_path, 'r', encoding='utf-8') as f:
content = f.read()
# ヘッダー(#)とそれに続く本文を抽出する簡易的な正規表現
# 実際の運用では Markdown パーサライブラリ推奨
sections = re.split(r'\n(?=#+ )', content)
video_script = []
for section in sections:
if not section.strip():
continue
lines = section.split('\n')
title = lines[0].replace('#', '').strip()
body = ' '.join([l for l in lines[1:] if l.strip()])
# Textideoは長文よりも短いセンテンスの方が処理しやすいので整形
if title and body:
# コードブロックなどを除去(簡易処理)
clean_body = re.sub(
r'```.*?```',
'コードブロックを参照してください。',
body,
flags=re.DOTALL
)
video_script.append(
f"【スライドタイトル: {title}】\n{clean_body[:200]}..."
) # 長すぎるのでトリミング
return video_script
if __name__ == "__main__":
script_lines = parse_markdown_for_video('README.md')
print("\n".join(script_lines))
実行結果イメージ
【スライドタイトル: Introduction】
このプロジェクトは、Next.js 15とSupabaseを使用した社内管理システムです...
【スライドタイトル: Getting Started】
まずはリポジトリをクローンし、npm installを実行してください。環境変数は.env.exampleを参考に...
これで「動画のネタ」が抽出できました。
Step 2: Textideo で可視化する
ここからが本番です。
抽出したテキストを、動画生成サービス
Textideo
に投げます。
なぜこれを選んだかというと、
他の動画生成 AI(Sora や Runway など)は「映像美」重視ですが、
Textideo
は
「ロジックの可視化」 に特化しているからです。
エンジニアのドキュメント解説には、こっちの方が向いています。
手順
Python で出したテキストを
Textideo
のエディタにペースト
「Generate」ボタンをポチッ
裏側で LLM がコンテキストを理解し、
テキストに合わせて適切なビジュアルや動きを付けてくれます。
僕たちがやるのは「待つ」ことだけ。
結果(Outcome)
出来上がったのがこちら。(※デモ用のリンクイメージ)
驚くべきことに、
「npm install してね」 というテキストの部分では、
CLI っぽいビジュアルが自動で挿入されていました。
コンテキスト理解力が高い。
まとめ: 2026年のドキュメンテーション
2026年、コードは AI が書く時代になりましたが、
「人間に意図を伝える」 という仕事はまだ残っています。
Before
長文の Wiki を書く → 読まれない → Slack で同じ質問が来る
After
既存テキストを Script 化 →
Textideo
で動画化 → URL を投げる → 解決
ドキュメント作成の工数をかけずに、
伝達効率(DX)を上げたい方は、ぜひ試してみてください。
🔗 今回使ったツール
Textideo
Python: 3.12
Note
この記事は個人の実験記録であり、所属する組織の公式見解ではありません。
LGTM(いいね)お待ちしています!
