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「就」士1年が初めて挑戦したハッカソン

Last updated at Posted at 2024-05-22

自己紹介

こんにちは、以前投稿してから、予定通り大学院に進学し、現在修士1年の学生です。就職活動へ向けたインターンシップ獲得のために、躍起になっている時期です。

今回は、5月に受けたBIPROGY様の2Daysハッカソンに関する感想と、これからハッカソンに挑戦する人が少しでも参考になる記事となればいいと思っています。

そしておそらく来年もこのハッカソンイベントがあると思いますのでみなさん参加してみてください!

(追記)
同じチームのメンバーの方も書いてくれています、LINE APIの大部分を担当してくださった形なので、技術面ではこちらの記事が参考になると思います!
https://qiita.com/tduna/items/4267d3c1dfcdb72296fe

目次

  1. BIPROGYとは?
  2. BIPROGY DX HACKの流れ
  3. 成果物
  4. 終わりに

BIPROGYとは?

私は最初にこの社名を聞いて、正直ピンときませんでした。
2年前くらいに社名が変わったようで、旧社名は日本ユニシスです。もしかしたらそちらの方がピンとくる方が多いのかも?

BIPROGY DX HACK -User's voice "Solve the problem"-

今年2024年は5月と6月の2回開催でした。
就活のイベントとしてはかなり早い段階で実施されていて、私の周りの参加者はサマーインターンのESに書く実績づくりとして利用する人が多かったイメージです。

実は私は、情報系の学生でありながら、ハッカソンというイベントに初めて参加しました。
それなりに緊張しましたが、技術面でのサポートが手厚くて、初めてでもすごく参加しやすかったです。

今回いただける賞は今回は6つありました。

最優秀賞
優秀賞
技術部門賞
オーディエンス賞
技術協力会社様の賞 
- Kintone賞
- LINE賞
私たちのチームは、最優秀賞をいただくことができました!!!

イメージ-1.jpg

このイベントの特徴としては、事前に用意されたユーザーの課題ベースのプロトタイプ開発という点に尽きると思います。顧客を想定し、その課題を解決するためのサービスを考えます。

Day0 顔合わせ

チームとの顔合わせ、自己紹介、会社説明、本番スケジュールをざっくり確認しつつ、TeamsやoVice、miroなど当日使うツールにちゃんとログインできるかなどのチェックを行いました。私はこれらを全て使ったことがあったので、全く苦戦しませんでしたが、初めて使うサービスがあった人はちょっと苦戦していた感じがしました。もしこのイベントに参加を検討している人はそれぞれのサービスについて簡単に調査しておくといいかもです。

2Daysとは言いつつも、この顔合わせはそれよりも前の平日に実施します。忙しい毎日を送っている皆さんだと参加するのが難しい人もいるかもしれませんが、2日間で作品を作るこのイベントではチームワークは特に大切になってくるので、できる限り参加しましょう。私も元々あったバイトをキャンセルして参加しました。

ここでチームのメンバー仲良くなっておけば、スムーズに本番スタートダッシュできます!

Day1 本番

朝の9時からいよいよスタートです。
土曜日に早起きするのは大変でした

午前は進行の説明やチームでのアイスブレイクから始まりました。
前述の通り、初めましての人が2人いたので、自己紹介にかなり時間を使いました。周りはすでにチームが出来上がってる中だったので、かなり焦りました…

ここでチームリーダーやタイムキーパーを決めていくのですが、私がDay0でグループの場を回していてこともあって、Day0からいたメンバーに推薦してもらいました。初めてのハッカソンでリーダーを任されるのはそれなりにドキドキしていました。

チーム名もここで決めました。私たちのチームは、班員の趣味の釣りで、特に好きなサカナを挙げてもらった結果カサゴだったので、チーム名は「KasaGo」になりました。

この後はDay0で用意していた顧客の方への質問を、実際に質問するタームになります。
それを元に企画を立案し、実際のサービス作りに入ります。それにあたって、午前中終了時点でこれからどのようなサービスを作っていくかを簡単に発表し合いました。2日間の開発は本当に時間がないので、ランチを食べる時間も相談に充てています。

方針を全体で共有した後は、早速制作に取り掛かります。
その際、必要に応じて技術説明会に参加することができました。

今回技術サポートを頂いたのは以下の企業です

Kintone
LINE

APIやライブラリの使い方について説明をしていただいて、困ったときは質問も可能でした。

ここからは開発しまくります。

私の担当は主に進捗管理で、バックエンドは技術面でもkintone様の力を借りて開発しました。
さて、私はリーダーを任されたため、ここからその手腕が試されることになります。

私は、チームは和やかに緩く開発する、でも進捗は確実にうむ、を目標にチームメイクするよう心がけました。
この甲斐あって、最後までチームの雰囲気は最高の状態だったと思います。

最高でしたこのチーム。

Day2

朝から終わるまで気合いです。
この頃にはチームメイトだけでなく、メンターの方とも関係性ができてきて、1日目よりもメンターに頼りやすい雰囲気になるので、どんどん頼りましょう。
LINE様、Kintone様のサポートが大変役に立ちました。

時間が足りないイベントなので、とにかく取捨選択が大切です。

この機能を実装しようとすると、こういう弊害があるけど…のようなことは深く考えず、とりあえず形にすることを目標に進めました。

また、スライドで発表するので、そこも気を抜けません。成果物が動く様子をスライドに貼り付けようとすると、終了時刻の30分前くらいまでには全て出来上がっていて、それを撮影→貼り付け→手直しとしていたら、あっという間に締め切り時刻になります。私たちの班も締め切り10秒前にスライドを提出しました(汗)

スライドもかなり大切です。作品自体が大切なのはいうまでもないんですが、最後にもらったフィードバックにもスライドのデザインに言及されている方がそれなりにいたので。スライド作りに注力してくれたチームメイトに感謝です。

そのあとは実際に発表して、審査結果を待つわけですが、私たちの班は最優秀賞をいただけたので嬉しかったです。

受賞後の振り返りの時間のずっと楽しくお話しすることができました。

成果物

ここまで流れを説明してきましたが、結局お前は何を作ったの?というところをまだ説明していませんでした。

私たちは、ユーザーの課題を解決するために、生成AIを使った話題提供BOTをLINE上で提供するサービスを開発しました。2024年5月はGPT-4oが発表されたばかりで生成AIが非常に暑い時期だったので、そこも評価対象として見て頂けた印象です。

成果物の概要

成果物はLINE Botを二つ使っています。それぞれについてこのような流れになっています。

LINE Bot①

スクリーンショット 2024-05-21 17.06.47.png

まずは、ここで事前にグループ参加者がそれぞれの情報を入力します。出身地や趣味など、こちらが事前に設定しておいた共通点を見つけやすい質問に答える形です。ここでLINEに入力した情報はkintoneのデータベースに記録されます。

LINE Bot②

スクリーンショット 2024-05-21 17.08.20.png

この図は先ほど入力したデータを使って、生成AIが話題を提供してくれる流れを説明しています。

実際のアプリ

スクリーンショット 2024-05-21 17.10.20.png

ここでは今回の開発メンバーで作ったグループでの動作例を紹介します。
メンバーにサッカー観戦が趣味の人と、野球観戦が趣味の人がいたので、話題を求めると、最近話題のスポーツ選手についての話題を提供してくれます。

このアプリは今回ヒアリングしたユーザーの課題を少しでも解決することができるものになったと思います。

終わりに

初めてのハッカソンで不安がいっぱいだったものの、最終的にチームをまとめ上げ、チームリーダーとして最優秀賞をいただけたのは非常に良い経験になりました。

BIPROGY様は、サマーインターンをはじめ、イベントが盛りだくさんのようなので、時間の許す限り挑戦できたらいいと思います。

主催者のBIPROGY様、技術提供をして頂きましたKintone様LINE様、メンターの方々そしてチームメンバーの皆様ありがとうございました!

追伸

26卒院生就活生なのでこの記事まで辿り着いてくださった人事の方、よろしくお願いします!!!
また、この記事は過去にこのイベントに参加されたであろう先輩(勝手にすみません。)の記事の流れを大いに参考にしています。(参照記事:https://qiita.com/hiro2do/items/eb7639686be8f34619c8)

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