1.はじめに
どうも、ARIの名古屋支社に勤務している愛知県民こと、
新藏(にいくら)と申します♪
(/・ω・)/
最近Microsoft関連の研修を受け、セキュリティについて学んだということで、
約35時間の勉強でSC-300を取得しました!
そこで今回はSC-300の合格体験記を記事にしたいと思います♪
SC-300やMicrosoftに興味がある方の参考になれば幸いです。
(*^^)v
ちなみに、AZ-900とDP-900とSC-900は取得済でその時の体験談は以下となります。
【Azure】約25時間の勉強でAZ900を取得したので、勉強方法やコツを共有してみる
2.SC-300とは
まずはじめにSC-300がどういう資格なのかについて、
一言で言うとAzure上のセキュリティに関する知識を証明する資格の1つで、中難易度の資格となります。
試験時間は100分で、60問前後の問題が出て、700/1000以上なら合格です。
また、Microsoftの公式サイトには以下の様な記載があります。
Microsoft の ID およびアクセス管理者は、Microsoft Entra ID (ID) を使用して、組織の ID およびアクセス管理を設計、実装、運用します。 次の ID の完全なサイクルを構成して管理します。
- Users
- デバイス
- Microsoft Azure リソース
- アプリケーション
(中略)
評価されるスキル
- ユーザー ID の実装と管理
- 認証とアクセス管理を実装する
- ワークロード ID の計画と実装
- ID ガバナンスの計画と実装
3.教材
次に使用した教材を紹介します
SC-900の記事と同じような構成のため、
SC-300とSC-900を比べて、特に違うと感じた点は赤字で記載します。
3.1.Microsoftの無料テキスト おすすめ度:★★☆☆☆
こちらはMicrosoftの無料テキストで、SC-300で必要な知識を勉強できる教科書的なものです。
おすすめポイントは以下となります!
- SC-300に必要な知識がチャプターに区切られ、網羅されている
- 1チャプターを読み終えると2,3問の確認問題があり、復習ができる
- Microsoftアカウントがある場合、アカウントに経験値がたまる
逆に気になった点は以下となります。
- テキストの量がとても多く、覚えようとすると大変
3.2.Microsoftの無料問題集 おすすめ度:★★★☆☆
続きまして、Microsoftの無料問題集です。
ランダムに50問が出てきて、試験のような形で勉強ができます。
おすすめポイントは以下となります!
- Microsoftが出しているので、試験に出やすい部分がなんとなくわかる
- 出題される問題がランダムなので「問題を暗記」になりにくい
- 回答だけでなく、解説が付いている
逆に気になった点は以下となります。
- 間違ってブラウザを閉じると最初からやり直しになる
- 日本語が少しおかしい問題がある
- 一部、体験できない試験形式がある
試験形式については、後述します。
3.3.Udemyの有料問題集 おすすめ度:★★★★★
最後にUdemyの問題集となります。
こちらは45問・50問の合計90問の問題集で、演習できるのでおすすめです♪
おすすめポイントは以下となります!
・複数回実施した時でも過去の結果が見れる
・回答だけでなく、解説が付いている
・実際の試験で出る形式を体感できる
逆に気になった点は以下となります。
・少し問題数が少ない
・問題文が英語(ブラウザの翻訳機能を使えば問題なし)
・問題の順番が毎回同じなので、「問題を暗記する」になる可能性がある
・有料(自分は気になりませんでしたが・・・)
4.具体的な勉強方法
本章では、具体的な勉強方法について説明します。
自分の場合、以下の順番で勉強しました。
①Microsoftの問題集をとりあえず2周解く、回答を見て軽く復習(3時間)
→試験形式を理解し、出てくる単語を把握しました(単語に対する理解は②で実施)
②Microsoftの無料テキストを一通り読む(15時間)
→①で出た単語は重点的に読みました・・・が量が多く、完全には覚えきれませんでした
③再度①の問題集を解き、復習し、正答率85%前後になるまで繰り返す(12時間)
→自分の場合は①と合わせて5,6周しました
④Udemyの問題集を2周解き、回答を見て復習(5時間)
→時間が足りず、あまり復習できませんでした
SC900の時と同じ勉強法でしたが、色々反省があるので次の章でまとめます。
そして受験はテストセンタにて実施し、ギリギリで合格することができました・・・
(;^ω^)
5.反省点
この章では、今回の試験における反省点についてまとめていきます。
5.1.テスト形式についての知識が浅かった
今回の最大の反省点は、テスト形式に関する知識が浅かった点と感じています。
試験を受けるまでは単純な3,4択の問題が60問くらい出る認識でしたが、
実際の試験ではユースケースに即した選択問題等、色々な試験形式で出題がありました。
前述のUdemyの問題集 をより時間をかけて解いておけば、
慣れた状態で試験に臨めたと思います。
また、試験中にMicrosoft Learnで検索してOKということも本番で知ったので、
試験形式に対する理解が不十分だったというのが最大の反省です。
5.2.テキストの勉強順番を間違えた
5.1節と関連するのですが、今回は最後にUdemyの問題集を解いたので、
試験形式への理解が浅いまま本番となりました。
私個人としては、以下の順番で勉強するのが良さそうと感じています。
①MicrosoftとUdemyの問題集をとりあえず1周解く、回答を見て軽く復習(3時間)
→試験形式を理解し、出てくる単語を把握する(単語に対する理解は②で実施)
問題を解きつつ、問題形式を把握する
②出てきた単語をMicrosoftの無料テキストやMicrosoft Learnで調べて理解する(10時間)
→すべて読むと大変なので、出てきた単語を中心として勉強する
Microsoft Learnは試験中にも使用できるので、どのようなキーワードで調べると良いかを把握する
③再度①の問題集を解き、復習し、正答率85%前後になるまで繰り返す(17時間)
→特にUdemyの問題集を重点的に解く
6.おわりに
ここまで読んで下さり、ありがとうございます!!!
(^^)
今回は反省もありつつ、何とか資格取得できた件を記事にしました♪
引き続き頑張ります
(:3_ヽ)_