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reCAPTCHA Classic の自動移行プロセスについて

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reCAPTCHA Classic 管理コンソールの終了に向けた移行

reCAPTCHA Classic は、これまで google.com/recaptcha/admin の独立した管理コンソールでキーを発行・管理する仕組みでした。
Google Cloud のプロジェクトとは別の体系で、Google アカウント単位でキーの所有権が紐づいているという点が特徴です。

Google はこの管理体系を、Google Cloud のプロジェクト管理に統合する移行を進めています。
スケジュールは、2025年第1四半期に通知開始、2025年第4四半期に自動移行開始、2026年第1四半期に完了予定となっています。

自動移行プロセスの仕組み

自動移行プロセスは、キーの所有者による操作を待たずに実行されるという点がポイントです。
Google Cloud のプロジェクトが自動的にプロビジョニングされ、そのプロジェクト配下の Fraud Defense に、既存の reCAPTCHA キーが関連付けられます。
Fraud Defense のコンソールには鍵タブがあり、そこに移行された reCAPTCHA キーが一覧表示されます。

"Accept Your Invitation to Manage reCAPTCHA on Google Cloud" のような件名の通知メールが届いた時点で、対象のキーはすでに新しい Google Cloud のプロジェクトに紐づけられた状態になっています。
Accept を求められているのはキーそのものの移行ではなく、移行済みのプロジェクトの所有権という点に注意が必要です。

「Accept」しない場合に何が起きるか

キーは Accept しなくても引き続き機能します。
既存のサイトやアプリケーションからの reCAPTCHA 検証は、通知を無視していても止まりません。

一方で、キーの管理には制約がかかります。
作成・削除・変更といった操作を行うには、招待された Google Cloud のプロジェクトを Accept する必要があります。
Accept しない限り、Admin Console からキーを削除することもできないという点に注意が必要です。

通知が届いたときの対応手順

対象アカウントで Admin Console にログインし、招待に応じます。
Accept すると、紐づいた Google Cloud のプロジェクトが確定するので、そのプロジェクト名と ID を確認します。

すでに Google Cloud の組織を運用している場合は、自動移行で作成されたプロジェクトをその組織に migrate することができます。
既存のプロジェクトから reCAPTCHA を一元管理したい場合は、そのプロジェクトに新しいキーを作成し、移行されたキーはそちらの運用に寄せていく形になります。

キーが実際には使われていないと分かり、削除したい場合は、Accept したうえで削除します。
Accept しないとキーの削除自体ができないため、不要なキーであっても、後始末には一度 Accept する手順を踏む必要があるという点は覚えておきたいところです。
自動で作成されたGoogle Cloudのプロジェクトも忘れないうちにシャットダウンしておくと良いでしょう。

まとめ

自動移行プロセスによってはキーの移行進んでおり、メールを放置していても既存サービスへの影響はすぐには出ません。
一方で、キーの管理権限を保ち続けるには Accept が必要なことと、Accept 後に新しいプロジェクトが実体として残ることは理解しておく必要があります。
放置すると、誰も把握していない Google Cloud のプロジェクトが残ることになるため、注意が必要です。自動移行プロセス対応完了のメールが届いたら確認して適切に対応しておきましょう。

参考

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