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はじめに

開発を続けていると、いつの間にかストレージの空き容量がなくなっているときがあります。macOSをアップデートしたいのにダウンロードできない、ビルドが失敗する、などに影響が出てきます。

ここでは、macOS のストレージが逼迫した際の調査方法と、私がよくやる削減方法をまとめます。

調査

どのディレクトリが容量を逼迫しているのかを特定します。よく使うコマンドとしては、df コマンドとdu コマンドです。

df コマンドと du コマンドを使いながら、大きいところから順に深堀っていきます。

以下に記載している df / du コマンドは BSD 実装(macOS)を前提としています。GNU 実装(Linux)とは一部オプションが異なるためご注意ください。

df コマンド

df コマンドはディスク全体の使用状況を確認するコマンドです。これで全体感を把握します。

$ df -h

-hHuman-readable であり、バイト数をそのまま表示するのではなく、人間が読みやすい単位に自動変換してくれるオプションです。

オプションの詳細は man ページで確認できます。

$ man df

macOS の場合、/(システム)と ~(ホーム)が異なるボリュームに乗っていることがあるため、両方確認しておきます。

$ df -h /
$ df -h ~

du コマンド

du コマンドは特定のディレクトリ以下の容量を再帰的に集計するコマンドです。再帰的に集計するため、対象が大きいと時間がかかる点に注意してください。

$ du -sh ~/hoge/*
$ du -sm ~/hoge/* 2>/dev/null | sort -rn | head -20
  • -s: 指定したファイル・ディレクトリそれぞれについて 1 行だけ表示する(-d 0 と同等)
  • -h: Human-readable であり、バイト数をそのまま表示するのではなく、人間が読みやすい単位に自動変換してくれる
  • -m: MB単位で表示する

出力結果から、怪しいディレクトリが見つかったら、そのディレクトリに対して du -sh する、という繰り返しで原因を特定します。

よくやる削減方法

Docker / Rancher Desktop がストレージを逼迫していた場合

コンテナ・イメージ・ボリューム・キャッシュ等をまとめて掃除します。実施してよいかの[y/N]が出力されますので、問題なければ実行してください。

$ docker system prune --volumes

Yarn のキャッシュがストレージを逼迫していた場合

Yarn はパッケージのキャッシュをローカルに保存しており、以下のコマンドで削除できます。

$ yarn cache clean

おわりに

2026 年 6 月現在、Claude Code などのAI ツールに調査を指示すれば、原因の特定から対処法の提案までやってくれます。

ただし、どのようなコマンドを使っているのか、どのような仕組みで解消しているのかといった基礎を知っているかどうかで、提案内容を責任をもって判断できる確度は変わります。AI を活用しつつも、土台となる知識を持っておくことは依然として重要なのかもしれません。

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