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【Azure SC-300】約35時間で合格した体験記と反省

Last updated at Posted at 2024-08-20

1.はじめに

どうも、ARIの名古屋支社に勤務している愛知県民こと、
新藏(にいくら)と申します♪
(/・ω・)/

最近Microsoft関連の研修を受け、セキュリティについて学んだということで、
約35時間の勉強でSC-300を取得しました!

そこで今回はSC-300の合格体験記を記事にしたいと思います♪
SC-300やMicrosoftに興味がある方の参考になれば幸いです。
(*^^)v

2.SC-300とは

まずはじめにSC-300がどういう資格なのかについて、
一言で言うとAzure上のセキュリティに関する知識を証明する資格の1つで、中難易度の資格となります。

試験時間は100分で、60問前後の問題が出て、700/1000以上なら合格です。

また、Microsoftの公式サイトには以下の様な記載があります。

Microsoft の ID およびアクセス管理者は、Microsoft Entra ID (ID) を使用して、組織の ID およびアクセス管理を設計、実装、運用します。 次の ID の完全なサイクルを構成して管理します。

  • Users
  • デバイス
  • Microsoft Azure リソース
  • アプリケーション

(中略)
評価されるスキル

  • ユーザー ID の実装と管理
  • 認証とアクセス管理を実装する
  • ワークロード ID の計画と実装
  • ID ガバナンスの計画と実装

引用:https://learn.microsoft.com/ja-jp/credentials/certifications/identity-and-access-administrator/?practice-assessment-type=certification

3.教材

次に使用した教材を紹介します

SC-900の記事と同じような構成のため、
SC-300とSC-900を比べて、特に違うと感じた点は赤字で記載します。

3.1.Microsoftの無料テキスト おすすめ度:★★☆☆☆

こちらはMicrosoftの無料テキストで、SC-300で必要な知識を勉強できる教科書的なものです。

おすすめポイントは以下となります!

  • SC-300に必要な知識がチャプターに区切られ、網羅されている
  • 1チャプターを読み終えると2,3問の確認問題があり、復習ができる
  • Microsoftアカウントがある場合、アカウントに経験値がたまる

逆に気になった点は以下となります。

  • テキストの量がとても多く、覚えようとすると大変

3.2.Microsoftの無料問題集 おすすめ度:★★★☆☆

続きまして、Microsoftの無料問題集です。
ランダムに50問が出てきて、試験のような形で勉強ができます。

おすすめポイントは以下となります!

  • Microsoftが出しているので、試験に出やすい部分がなんとなくわかる
  • 出題される問題がランダムなので「問題を暗記」になりにくい
  • 回答だけでなく、解説が付いている

逆に気になった点は以下となります。

  • 間違ってブラウザを閉じると最初からやり直しになる
  • 日本語が少しおかしい問題がある
  • 一部、体験できない試験形式がある

試験形式については、後述します。

3.3.Udemyの有料問題集 おすすめ度:★★★★★

最後にUdemyの問題集となります。
こちらは45問・50問の合計90問の問題集で、演習できるのでおすすめです♪

おすすめポイントは以下となります!
・複数回実施した時でも過去の結果が見れる
・回答だけでなく、解説が付いている
実際の試験で出る形式を体感できる

逆に気になった点は以下となります。
・少し問題数が少ない
・問題文が英語(ブラウザの翻訳機能を使えば問題なし)
・問題の順番が毎回同じなので、「問題を暗記する」になる可能性がある
・有料(自分は気になりませんでしたが・・・)

4.具体的な勉強方法

本章では、具体的な勉強方法について説明します。
自分の場合、以下の順番で勉強しました。

①Microsoftの問題集をとりあえず2周解く、回答を見て軽く復習(3時間)
 →試験形式を理解し、出てくる単語を把握しました(単語に対する理解は②で実施)

②Microsoftの無料テキストを一通り読む(15時間)
 →①で出た単語は重点的に読みました・・・が量が多く、完全には覚えきれませんでした

③再度①の問題集を解き、復習し、正答率85%前後になるまで繰り返す(12時間)
 →自分の場合は①と合わせて5,6周しました

④Udemyの問題集を2周解き、回答を見て復習(5時間)
 →時間が足りず、あまり復習できませんでした

SC900の時と同じ勉強法でしたが、色々反省があるので次の章でまとめます。

そして受験はテストセンタにて実施し、ギリギリで合格することができました・・・
(;^ω^)

スコアレポート.png

5.反省点

この章では、今回の試験における反省点についてまとめていきます。

5.1.テスト形式についての知識が浅かった

今回の最大の反省点は、テスト形式に関する知識が浅かった点と感じています。

試験を受けるまでは単純な3,4択の問題が60問くらい出る認識でしたが、
実際の試験ではユースケースに即した選択問題等、色々な試験形式で出題がありました。

前述のUdemyの問題集 をより時間をかけて解いておけば、
慣れた状態で試験に臨めたと思います。

また、試験中にMicrosoft Learnで検索してOKということも本番で知ったので、
試験形式に対する理解が不十分だったというのが最大の反省です。

5.2.テキストの勉強順番を間違えた

5.1節と関連するのですが、今回は最後にUdemyの問題集を解いたので、
試験形式への理解が浅いまま本番となりました。

私個人としては、以下の順番で勉強するのが良さそうと感じています。

①MicrosoftとUdemyの問題集をとりあえず1周解く、回答を見て軽く復習(3時間)
 →試験形式を理解し、出てくる単語を把握する(単語に対する理解は②で実施)
  問題を解きつつ、問題形式を把握する

②出てきた単語をMicrosoftの無料テキストやMicrosoft Learnで調べて理解する(10時間)
 →すべて読むと大変なので、出てきた単語を中心として勉強する
  Microsoft Learnは試験中にも使用できるので、どのようなキーワードで調べると良いかを把握する

③再度①の問題集を解き、復習し、正答率85%前後になるまで繰り返す(17時間)
 →特にUdemyの問題集を重点的に解く

6.おわりに

ここまで読んで下さり、ありがとうございます!!!
(^^)

今回は反省もありつつ、何とか資格取得できた件を記事にしました♪
引き続き頑張ります
(:3_ヽ)_

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