1.はじめに
どうも、ARIの名古屋支社に勤務している愛知県民です♪
(/・ω・)/
今回は久しぶりにポエム的な記事です。
先日、社内でアイディアコンテスト(新規事業やサービスにつながるアイディアを競うコンテスト)
という試みがやっていたので、企画書を出しました。
結果は残念ながら、予選敗退でした・・・
この気持ちが冷めないうちに、自分が考えたこと等を書き連ねて、供養したいと思います。
(´;ω;`)
ちなみに、決勝進出の倍率は2.5倍くらいでした
また、Qiitaの以下のイベントにも近いテーマだったので、そちらの記事投稿も兼ねています。
(*^^)v
2.課題について
本章では自分が解決したい課題や、課題を放置するとどうなるのかについて記載します。
2.1.解決したい課題
自分がITを利用して解決したい課題はずばり、教育格差です。
ただ、1つのサービスで教育格差をすべて無くすのは難しいので、
教育格差の縮小につながるようなサービスを考えていました。
2.2.教育格差とは?
Wikipediaを参考にすると教育格差の定義は以下となります。
「子どもが生まれ育った環境により、受けることのできる教育に格差が生まれること」
参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%99%E8%82%B2%E6%A0%BC%E5%B7%AE
2.3.教育格差を放置するとどうなるのか?
教育格差を放置すると以下の図の「教育機会に影響」をスタートとして、貧困が発生します。
また、子どもの世代から孫の世代への貧困が連鎖する可能性もあります。
(出典:教育格差ー日本における現状とコロナ禍で拡大する格差とは https://teachforjapan.org/entry/column/2020/09/28/kyouikukakusa/) |
2.4.貧困を放置するとどうなるのか?
貧困を放置すると国民全体の所得が2.9兆円少なくなり、受けられる社会保障額は1.1兆円少なくなります。
出典:子どもの貧困の社会的損失推計レポート 50/57ページ https://www.nippon-foundation.or.jp/app/uploads/2019/01/wha_pro_end_03.pdf
2.5.まとめ
2章のまとめは以下となります。
自分はITを利用して教育格差を解決したいと考えています!
教育格差の定義は、「子どもが生まれ育った環境により、受けることのできる教育に格差が生まれること」です。
教育格差は貧困や貧困の連鎖を生み、貧困は所得や社会保障の減少を招きます。
3.課題の解決策について
3章では、自分がどのようにITを利用して教育格差を解決しようと考えたのかを記載します。
3.1.どのようなサービスを提供するべきか?_初案
「受けることのできる教育に格差が生まれる」状態を縮小することで教育格差を縮小することができるため、
最初はネット上に学校や、図書館や、塾や、動物園等を作り、どこにいても教育を受けられるサービスを提供することを考えていました。
・・・がネット上を調べると、既に上記のサービスは提供されていることが分かったので、ボツになりました。
出典:ネット上の大学 早稲田大学 人間科学部 eスクール(通信教育課程) https://tuushin.jp/nosuku/_e.html
出典:ネット上の図書館 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/
出典:ネット上の塾 明光義塾 https://www.meikogijuku.jp/online/
出典:ネット上の動物園 VR上野動物園 https://my.matterport.com/show/?play=1&m=faqMWB97Cg5
3.2.どのようなサービスを提供するべきか?_最終案
前節で記載した通り、ネットを利用した教育を受けられるサービスは既に提供されていました。
そこで、子ども(+親や教師)にそれらのサービスを知ってもらうことで、教育機会の増加につなげたいと思いました。
その他にも、職業や他校の取り組みに関する情報も与えたいと思い、最終的には以下のサービスを提供したいと考えました。
「子どもの選択肢が広がる情報(ネット上の教育施設、職業紹介、他校の取り組み等)をまとめたWebサイト」
3.3.どのように提供するのか?
Webサイトを作るだけでは、見る人は見る、見ない人は見ない、
という状況になりそうだったので、提供する方法についても考えました。
スマホでアプリとして実装? → スマホを持っていない人もいる
GIGAスクール端末にアプリとして実装? → アプリを開く手間がある
学校に電子黒板を置く? → 何台も置けない、電子黒板の場所まで行く手間がある
・・・等、紆余曲折を経て「学校の窓にWebサイトを投影する」というアイディアを考えました。
窓に投影することで以下のメリットがあると思いました。
- 誰でも確認できる
- どの学校にも導入できる
- ふと目に付き、情報を得られる
- 場所をとらない
より詳細なWebサイトの画面イメージまで考えられなかったので、反省
車のヘッドアップディスプレイに使用されている技術を利用して、
学校の窓にWebサイトが投影されるイメージです。
(図 スカイラインのHUB 出典:Response HP https://response.jp/article/2019/09/27/326977.html) |
車のヘッドアップディスプレイは、以前の自分の記事にも出てきたので、宣伝しておきます・・・
(`・ω・´)ゞ
「愛知県民」なので自動運転に使用されるAI技術についてまとめてみた ③未来の自動運転車・AI技術
https://qiita.com/Aichi_Lover/items/7d6325dfadb629dbe162
3.4.その他の機能
その他の機能として、以下も考えていたので、紹介します。
- 窓をタッチ、スワイプしようとする動きをセンサーで検知し、画面の操作ができる機能
- AIアシスタントによる検索・FAQ機能
- 他校との通信機能
3.5.マネタイズ
マネタイズについても考えていたので、詳細な計算は省きますが、以下に紹介します。
- 公立学校に売る → 年間4000万円
- 私立学校に売る → 年間1300万円
- 企業からの広告料 → 年間150万円
開発費などのマイナスのお金については、時間がなくて考慮できなかったので反省
3.6.まとめ
3章のまとめは以下となります。
「子どもの選択肢が広がる情報(ネット上の教育施設、職業紹介、他校の取り組み等)をまとめたWebサイト」
を提供したいと考えました。
学校の窓にWebサイトを投影することで、提供したいと考えました。
4.おわりに
ここまで読んで下さり、ありがとうございます!!!
(^^)
今回はアイディアコンテストに応募するということで、いつも業務では使わない頭を使って中々楽しかったです!
何人かと議論しつつ企画書を作ったので、ご協力いただいた方々、ありがとうございました♪
m(__)m
今回の結果は残念でしたが、後日、審査コメントもいただけるようなので、
至らなかった点や反省点についても記事にする・・・かもしれません!
(:3_ヽ)_