#前文(はじめに)
拝啓
CreateJSに携わっている皆様、お元気ですか。
世の中からFlashは消えつつあり、PixiJSによりEaselJSが消滅しつつあるように思えます。
#主文(言いたいこと)
では、言いたいことがあるのでお伝え致します。
##開発辞めちゃったの?
例として、SoundJSは最終リリース(Ver1.0.0)が2017/9/16で終わっています。
もっと言うと、この前のバージョン(Ver0.6.2)が2015/12/5で約2年もの間が空いております。
Ver1.0.0での内容に
Almost 2 years of bug fixes and improvements
と、書いてありますことから、2年間空いていることは承知の上だと思います。
しかし、現在(2020/5/16)でのissuesの数は82件あります。
Ver1.0.0には非推奨のメソッドを使っていたというものもあります。
Internal preloading was using deprecated method name
これらはVer1.0.2では改善されています。
では何故、最新リリースをVer1.0.0にしているのか。CDNを1.0.0にしているのか。疑問でございます。
開発辞めちゃたの?という質問も来ています。
Making createjs community driven? your thoughts please
確かに、Slackがあるのでそこで質問をしたり、開発の手伝いをすれば良いのですが、中々ハードルの高いものでございます。
共に開発する意欲はわかるのですが、せめて数年前のissuesとかには目を通してもらえると幸いです。
##Reactで使いたい
ただいま、Ver2.0が開発中との噂を小耳にはさみました。なんでもES Modules対応するらしいじゃないですか。
記事にもなっているので期待大ですね。
CreateJS 2.0が待望のES Modules対応。使い方とwebpackによるバンドル方法
確かにブランチには2.0という文字が刻まれております。非常に楽しみです。
ところで、PreloadJSにはないのですが何故なのでしょうか。
もしかして、ES Modules対応しなくても使える使い方があるのでしょうか。
今後の開発がとても興味深いです。
##PixiJSとの共存
今日では、PixiJSというものがございます。
なんでもWebGLなので高速に描画することができます。パフォーマンスも高いことが特徴です。
しかし滑らかな線を描くとなるとCreateJS内のEaselJSの方がいいらしいですね。
HTML5 CanvasとWebGLの使い分け
##EaselJSの他との共存
他に描画系のものといえば、konvaがあげられます。
それらを戦わせてみました。
createjs-easeljs-vs-konva-vs-pixi.js
おっと、konvaが頭一つ出てる感じですね。
頑張って!!EaselJS!!不人気だけど!!
#末文(まとめ)
沢山の疑問や質問はありますが、いずれ他をしのぐライブラリになると思っております。
末筆ながら、CreateJSのさらなるご発展をお祈りしております。
敬具