概要
TeraTermの設定ファイルが突然消えた！
と思ったら別のフォルダで発見。
事象
職場の環境で、TeraTermMenuからBIG設定(黒背景・白文字・文字サイズ大きめ)で踏み台サーバにログインしようとしたら、謎の設定(白背景・黒文字・文字サイズ普通)でログインされた。
いったん切断して、別の設定(黒背景・白文字・文字サイズ普通)で開こうとしたが、これも先ほどと同じ謎設定でログインされた。
対応
踏み台サーバへのログインはできているが、設定ファイルが適用されていないことから、設定ファイルの格納先であるC:\Program Files (x86)\teratermを確認。設定ファイルがすべて消えていた。参照先の設定ファイルが見つからないため、デフォルト設定(白背景・黒文字・文字サイズ普通)になったと考えられる。
「TeraTerm 設定ファイル 消える」で検索してみたところ、WindowsのVirtualStore機能なるものが疑わしい。
上記リンクを参考に、別フォルダで無事に発見。
%UserProfile%\AppData\Local\VirtualStore\Program Files (x86)\teraterm
※AppDataフォルダは隠しフォルダになっているので、Alt＋Dでパスを直接指定して階層移動。
コピーしてC:\Program Files (x86)\teratermに貼り付けて、再度TeraTermMenuからのログインを試し、問題なく設定ファイルが読み込まれることを確認。
原因
思い当たることは2つ。
・朝イチで職場のドメイン参加に失敗して、一時プロファイルでログインさせられたこと。
(すぐに再起動して本来のドメインに参加できた)
・6/1に発生したので、6月になって初めてTeraTermを使ったこと。
(他のメンバーからは同様の報告が上がってないので、おそらく関係ない)
対策
原因がハッキリしないので、発生後の対策を考える。
・C:\Program Files (x86)\teratermに、VirtualStoreフォルダへのショートカットを配置。手動復旧を楽にするため。
・Qiitaに書き残す。メンバーを含めたTeraTermユーザに周知するため。
・ローカルセキュリティポリシーで無効にする。
※職場のPCの場合は、変更する前に管理者に要相談。たぶん断られるけど。