はじめに
MacでGitを利用すると必ず邪魔をしてくる .DS_Store
さん。
Finderでの表示設定をディレクトリごとに保持してくれてるそうだが、正直いらぬ。
Gitの設定
この問題はMacのみで起きることなので、プロジェクト全体の .gitignore
に含めるのは不適切(という声もある)らしい。
そこでよく使われるものがいわゆる .gitignore_global
。
よく見る設定方法が、
- home直下に
.gitignore_global
なるファイルを作る - そこに
.DS_Store
と書く - Gitコマンドでこのファイルをglobal設定をする
という方法。
これでもじゅうぶんだが、実は3番目の「コマンド打ってglobal設定」はしなくても済む。
このコマンドは、自分でglobalなignoreファイルを指定するという方法。
[core]
excludesfile = /Users/your_user_name/.gitignore_global
gitの設定ファイルにはこう書かれる。
デフォルトのignoreの場所
だがGitには、デフォルトでignoreファイルを見てくれる場所が存在する。
それがこの場所
~/.config/git/ignore
(なければ作ってね)
このファイルにglobalで除外したいファイルを書いておくと、自動で除外してくれる。
.DS_Store
を除外したいのならば、
.DS_Store
このように書けばいい。
Gitデフォルトの場所なので、コマンドを打ってこのファイルを指定する必要はない。
終わり
設定項目を無駄に増やしたくない人へ捧ぐ(そんな人いるかはわからないが)。
おまけ
なぜデフォルトの設定場所ではなく .gitignore_global
が広まったかというと、SourceTreeがこのファイルを使っているからじゃないかなと思う。
正直どちらでも振る舞いに差はないので、好きな方を選んで快適なGitライフを送ろう。
そもそも .DS_Store
が作られないようにするならこちらのサイトが参考になります。