記述日時:2018/07/14(土)
OS:Debian 9.4
備考:
- apt-getでrbenvをインストールするとバージョンが古いので、GitHubからクロンしてインストールします。
- GitHubからクロンしてインストールすると、rubyをインストールするとき、よくライブラリが足りなくて失敗していたので、メモしておきます。
- 最小構成でインストールしたばかりのDebian 9.4で検証しました。
- 参照したサイト:
Basic GitHub Checkout/
ruby-build/
rbenv-update
環境構築
gitをインストール
sudo apt-get install -y git
必須ライブラリのインストール
sudo apt-get install -y gcc libssl-dev libreadline-dev autoconf zlib1g-dev make
rbenvのインストール
rbenvソースのクロン:
git clone https://github.com/rbenv/rbenv.git ~/.rbenv
環境変数の登録:
echo 'export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"' >> ~/.bashrc
「rbenvをセットアップする処理」をターミナル起動時に実行させる設定の登録:
echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.bashrc
環境変数の反映:
source ~/.bashrc
echo $(rbenv root)
でrbenvの格納先が出力されればOK
ruby-buildのインストール
renvでrubyをインストールするためのプラグインです。
上記の必須ライブラリはこのためにインストールします。
ruby-build/wikiに必須ライブラリの説明がありましたが、インストールしてみると、情報が古いのか、いくつかのライブラリは見つかりませんでした。
プラグイン用ディレクトリの作成:
mkdir -p "$(rbenv root)"/plugins
ruby-buildソースのクロン:
git clone https://github.com/rbenv/ruby-build.git "$(rbenv root)"/plugins/ruby-build
ソースの反映などはいらなくて、rbenv install --list
を実行して、
インストールできるrubyのバージョンリストが出力されればOK
rbenv-updateのインストール[オプション]
rbenvおよび関連プラグインをアップデートするためのプラグインです
rbenv-updateがなくても、rubyのインストール・バージョン管理などができます。
rbenvとruby-buildなどのプラグインを更新するたびに、各インストール先にcdして、git pull
するのが面倒でしたら、
rbenv-updateを使ってもいいかと思います。
rbenv-updateソースのクロン:
git clone https://github.com/rkh/rbenv-update.git "$(rbenv root)/plugins/rbenv-update"
使用方法:rbenv update
rbenvでrubyをインストール
インストール可能なバージョンの確認:
rbenv install -l
指定バージョンのrubyをインストール
rbenv install 2.4.4
rbenvでインストールされたrubyのバージョンの確認:
rbenv versions
インストールされたrubyをシェルに反映
rbenv global 2.4.4
rubyバージョンの確認
ruby -v