はじめに
皆さんは快適なRailsライフを過ごすのにRailsConsoleを欠かせないものですよね/
自分も検証はほとんどRails Consoleを使うほどのRailsConsoleジャンキーです。
そこで、RailsConsoleジャンキーにもおすすめなRailsConsoleをより良いものにするGemの紹介とRailsConsoleのTipsについて紹介します。
Gem Pry
ド定番のGemですね。
導入方法はGemfileに以下の記述を入れるだけです。
gem 'pry-rails'
もともとのirbが以下のように表示されますが、
irb(main):016:0> Color.first
Color Load (2.2ms) SELECT `colors`.* FROM `colors` WHERE `colors`.`deleted_at` IS NULL ORDER BY `colors`.`id` ASC LIMIT 1
=> #<Color id: 1, display_order: 1, name: "白", color_code: "#ffffff", created_by: "", created_at: "2016-10-11 19:22:13", updated_by: "", updated_at: "2016-10-12 20:34:28", deleted_by: "", deleted_at: nil>
irb(main):017:0>
pry-railsを導入すると
上記のように整列されて見やすくなりましたね。
他にもPryを導入したことによる機能として、
-
↑
キーで過去に使用したコードの検索 -
tab
キーでメソッドの補完 -
show-routes
コマンドで登録してあるRouteの表示 -
show-models
コマンドで登録してあるModelと属性を表示
などなどirbがより便利になります。
Gem awesome_rails_console
Pryで大方きれいになりましたが、もっとConsoleをより良いものにしたい欲望(少なくとも自分は)が出たので、awsome_rails_consoleを導入します。
いつもどおりの
gem 'awesome_rails_console'
で導入できます。
で、どうなるかというと、
が
になります。
- 整形されてより見やすくなる
- 色がカラフルになり見やすくなる
- enumに対応した値が表示される
といった要素が追加され、よりわかりやすくなりましたね🎉🎉
Rails Console Tips
最後にRailsConsoleで使えるTipsを紹介します。
- Railsでの変更内容を更新する
reload!
Development [1] app(main)> reload!
上記のコマンドを実行すると、Railsで変更した内容をリロードして使用することができます。
ですので、変更したあとにconsole再起動しなくてすみます。
- コントローラで使用する
_path
,_url
を確認する方法
app.xxxx_path
またはapp.xxxx_url
で確認できます。
Development [1] app(main)> app_root_path
"/"
Development [2] app(main)> app_root_url
"http://www.example.com/"
-
↑
キーで過去に使用したコードの検索(Rails5.2.1で確認) -
tab
キーでメソッドの補完(Rails5.2.1で確認)
実は上記2つの機能についてはRails5.2.1でデフォルトで実装されています。
参考文献
RailsConsoleについて、よりよいgemやコマンド等ありましたらコメントよろしくおねがいします
明日は @yuyasat さんです!
よろしくおねがいします。
(*) gem hirbについては、導入しましたが、こちらの環境では反映されなかったため、今回の紹介記事から省きました。