なぜこの記事を書いたか
私はエンジニア歴4年のエンジニアです。現在は大企業向けERP会計製品の開発エンジニアとして従事しており、今年2026年3月から製品のリアーキテクチャプロジェクトに新規参画しています。
そこでプロジェクトリーダーから「リアーキテクチャはかなり難易度が高いプロジェクトなので、いかに全体最適となる意思決定ができるかの連続である」というハードル爆上げコメントと、「そのためにAWSソリューションアーキテクトアソシエイト試験の勉強するのが効率いいよ」というお薦めコメントをいただきました。
たしかに、自分の中でも会計領域の開発だけでは、エンジニアレベルとしてどこか物足りない気がしていたので、勧められた通り勉強を開始しました。
大体週あたり5~10時間の勉強を1ヶ月続けたところ、以下2つのメリットを実感できました。
- 処理ごとにどのリソース(ブラウザ、EC2サーバー、ストレージなど)が使われているかを予測できるようになった
- システムのインフラ構成を図として捉えられるようになった
おかげでコードリーディングの速度・精度向上、明確な根拠をもとにした説明が可能になりました。
また、共通して言えるのは脳負荷が著しく下がったこと、すなわちより大事な意思決定に頭を使えるようになったということです。
なぜ効率的だと実感できたのか
前提としてIT分野はあまりにも広域であり、簡単なアプリケーションにおいても全体像を把握するには、相当な知識量が必要であることは、ちゃんと勉強しているエンジニアであれば容易に想像できるでしょう。
ではなぜAWS SAAが効率的だと言えるのか、それは全体像を把握するために必要な領域に対して、付箋を貼り付けることができるからです。
自分の知識を延長していくだけじゃ辿り着けない知識範囲があったと思うからです。
例えば、「VBやJavaのレガシーな会計システムを、いかに可用性を保ったままクラウドへ移行するか」という問いに直面した時です。
これまでの私なら、アプリケーションコードの修正範囲やDBのスキーマ変更といった「点」の知識で解決しようとしていました。しかし、SAAの学習を通じて「AWS DMSを用いたデータベース移行の最適化」や「Amazon S3とCloudFrontを組み合わせた静的コンテンツの配信」、「疎結合を実現するSQSの活用」といった、インフラのレイヤーからシステム全体を俯瞰して最適解を選択する「面」の知識(付箋)を貼れるようになりました。
では、上記AWS SAAの勉強経由でなかったら、インフラの勉強をしていたとしても上記の知識に辿り着くまでに1ヶ月はかかっただろうなと思います。下手したら辿りつかない可能性もあると思っています。
まとめ
私にとってのエンジニアとしての理想=全体最適となる意思決定ができることだと思っています。
そのためには網羅的な知識が必要であり、AWS SAA資格勉強はより近道となる手段だと思うので、みなさんもぜひ勉強してみてはいかがでしょうか。